ノーベル平和賞はEUに
今年のノーベル平和賞は、EUになったそうだ。
ノーベル平和賞は他の部門とはちょっと毛色の違う賞である。
昔は無かったのかと思ったら、最初からあったのですね。
以前、オバマ大統領の時にもちょっと違和感があったが、
今回団体機関なのでなんか、ちょっとまた変な感じもする。
団体機関の受賞自体は過去にも何回もあり、
1999年の「国境なき医師団」の受賞の時なんかは、
ちょっと、ぐっときた。
でも、今、EU、ってのは、やはり政治的な配慮で、
ここでEUを崩壊させてはいけない、という趣もあるのかも。
まあ、考えれば、有史以来ヨーロッパは戦争の大陸だったわけで、
さまざまな国家、民族が、領土、主義、宗教などをめぐって、
常に争いを続けてきたわけだ。
現に第2次世界大戦の1939年から1943年までは受賞者なしになっている。
常に敵対してきたドイツとフランスが手を携えて
EUをけん引しているのを見ると、
将来的に東アジアもこのような平和的な歩み寄りができないものかと思ってしまう。
一昨年の劉暁波氏へのノーベル平和賞受賞に大反発して、
独自に中国版ノーベル平和賞
(孔子平和賞というらしい、一昨年出来て、もう無くなったとか?)
を設立した、隣国の民度を考えると、なかなか先は長いと思わざるを得ないが、
いつの日かそんな日が来ることを望む。
その場合、ヨーロッパの代わりにアジアだから、「EU」で無く、
名称は 「au」?
電話で良く話合おう、ってか。
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