ホームでの第2戦を1-0で勝利し、10年ぶりのアジアチャンピオンに!
今日は、おそらく今年最も重要な試合。
ヘビーな戦いを征するためにヘビーなお店をチョイス。
「やまとや」名前もアジアを征する戦いにふさわしい。
相変わらず、ホントに営業してるのかというたたずまいであるが、
中は満席。
一つ空いてた場所に、相席でお願いした。
皆無言で座っている。
そして、アジアを征するために「和食」の「カツ丼」。
ただしライスは、おなかの負担を考え半ライス。
だがそれでも、通常のお店の大盛り以上、ふたも締まらず飛び出すトンカツ。
たっぷりパワーを(カロリーを?)充填し、秋の夕暮、向かうは埼玉スタジアム。
日はとっぷりと暮れた。
19時15分キックオフだが、今日は余裕をもって、到着。
腕には2006年Jリーグ優勝記念Gショック。
今日は浦和レッズのパーカーに、浦和レッズの黒セーター、
その下のシャツは赤、ジーパンは黒、ついでに寒さ対策で黒のヒートテック、
めったに履かないズボンの下のタイツもヒートテックの黒、
そして靴下とパンツは赤、とすべて赤黒レッズカラーの勝負服。
タイトルを賭けた決戦の場。
いままで、何度臨んだか、そして何度くやしさに打ちひしがれたか。
さすがに混んでる。
マッチデー買うのも行列だが、何とかゲット。
第1戦が1-1だったので、この試合勝てば優勝だが、
0-0のドローでも優勝できる。
だが、1-1の場合延長戦、2-2では負けというアウェイゴールルール。
もちろん、相手は最初から攻めかかってくるだろう。
早い時間に失点すると、途端にレッズが極めて不利になる。
さすがにバックスタンド上段までぎっしり。
皆さん、どういった経由でチケットを入手したのであろうか。
決勝戦なので、オープニングセレモニーがあり。
ワールドカップ決勝の時は富士山だったが、今日はタイコ。
前回のACL決勝の時はどうだったかなあ。
ちなみに2002年のワールドカップ決勝も
2007年のACL決勝レッズ対セパハンも現地スタジアムで見てますが、
ワールドカップ決勝はブラジル対ドイツだったので、
「お客さん」として余裕で見ていたが、
自分のサポートするチームとなると、
こんなセレモニーなんかどうでもいいから、早く試合を、という気になってしまう。
そして、選手入場とともにスタジアム・コレオグラフィー。
またまた、スゴイ。
しかし、自分であげてるところはどうなってるかワカラナイ。
今朝、ネットで拾いました。
これは、スゴイ。
先週のアルヒラルのコレオもすごかったが、
これは浦和レッズの方が1,2枚上手ですな。
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2017年アジアチャンピオンズリーグ決勝 第2レグ
浦和レッズ 1-0 アルヒラル (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 1-0)
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そして、キックオフ。
開始早々、長澤がシュートを放つなど、
浦和は守備的に引かず、積極的に攻めに出る。
これは、試合前から選手も言っていたし、当然そうするべき戦術である。
開始後、しばらくはアルヒラルの選手もピッチに慣れず、
またコレオグラフィーやレッズサポーターが作り出すアウェイの重圧に
やや臆した面もあり、
レッズの攻めを受けるが、
次第に落ち着きを取り戻し、ボールをつなぐようになる。
それにしても、このチームは中東のチームとは思えない、
ディシプリンを重んじたパスサッカーをやってくる。
しかも、身体能力が高く、体も強い。
その上、足が長い!
抜けるかに見えたレッズのパスに、足を延ばしカットするシーンが何回も見られた。
前半は五分五分、ガチの展開であった。
ただし、0-0ならばレッズ勝利なので、これはこれで良い。
そして、後半。
アルヒラルの怒涛の攻めが始まった。
レッズはゴール前に押し込まれ、クリアボールもことごとくさらわれ、
ラインを上げることができない。
後半25分くらいまで、酸欠状態のような展開が続く。
前回の対戦、前半レッズの先制後からこのようなタコ殴りにあい、
ついには失点してしまった。
アウェイでの1-1は上出来だが、
だが、今回ホームゲームでこの時間帯に失点するのは限りなくヤバイ。
粘り強いレッズの守りに、アルヒラルの選手は次第に焦りを感じ、
イライラを募らせてくる。
そう、前回も感じた、このチームの弱点はここなのだ。
案の定、78分相手サレム アルダウサリがイライラからのラフプレーにより
この日2枚目のイエローカードで退場。
レッズが1人多い状況となった。
しかし、油断はできない。
捨て身のアルヒラルに1点でも許せば、状況が一気に逆転してしまう。
74分イエローをもらっている宇賀神に代えて守備の要マウリシオ、
ついで84分に興梠に代えて高さのあるズラタンを投入。
納得の堀采配である。
そしてクライマックスは残り時間もわずかとなった88分に訪れた。
武藤のパスから上手く身を入れ替えたラファエルシルバが飛び出し、
思い切って放ったシュートは、クロスバーに当たってゴールイン。
スコアを1-0とする。
後ろのオジサンが「もらった~」と叫んだ通り、
これは勝利を大きく手繰り寄せる時間帯の得点だ。
スタジアム、5万7000人が総立ち。
アルヒラルも必死に攻めるが、もはや集中が切れ、パスミスが目立つ。
そして、4分のロスタイムをしのいで、歓喜のホイッスル。
ついに10年ぶり、2度目のアジア王者の栄光を手にした。
優勝セレモニー。
いまひとたび、コレオがスタジアム全体を彩る。
ついにここに戻ってきた。
浦和レッズ、アジアチャンピオン\(^o^)/
これは、是非、オーロラビジョンで見たいところだが、
残念ながら、今回の席ではオーロラビジョンが見えない。(^^;)
なので、この写真はオフィシャルから。
今季いろいろあったけど、昨年のチャンピオンシップの絶望から、
ナントカ、少しは這いあがることができた。
今年のリーグの成績、他のカップ戦の結果は決して満足のいくものではないが、
今晩のことを胸に、今後、2017年のレッズを思い出すことができる。
皆で歌う「We are DIAMONDS」。
今宵は格別。
これで、レッズは12月のクラブワールドカップに出場。
今年は日本開催ではなくUAEでの開催だが、
これ以上年末の忙しいときに
チケット争奪や、スケジュール調整に追われなくていいので、
これは、かえってありがたかったかも。
などと思いながら、帰路につく。
混んでるー、列が動かないー。
ついでに12月9,12,16日に味の素スタジアムで行われる東アジアカップも
レッズの選手が出ないのでいく必要がなくなり、
これもラッキーか(*^^)v
のんびりテレビ観戦と行きましょう。
「おまけ」
家で、レディアも応援してくれていたようです。


あなたのコメント ついにやりましたね~。ビッグタイトルをゲット出来ましたね。10年ぶりですか。ACL2度目のタイトル獲得は、とても、とても大きいです。嬉しすぎてコメントが思い浮かびませ。先生、大変おめでとうございます。
suzuki様
コメントありがとうございます。
ガンバが2008年に獲ったけど、2回目はレッズだけ。
何より19冠も獲って、ことしもまたリーグ優勝しそうな鹿島アントラーズが
このタイトルは獲ったことない、というのがウレシイねー。