チャンピオンシップ第1戦、敵地で勝利
火曜日の7:15キックオフというビミョーな時間に行われる大一番。
診察が終わらなかったため、約20分遅れの追っかけ再生で観戦。
この点HDDは便利。ビデオだったら、試合終了まで待たねばならない。
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2016年Jリーグチャンピオンシップ第1戦
鹿島アントラーズ 0-1 浦和レッズ (カシマサッカー場)
(前半 0-0)
(後半 0-1)
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思うに、この火曜日の午後7:30KOというのは、どうも地上波の放映権を買ったTBSの都合らしい。
空席も目立つ、決勝戦なんて・・・・。
準決勝の時点から盛んに「下剋上」の文字がおどるが
鹿島アントラーズはタイトルを実に17回も取っている「絶対王者」である。
(この前のブログでは14冠と書いたが間違いでした。)
むしろ、優勝経験の少ない浦和の方が
Jリーグの全歴史に君臨するこの偉大なレジェンドを倒しに行く構図である。
そして準決勝を勝ち抜いて試合勘を維持してる鹿島に対し、
途中天皇杯4回戦があったとはいえ
フルメンバーとしては4週間近い異例の長期中断を挟んだ浦和レッズ。
しかし、レッズは良い準備をしたようだ。
試合開始後の動きをみると、
以前の大一番で見られたような委縮した動き、消極的な慎重さはみられず
早めのプレスと、素早い判断によるワンタッチのパスが見られる。
しかも、パスは長短、緩急があり自信に満ちたプレーである。
今までとは違う。
ルヴァンカップをとり、年間勝ち点王者をとったという自信が
選手の精神の安定につながっている。
前半は、開始直後の8分に決まったかと思う武藤のシュートがあったがオフサイド、
0-0で折り返したが、前半鹿島のシュートはゼロであった。
そして後半、ミシャ監督のハーフタイムの指示「後半最初の15分が大事」
との言葉通り、後半6分、鹿島遠藤が抜けだし、GK西川と1対1に。
これを、日本代表正ゴールキーパー西川がぴしゃりとセーブ。
そして、そのすぐあと、後半10分、興梠が相手エリア内で倒されPKをゲット。
今日の主審はあのイエティこと家本主審。
まあ、PKを取っても取らなくても、というプレーではあったが。
そして、キッカーはキャプテン阿部。
先日の天皇杯でのPKがポストをたたいた音が脳裏によみがえる・・・・
しかし、これを見事に決める。真ん中だった ( ゚Д゚)
その後は、鹿島の猛攻。
PKで先制すると、選手たちはいろいろなことを考え始めるので、これがアブナイ。
鹿島に押し込まれ、あわやというシーンが何度も。
これを身体をはって守るレッズディフェンス。
いや、DFだけでなく、全員が一丸となっての守備。
とくに攻撃的司令塔である柏木選手の献身的な守備がひときわ目についた。
鹿島のシュート11本はすべて後半、対する浦和のシュート数は前後半合わせわずか5であった。
そして5分という長いロスタイムを乗り切ってのホイッスル。
敵地で勝利をおさめることができた。
テレビの前でほぼ立ちっぱなしで見ていたが、やっと乾杯。
「赤いビール」と浦和レッズ特製有田焼ビアカップで♡
これで第2戦はぐんと有利になったが、まだまだこれから。
土曜日は気を引き締めて現地に臨みます。


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