ポルシェ962C
新年からプラモデル在庫やっつけ製作を開始しイタレリやバンダイの模型を作ったが、
何といってプラモデルといえばタミヤである。
タミヤのプラモデルは考証や造形の正確さもさることながら、
組み立てやすさ、作っていて楽しい、というのがその最大の魅力である。
このメーカーがなかったらワタシはこの歳まで模型作りなどしていなかったかもしれない。
と、いうわけで、タミヤの古いプラモデルを在庫棚から引っ張り出してきた。
1990年の製品ですな。定価は1000円、貼ってあった値札は800円でした。
この当時は消費税あったっけ?
箱を開けてみるとランナーは1枠でシンプル。
タミヤには珍しくエンジンレスですね。
手間がかからず、歓迎。
だがなんと、ボディがウインドやヘッドランプを含め一体成型。
ボディのエアインテークの形もおかしい。
調べてみるとこれはもともとラジコン用のボディーをプラモデルに流用したらしい。
タミヤはこの前モデルのポルシェ956をモデル化してるのでこっちは手を抜いたようだ。
なんか、めんどくさそうでイヤな予感。
まずは、ウインド部分をマスキング。
表の部分はキットに付属するが裏はないのでマスキングテープから切り出し。
もうこの時点でちゃっちゃと完成させちゃおという気分。
しかし、サーファエーサーを吹くと、こんなところにパーティングラインが・・・・。
ここはペーパー掛けしにくい。
ヤスっては何回もサフを吹きなおし、相当時間をかけてやっと消えた。
ボディは単色だから楽だと思ったが、
冬場で乾燥のためホコリが入って何回も吹きなおし。
そして、デカールである。一見、大丈夫かと思ったが・・・・・。
やはり死んでいた。(T_T)
そこで、コレの登場。
死んでいるデカールに命を吹き込む透明ニス。
手芸用なのでデザインがちょっとアレである。
これをデカールに塗りたくって、何とか貼っていく。
最初から使うべきでした。
このあと数日間の乾燥を挟みつつクリアーがけを数回行う。
そして、コンパウンドで研ぎ出し。
粗目⇒細目⇒仕上げ目の順で磨いていく。
もう、途中からこの作品に対する「プラモデル愛」を失ってるので
やっつけ仕事で苦痛である。
ボロボロだがナントカ完成。
タミヤのモデルにしては相当出来が悪い。
以前作った長谷川の962Cの方がまだまし。
やはりラジコン上りが問題か。
まあ、大量の在庫が1台減ったということで。
このタミヤのポルシェ962C、色違いでもう一台タンス在庫があるんだなあ。


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