ビフテキ
先日ステーキを焼いて食べましたが、
かつてはステーキのことを「ビフテキ」と呼んでいましたね。
むろん「ビーフ・ステーキ」なので、「ビフテキ」なんですが、
要するに当時は牛肉は高級食材だった。
いま高級料理といえばフレンチとか京懐石などがイメージされるが
ワタシが子供のころは夢のご馳走≒ビフテキであった。
この辺、今では高級車というとベンツ、フェラーリあたりが想起されるが、
昭和30年代には高級車といえばキャデラックだった感覚に極めてよく似ている。
思い浮かぶのはこの話。
巨人の星第28話。
延長戦の上、東京都大会の決勝に駒を進めた青雲高校野球部のために
PTA会長伴大造氏が、決勝戦前に自宅で前祝いの食事会を催すのである。
そこで、供されたご馳走の数々だが、おそらくメインディッシュはビフテキであった。
たしか、テキにカツとかいってビフテキとトンカツが出たのでは・・・。
しかし、野球部、ユニホームのままメシ食うなよ。
天野先生は、この事態に憂慮していたが、コイツもトレーニングウエアだ。
結果的に食中毒か食べ過ぎかで、
伴宙太と星飛雄馬を除く全員がヒドイ下痢に見舞われ、
決勝戦は大ピンチになるのだが・・・
まあ、ビフテキの赤い部分みると、
時々チラッとこのエピソードが頭をよぎることはありますね。(^^;
と、ここまで書いて、ちょっとネットで調べたら、意外な事実が判明。
なんと「ビフテキはビーフステーキの略じゃない?」
↑ クリックしてみてください。知らなかったー、そうだったのかー。
じゃあ、「トンテキ」とかは文脈的にオカシイということか。
ちなみにここのお店のお肉、かなりいいお値段です。
少なくとも自分で焼く勇気はないなあ。


あなたのコメント この時、天野先生は星 一徹(臨時コーチ)だったらこう言った!と、全員に喝を入れたんですよね!その時の伴 大造の顔が忘れられないっす〜。