トヨタ、ようやくルマン初優勝、ですが・・・・
今年のルマン24時間レース。
見事、トヨタTS020が優勝。
トヨタのホームページから。
しかも1-2フィニッシュ。
しかも優勝した8号車には中嶋一貴、2位の7号車には小林可夢偉と、
2人の日本人ドライバーが表彰台に立った。
しかし、何故かムナシイ・・・・。
実は、今年のルマン、総合優勝を狙えるLMP1クラスは、
トヨタ以外はすべてプライベータ―であった。
もともと「草レース」であるルマンは、メーカーが運営する「ワークス」チームのほかに、
数多くの「プライベータ―」が参加する。
総合優勝を狙うのは基本「ワークス」チームであり、
過去の歴史をみても
「フォード対フェラーリ」「ポルシェ対ランチア」「メルセデス対ジャガー」等々
ワークス対決がレースの盛り上がりを演出している。
昨年のアウディ撤退に続いて今回はポルシェが撤退したため、
最強クラスのワークスマシンはトヨタの2台のみ。
例えれば、市民マラソンに海外の金メダルランナーが出るようなもので、
まあ、勝って当然といえば、当然。
ただ、いままでも当然に限りなく使いレースを幾度となく落としてきたので、
この優勝は、まあ、ほっと一安心の優勝であったかも。
とくにチームスタッフ的には。
参考記事「TOYOTAの悲劇」「あの悔しさはすべて伏線だ」
翌日、朝日新聞は一面に記事ありでしたが。
たしかに「圧勝」なんですけど。
いままでが「悪夢」すぎたので、
これで「呪い(?)」が払拭できればいいですね。
今回はTOYOTAレーシングがインターネットで2台のオンボードカメラを生中継。
ずっと同じ画面で、見てて全く面白くないのですが、
いつクルマが止まるかわからないので「生存確認」のため時々開いて見ていました。
ナースステーションの心電図モニターみたいなものですか。(^^;
けっきょく最初から1位、2位を独占し一度も明け渡すことなくそのままゴールしました。
24時間、壊れなくてよかったですが、
意地悪な見方をすれば
他チームと差がありすぎるため、コンピティションしないので、
レースで攻めなければクルマには無理がかからないため、
故障の可能性もぐっと少なくなったわけです。
ところで、来年はエントリーするんでしょうか。(^_^;)


[ナースステーションの心電図モニター] 大笑いさせていただきました~!
KAZUさん
コメントありがとうございます。
7号室の小林さん、8号室の中島さん、安定しています、
みたいな。