ピーナッツのリスクとベネフィット
本日は節分。
節分といえば「豆まき」であるが、先ごろ消費者庁からこんなお知らせがあった。
ピーナッツやナッツ類は乳幼児の気道異物の原因として最も重要です。
この件については当ブログでもかつて記事にしたことがあります。「Pの悲劇」
この機会にもう一度強調します。
くれぐれもご注意ください。
そんな中、もう一つ目を引くニュースがありました。
アメリカ国立衛生研究所が示したデータで、
「幼児期のピーナッツ摂取はアレルギー予防になる」という発表です。
それによると、600人以上の幼児を対象とした臨床試験で、
早期にピーナッツの摂取を開始することで
アレルギーリスクの高い幼児の間でのアレルギー発症が81%も減少する
という結果が出たとのことです。
ガイドラインの要旨は
○ ピーナッツ・アレルギー発症リスクの高い幼児
(例:アトピー性皮膚炎や卵アレルギーのどちらか、もしくは両方を抱えている)
は生後4カ月から6カ月の段階から食事にピーナッツを含む料理を含ませるべきである。
しかし医療専門家の指導のもとで行なうこと。
○ 軽度から中程度のアトピー性皮膚炎
(炎症による慢性的な湿疹症状、食物アレルギーと関連性がある)
を持つ幼児はピーナッツを含む食事を生後6カ月頃から始めるべきである。
○ アトピー性皮膚炎や食物アレルギーを持たない幼児は
ピーナッツを含む食事を自由に開始すべきである。
コレはもちろん、食品としての話であって、
ピーナッツの形が気道異物リスクを起こすことには変わりませんから
ピーナッツバターやペーストなどの形で摂取するわけですけど。
ピーナッツはそのまま食べてはアブナイが、
加工して食べるべきだと。
ナルホド。
今まで授業で幼児にピーナッツを与えるなどもってのほかだ、
と講義してまいりましたが、今後は補足が必要ですな。


音響外傷になられたみたいですが、耳鳴りはありますか?
わたしも音響外傷でして。耳鳴りがあります。
音響外傷あとに映画館やカラオケにはいきましたか?
また、将来の聴力についての注意は医者からありましたか?できたらお答えお待ちしてます。