ミシる
我が家の駄犬レディアは基本的に散歩がキライである。
世の多くのイヌは散歩に行くよというと欣喜雀躍し、
いったん散歩に出ると、帰りたがらなくて抵抗するイヌも多いと聞く。
しかし、コイツは逆である。
室内犬なので散歩の主たる目的は「排泄」であり、
「運動」は従である。
彼女もそれがわかっていて、しぶしぶ散歩には出るが、
「大」「小」を済ませると、
さあ、もういいでしょ、
といわんばかりに帰り支度にはいることが多い。
無理に散歩を続けさせようとすると、
肢を踏ん張って、引かれまいとミシミシと抵抗する。
このレディアのマニューバーを我が家では「ミシる。」と呼称している。
雨の日や、風の強い日はもう、
顔が変形するくらいミシる。
まあ、もう、老犬なので、そこまでミシるのは、
体調が悪いのかかなあ、
まあ、無理はさせられないなあ、
などと思うと、さっと方向転換して尻尾を上げて嬉々として帰路につく。
特に昨年秋あたりから増えたなあ。
この時は、方向転換でアタマがいっぱいで、
いったん石段ではない方向に向かいかけた。
で、帰ってきて疲れてるかと思いきや、
朝メシはこの勢いである。
顔、笑ってるし・・・・。
まあ、食欲旺盛で何より。(^^;


コメント/トラックバック トラックバック用URL: