ミイラの叫び
そして、またまたミイラネタである。(*^^)v
この間のミイラ展に行って一番意外だったのは、
子供が多かったこと。
日曜日ではあったし、科博はもともと子供が多いが、
恐竜展や、昆虫展に比べて、ミイラ展は子供的にはどうなの?
と、言うより、ワタシがもし子供だったら、
「ミイラ展なんて、ゼッタイ見ない、行きたくない。」
なぜって、そりゃ、コワイから。
ワタシが子供のころ、怪物、モンスターといえば、
「ドラキュラ伯爵」、「狼男」、「フランケンシュタイン」が3役であり、
これは、マンガ「怪物くん」を見ても分かる。
その他のモンスターが、
「半魚人」であり「せむし男」であり、そして「ミイラ男」なのだった。
この中でダントツで恐かったのが「ミイラ男」であった。
何がコワイって「ミイラ」には「呪い」がつきものだ。
子供のころに読んだ「ツタンカーメンの呪い」が大きく影響している。
王家の墓をあばいた発掘者が次々に呪い殺されるという話が
「実話」として、少年誌に紹介されていた。
噛みつかれたり、水中に引き込まれるのも怖いけど、
「呪い」による死は、逃れようのないかんじなので、そこが恐ろしい。
実際には王家の呪いの話は、
多分に脚色が加わったフィクション部分が多かったらしいが、
当時は、そんなこと思いもよらず、
ひたすら「ミイラ、怖え(゚Д゚;)」と思ったものだ。
当時の子供向けのマンガやテレビにもミイラはよく登場。
ウルトラマン第12話「ミイラの叫び」。
予告編を見てみるのをやめようかと思ったくらい。
怪獣ドドンゴは、なかなか秀逸だった。
予告編でこの怪獣が出てなかったら見なかったと思う。
ユニバーサル映画の元祖「ミイラ男」はもっと怖かった。
タイガーマスクの覆面チャンピオンシリーズにも
「ザ・エジプトミイラ」なるレスラー登場。
覆面レスラーのチャンピオンを決めるファイナルマッチでは
「ライオンマン」とタッグを組み、タイガーマスクを苦しめる。
この時、タイガーマスクがタッグを組んだ「グレイト・ゼブラ」は
実は、ジャイアント馬場だったという梶原一騎氏のオチ。
この「ザ・エジプトミイラ」は包帯にコショウやシビレ薬を仕込んで、
相手を弱らせる、というセコイ反則で、あまり怖くなかったけど。
まあ、ともかく、今の子はミイラは怖くないのかしら。
ワタシも大人になったので、
昼間の展示はとくにビビることなく、フツーに見ましたが、
それでも閉館後、夜に会場内を見回る警備の仕事は、絶対イヤです。
いきなり、ミイラがくわっと目を開けるかも、と思うと・・・・・。(>_<)
たしか、ウルトラマンでも最初に殺されたのは、夜間巡視の警備員だった。
ところで最後に全く関係ない話ですが
「ミイラ」は漢字で書くと「木乃伊」。
かなりの何読語であるが、
以前からこの文字を見ると中華料理の「木須肉(ムーシュウロー)」
を、思い出しちゃうワタシです。
(「木」ではじまる3文字の難読漢字ということか (^_^;)。)


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