ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2021.07.14

ゴジラvsコング

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 梅雨末期の集中豪雨は相変わらず大変ですが

この間の熱海で思い出した。

熱海城といえば「キングコング対ゴジラ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、コレ。

7月2日から封切りになってるじゃないですか。

コロナで閉まっちゃう前に早く行かねば。

そもそも昨年5月公開予定が、

新型コロナの影響で延期になっていた作品です。

熱海城は出ないだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ということでやってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日のお昼12時10分の回でしたので、

家で早めに昼メシ食ってアシコタウンに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日のお昼だが、足利市の映画館はこんなもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

字幕版です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吹替え版は1日4回上映に対し、字幕版は2回しかない。

そういえばこの映画の観客の年齢層は

どんな感じなんでしょうか。

今の子供はゴジラどうなんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、この映画は2014年のハリウッド版ゴジラからの

モンスターバースシリーズ第4作目。

前々から話題になっていたこの「王座決定戦」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こっからネタバレあります。

結論から言うとですねー、

CGを主体とする格闘シーン、特撮シーンのクオリティは

過去最高レベルで高いが、

脚本や、設定は過去最低レベルかも。

シナリオベースでは「ゴジラ対メガロ」以下かも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり、イマドキ地球空洞説にも無理があるが、

あんなに怪力のコングが、イカダの鎖をぶっちぎれないし、

地球の真ん中まで貫通しちゃうゴジラの熱線が、

コングの斧でさえぎられちゃうし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地球内部の空洞が

なぜ真っ暗でないのかについても何の説明もなかったし

その穴の底からコングが上に上がってくるまで

熱線を吹かずにただ待っているゴジラも不自然だし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小栗某がやっていた芹澤博士の息子も

存在感が全くなく、役どころがよく分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラスベガス1週間分の電力で止まりかけたコングの心臓に

カウンターショックを与える、という設定も

カウンターショックは止まった心臓に対して行う処置で、

動いてる心臓にやったら止まっちゃうよ。

そして心臓が止まりそうなほどのダメージを受けたコングが

電気ショック一発でまた全開パワーを回復しちゃうのもオカシイ。

1962年の「キングコング対ゴジラ」で

キングコングがカミナリ浴びて

電気エネルギーたくわえて

パワーアップしたエピソードがあったが、

それへのオマージュなんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも「怪獣プロレス」は迫力がありました。

第一ラウンドはなんと原子力空母上の

「海洋デスマッチ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

破壊された原子力空母からの

放射能漏れの方がかなり心配ではありましたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして第二ラウンドは、香港。

ナゼに香港なのかはチャイナマネーのためか、

1962年の熱海のような歓楽地がこのカードにはふさわしいと考えたのか。

それならいっそラスベガスでもよかったかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた、残念だったのは

小栗某が変顔で操縦するこのメカゴジラのデザイン。

これはイタダケナイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラクタの寄せ集め的なデザインで、

メカゴジラ伝統の毅然とした美しさがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初代メカゴジラ。

個人的には、これが一番好き。

鼻がブタだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして2002年の二代目メカゴジラ。

これも二等辺三角形の造形がスバラシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは正式には「三式機龍」といい、

自衛隊の対ゴジラ兵器で釈由美子ちゃんが操縦していたのであった。

こんな女の子に託すのはどうかと思ったものでしたが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、「怪獣プロレス」をいかに見せるか、

というコンセプトであれば、最初から最後まで格闘シーンの連続で

見せ場は多いが、ドラマがほとんどなくて

格闘バトルゲームのような感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それさえあれば良い、

というファンも存在するのかもしれませんが、

昭和のゴジラファンとしては

1954年の「ゴジラ」が原点なわけで、

その意味では、そんなワレワレをもうならせた

「シン・ゴジラ」の偉大さを再確認した思いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、逆にアメリカの新しいゴジラファンは、

むしろこういう格闘技選手権ゲームバトルを

求めているのかもしれず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪獣たちは派手に街を破壊しますが、

逃げまどう人々は、あまり描かれず

怪獣によってもたらされるその場にいる人間の

「恐怖」や「災厄」については

ほとんどまったく触れられていません。

まるで無人の街を破壊しているかのようです。

放射能、核へのアンチテーゼは

無論、微塵もありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肝心の「頂上決戦」は、

一応ゴジラがキングコングを瀕死の状態まで叩きのめし、

勝者となったが「武士の情け」でトドメを刺さなかったところに

メカゴジラ登場で、今度はゴジラピンチ。

そこに復活したキングコングが

メカゴジラを倒して、

予想通り(?)の痛み分け、ということになり、一件落着。

協力してメカゴジラを倒した

ゴジラとキングコングが最後に握手しなくて良かった。

(マジでハラハラしながら祈ってました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良かったのは、最後に戦いを終えたゴジラが、

夕日の海に帰っていくシーン。

これは、まさにあのゴジラ第15作目にして、

ゴジラ第1シリーズ最終作、

そして本多猪四郎監督の最後のゴジラ映画である

「メカゴジラの逆襲」のラストシーンの

完璧な再現でした。

思わず、映画館で声を上げそうになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1975年のこのラストシーンでゴジラシリーズは「終了」。

その時には1984年になって「復活」するとは思いもよらなかったので、

このシーンが、ゴジラとの永遠のわかれであったわけです。

ちなみに本多猪四郎監督のゴジララストショットでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ということはハリウッド版ゴジラも

これで当面新作はない、ということなのでしょうか。

 

 

 

3件のコメント

コメント/トラックバック (3件)トラックバック用URL:

  1. 御意!

    ああ、もうワタシが言いたかったこと、いえそれ以上のことを先生に代弁していただいた気分です。
    それにしても「シン・ゴジラ」は何度観ても飽きない素晴らしい作品ですね~。
    今後「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」があるようですが、先生、そういえば庵野秀明に関しては今まで論じてらっしゃいましたっけ?

  2. KAZU様
    コメントありがとうございます。
    やはりすでにご覧になられたのですね。
    一言でいうとそういうことです。
    大画面で見る価値はある映画です。
    庵野氏についてはワタシはあまりコメントすることができません。
    ガンダムもエヴァンゲリオンも見ていないので。
    シン・ウルトラマンは興味ありますが、
    庵野氏は帰ってきたウルトラマンのファンのようですね。

  3. えー!帰ってきたウルトラマンのファンというのは初めて聞きました!
    ワタシのリアルタイムTV放送はこちらなのですが、ワクワクしていたのに色々がっかりしてしまった記憶しかありません。後に初代と区別するため「新マン」とか「ジャック」とか呼ばれていたような気がしますが…。

    あ、今思い出しました。
    先生のブログ、2012.09.24 の『特撮博物館』です。これ読んでからワタシも観に行ったんですよ~。
    最初の写真のポスターのキャッチコピー、「エヴァの原点はウルトラマンと巨神兵」で庵野秀明が見事に表現されてますね(それにしても先生若いなあ)。巨神兵とは先生のキライな宮崎アニメの第一作「風の谷のナウシカ」に出てくるキャラクターですね。「シン・ゴジラ」のニュースを見た時、このイベントを思い出したのでした。

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