ネクスト
さて、お正月のフェラーリ641/2、予定より2週間遅れの「納車」となったため、
先に述べたように、これでタミヤ1/12のF1はコンプリート。
しかし、スポーツカーモデルのストックやバリエーションキット、
そして、「難物」のプロター社のF1モデルのストックを合わせると、
まだ10台以上の在庫があり。
救い(?)は、タミヤの1/12F1モデルが、もうしばらく新作が発売されていないこと。
この間完成したフェラーリ641/2は1991年発売。
時のF1ブームに乗って、10年ぶりに1/12のF1マシンがプラモデル化されました。
金属製のサスペンション・アームやビスを多用した新世代の設計で、
精密でかつ作りやすいと絶賛されました。
実際に作っていて実に楽しいキットだと思いました。
この流れで翌1992年に
アイルトン・セナ最後のチャンピオン・マシン、マクラーレン・ホンダMP4/6、
そして1993年12月にナイジェル・マンセルが圧倒的な強さでチャンピオンを手にした
ウイリアムズ・ルノーFW14Bが、1年ごとに発売されましたが、
このウイリアムズ・ルノーを最後に、1/12のF1はモデル化されていません。
もう26年以上、ニューキットの発売がない、ということになります。
しかし、1990年のフェラーリ641/2、
1991年のマクラーレンMP4/6、
1992年のウイリアムズFW14B、
この3台、今振り返っても、歴史に残る名マシンで、
この前後10年のF1はこの3台で必要十分じゃないかな、という絶妙なチョイスです。
あえて、追加するのなら1988年に年間16戦中15勝を挙げた
マクラーレン・ホンダMP4/4 をいれるか、というところ。
その後の長いブランクがあるわけですが、
ただ、最近のF1マシンはどうもごてごてして、
オジサンモデラー的には食指が動きません。
なので、次はコレかな。
フェラーリ歴代のマシンの中でも超失敗作といわれた
「フェラーリ312T5」
1979年312T4で6勝を挙げ、
ドライバーズとコンストラクタ―ズのダブルタイトルをとったフェラーリは
ドライバーズ・チャンピオンのジョディ・シェクターと、
ポイント2位のジル・ヴィルヌ―ヴがそのまま1980年シーズンを戦ったが、
このニューマシン、312T5の出来があまりにひどかったため、
なんとシーズン未勝利に終わってしまった。
1979年の年間ポイントが113だったのに対し、
1980年はわずか8ポイントで、コンストラクタ―ズランキングは10位に沈み、
前年チャンピオンのジョディ・シェクターは
シーズン通じてわずか2ポイントしか取れず、
そのまま引退、という有様であった。
なんで、こんなマシンがキット化されているのか疑問である。
しかもキットは作りにくさでは定評のあるイタリア、プロター社製。
作りにくい上に、全く思い入れのないマシンとあって、
この半年間、眺めていたが、コロナ騒動で時間のある割には
一向に食指が動かず・・・。(ーー;)
しかし、ここにきて、ようやく着工。
昨日、パーツを中性洗剤で洗いました。
出来上がりはやっつけ仕事でソッコーででっちあげるか、
はたまたまた途中でモチベーションが切れて、
しばらく、お蔵入りになるか・・・。
それにしても、先週末に今年の日本グランプリ中止が発表され、
昨年の台風直撃に続き2年連続鈴鹿詣でができず、残念。
プラモデルを作りビデオを見て
何とか、来年の秋を待ちましょう。


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