スルガ銀行チャンピオンシップで(何となく)優勝 (^^;
お盆休み期間中、浦和レッズは日程の関係でJリーグなし。
チームの状態が状態なので、
本来ならミニキャンプでも張ってチームコンディションを高めたいところだが、
こんな試合があった。
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2017年スルガ銀行チャンピオンシップ
浦和レッズ 1-0 シャペコエンセ (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 1-0)
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ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)の勝者と、
南米カップ戦コパ・スダメリカーナの勝者が戦うというスルガ銀行チャンピオンシップ。
こんな大会、あったの?
と思ったらもう10周年だそうで。
そういや、レッズがナビスコカップとったのは2003年の一回だけ。
もう、14年も前のこと。
ちなみに決勝戦で負けたことは4回ある。
さて、相手チームは昨年11月29日、
コパ・スダメリカーナの決勝第1レグのためコロンビアに向かう途中、
チャーター機が墜落し、死者71人、生存者6人の大惨事に巻き込まれ
世界的大ニュースとなった。
まさか、そのチームと戦うことになろうとは、
そのニュースを聞いたときは思いもよらなかったが。
決勝戦は行われなかったが、
その後、相手のアトレチコ・ナシオナルが決勝を辞退し、
シャペコエンセの不戦勝になった。
サッカーチームの飛行機事故というと、
1958年のマンチェスターユナイテッドの事故がすぐ頭に浮かぶが、
調べると1949年に当時のイタリア代表を多く含む
トリノのチャーター機が墜落してるんですね。
そういえば元オランダ代表デニス・ベルカンプは
極度の飛行機恐怖症で、遠くの遠征にも陸路でいき、
最終的には海外試合が多いオランダ代表を辞退したというのは有名な話である。
さて、今回の目玉はこのヒト。
失点の多いディフェンスの補強としてポルトガルから獲得した
ブラジル人マウリシオ・アントニオ。
トップチームデビューとなった。
肝心の試合だが、何せ、メンバーがみんな死んじゃったので
現シャペコエンセは、立て直し段階の新チームであり、
今回の遠征に帯同したのも旧チームからは3人だけという話で
果たして、強いんだか弱いんだかワカラナイ、という前評判であった。
しかし、ふたを開けてみると、連携はたしかにイマイチだが、
技術はもちろん、何より気合が凄かった。
基本的に守備を固めて、カウンターという南米には珍しいスタイルであったが、
それが、チームスタイルなのか、
新造チームだからなのか、
はたまた一発勝負のアウェイゲームだからかは、ワカラナイが、
ともかく、レッズは得点を奪えない。
前後半0-0できて、
この試合のレギュレーションでは、その後延長戦はないので
このままPK戦突入かとも思われた。
ところが何と、後半終了間際に、ズラタンが倒されてPKを得る。
う――――――――ん、判定はかなりビミョー、というか、
普通は決勝戦のあの時間帯で、
あのくらいではとらないんじゃないの、というレベルであった。
シャペコエン選手は激しく抗議したが、
そりゃそうだろう。
死んだ仲間への思いもあるし、
何よりコワい飛行機に乗って地球を半周してやってきたのだから。
しかし、当然、判定は覆らず、PKをキャプテン阿部が決め、
レッズが優勝した。
まあ、ビミョーな設定のタイトルマッチの、
ビミョーな展開による優勝カップであるが、
負けるよりは、勝つ方が数倍良い。
しかし、このキャラも、相当ビミョーだな・・・・・。
デザインもアレだし、何となく汚れも目立つし。


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