マクラーレンMP4/2
昨年暮れから取り組んでいたマクラーレンMP4/2。
年内完成を目指していたが、お正月にようやくシェイクダウン。
1984年のドライバーズチャンピオン、コンストラクタ―ズチャンピオンの
ダブルタイトルを獲得したマシンである。
この年マクラーレンは、ニキ・ラウダが5勝、アラン・プロストが7勝をあげたが、
ドライバーズタイトルは最終戦で0.5ポイント上回ったラウダが手にした。
と、いうことでイギリスグランプリ優勝のラウダ師匠の仕様です。
ちなみにワタシはタバコ反対派ですが、やはり再現性という観点から
マルボロロゴは社外品にてフォローしています。
あるはずのところに何も無いとカッコ悪いし。
ところで、この年ドイツグランプリでは
すでにマシンのタバコ広告が禁止になりストロボに代えられている。
イギリスグランプリが、タバコ禁止になるのは翌年から。(だったと思う。)
カウルを開けると90年代のF1に比べ驚くほど小さなTAGポルシェ製ターボエンジン。
その分、デカいのがドライバーズシートとの間にあるガソリンタンクで、
この年レギュレーション変更で250リットルが220リットルになっているが、
昨今のF1は100リットルちょいなので、ざっと倍は違う。
今と違ってまだ、社会的にエネルギー問題はあまり問題にされず、
ガンガンガソリンぶち込んでバリバリエンジンを回す時代であった。
やはり、20世紀のF1マシンはイイっすね。
しかし、きたねーな机の上。(^^;)


コメント/トラックバック トラックバック用URL: