オペかん
ブラックペアン、相変わらず見てます。(^^)v
もう、すっかり慣れました。
絶対成功するはずのオペがあって、
自信たっぷりのオペレーターが手術に臨むと
必ず、ミスやアクシデントなどの不測の事態が起こり、
トカイ先生が、ニヤニヤしながらオペ室に入ってきて患者を救う、という。
まるで水戸黄門のようなわかりやすさ。
もう最初っから今晩の展開がほぼすべてわかるところが、
お茶の間のためのドラマだということがよく理解できました。
また、アリエナイ演出も、
そういえばスチュワーデス物語ってこんな感じだったなあ、
と思い当たりました。
「スチュワーデス物語」と言っても、最近の人にはワカラナイでしょうが、
一定の世代以上は
「教官!」とか「グズでノロマなカメ」といったセリフで反応しちゃいます。
ただ、医療現場のディテールは時々「アレ?」と思うことありですが。
前回はサエキ教授がメスを落としたのを師長さんがかばい、
見ていた先生方が「オペかんのミスか。」
といったのですが「オペかん」とは?
どうも「オペかん」は「オペ看」で、
オペについてる看護師さんのことのようですが、
この言い方は初めて聞きました。
ワレワレは「オペかん」といえば「オペ患」のことで、
手術を受ける患者さんのことを指していたので。
病棟で「今日のオペ患の〇〇さんの申し送りでーす。」
などと用います。
ただネットで検索すると
手術室の看護師さんを「オペ看」と呼ぶのはよくあるようで、
この辺隠語のローカルルールなんでしょうかね。
ワレワレのところではオペ室の看護師さん(当時は看護婦さん)は
フツーにオペ室の○○ちゃん、とかオペ室ナースといってました。
オペ室では術者に器械を渡す直接介助の看護師さんと、
周りをサポートする間接介助の看護師さんがいます。
通常「器械出し」と「外回り」といいますが、
ワレワレはよく「中」と「外」などと言っていました。
「きょう、中、誰?」
とかいう感じで。
この器械出し、大変重要で、器械出しの看護師さんの手際で、
手術の流れがぐんと変わります。
術者との相性もありますが、術者の先を読む力が求められます。
一緒にやってて、む、オヌシ、デキるな、と思ったことも、その逆も。(^^;)
ドラマで教授のオペに師長さんが器械出ししてましたが、
いくらウマが合うとはいえ、師長さんは普通器械出しやらないのでは。
そもそもこのヒト、オペ室ではなく、外科病棟の師長さんだったのでは??
葵わかなちゃんもそうでしたが、
オペ室のナースと病棟のナースは別ですんで。
オペ患かあ。
ムカシ、看護婦さんからの朝の申し送りで、
こんなのがありました。
「今日のオペ患は、〇〇さんです。
とくにおかわりありませんが、微熱が高めです。」
なんだよ、微熱が高いって(°_°)
お熱がやや高めで、微熱です、
と言いたかったという気持ちはわかりましたけど、ウケました。


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