ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2013.08.30

セックス&ドラッグ&ロックンロール

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先週末の野口医院の納涼祭。
実は天気以外にも大きな不安があった。
ワタシの「持病」である「腰痛症」である。
もう20年も前、下の子を妊娠中で普段買い物に出られない妻と
上の子を連れてまとめ買いに行った時、
コメと、食品と、紙おむつを買って
子供が寝ちゃったのでそれをまとめてエイッと持ち上げたとき
「ぐきっ」ときて以来
事あるごとに発症する。
ここのところ1年くらい調子良かったのが、
納涼祭の数日前から発症し、
ずっと頭痛の種だったのだ。
(腰痛だけど・・・)
火曜日、水曜日はそれ程でもなかったのが、
次第に悪化し、
木曜日は立ち上がることも困難になってきた。
こっ、このままではイカン!
金曜日はプールに行ってインストラクターに
腰痛用のメニューを組んでもらって
ちょっとはマシになった。
モチロン、普通にまっすぐ立って歌う分には何とか大丈夫なのだが、
CRPのステージが直立不動でできる訳はない。
安全地帯やオフコースのような訳にはいかないのだ。
ライブ当日、かなり改善したが、
念のためソセゴンを持ってリハに望む。
ソセゴン(ペンタゾシン)とは非麻薬性だが、
鎮痛作用が強く、また依存性があるため
麻薬に準じた扱いを受けている薬物である。
いざとなれば、これを使おう。
結局、リハーサルの感触からソセゴンは見合わせ、
ロキソニンを2錠飲んで本番に臨んだ。
そして、演奏スタート。
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最初は恐る恐るであったが、
演奏始めると、これが全く痛くない。
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 透明だけどけっこう重たいアクリルのギターも平気。
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 かがんでも大丈夫。
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おお、イケルイケル、ということで
ステージを右に左に駆け回り、
最後はジャンプも決めてしまった。
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で、終わった後しばらくして、
イテテテテテテ。
翌日はまるでシンデレラの魔法が解けたかのように
つかまり立ちの生活に戻ってしまった。
ふーむ。
コレは、医学生の時に教わった
脳内オピオイドだな。
人間の体にはいろんな不思議があって、
特殊な条件で脳から痛みを抑える物質が分泌される。
エンドルフィンとかエンケファリンといわれる物質は、
その構造、作用が麻薬に類似しており
脳内麻薬とか脳内モルヒネなどと呼ばれる。
交感神経系が過剰に興奮するとこれが分泌され、
鎮痛、快楽、多幸などのいわゆるトリップ状態になる。
マラソンランナーの「ランナーズハイ」はこの作用と言われている。
ロックンロールでトリップして
ハイになっちゃったワタシは
めでたく無事ステージを務めることができた。
多分、ほとんどの人は気づかなかった、と思う。
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しかし、翌日以降のまた老人のような歩行。
はたからみたらコイツ仮病じゃね、と思うだろうなあ。
自分でもそう思うくらいw
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