ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.07.24

ウンチクオヤジの逆襲

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 毎日、暑い日が続きます。
 昨日は、市内の耳鼻科の開業医、勤務医が集まっての、懇親会でした。
 会場は、隣町のとある日本料理の店です。
昨年も、同じ会場でした。
 ここん家は、珍しい、おいしい日本酒を数多く取り揃えてることで有名です。
 しかし、オヤジが頑固なことは、もっと有名です。
 外見も、看板や、案内など一切なく住宅地の中にひっそりあるので、
行った事がないとまずわかりません。
店の名前も表札もない戸を開けて入ると、「30歳未満お断り」の張り紙。
頑固さが、伝わってきます。
 しかも、お酒は、そのオヤジのウンチクを聞かないと飲ませてくれません。
どこぞの杜氏が、丹精こめて仕込んだ幻の酒とか、ナントカ品評会で連続して金賞をとったとか、
辛口でコクがあるといえばこれしかないとか、
一つ一つ説明を聞いてから、うやうやしく頂く、というのが作法なわけです。
 個人的にはメンドくせーけど、まあ、さすがにおいしいので
なるほど、ふんふんと頷きながら飲むわけです。
といっても、酔っ払ってくると何でもおいしいので、
味の違いがわかるのは3杯目くらいまでなんですけど。
 怖そうなオヤジさんなので、逆らわずおとなしく言うことを聞いて頂きます。
 ところが、去年の集まりのことです。
耳鼻科のA先生、実は日本酒マニアであることがそのとき判明しました。
そして、あろうことか、オヤジさんのコメントに口を挟んだのです。
「おおー、何と、掟破り、大胆不敵。」
最初はオヤジも
「いや、お客さん、よく知ってますねー。」
などと言ってたわけですが、そのうちよせばいいのにA先生、オヤジのウンチクに
突っ込みを入れ始めました。
「いや、自分は、それは飲んだすけどね、で、こっちの酒の仕込みはどこの杜氏なの。
いや、そりゃちがうでしょ、○○でしょ。」
周りの我々は、ハラハラ、ドキドキ。
痛快な反面、オヤジが切れたらどうしよう。
 そのうち、オヤジ不愉快そうに引っ込んじゃいました。
 「やりましたねー、××先生。びっくりしました。」
と我々は、口々に褒め称えました。
 そして、昨日。
 さて、オヤジどう出るか。
 いつものように、一通りウンチクをたれたあと、割とあっさり引っ込んで
そこにグラスがあるので、勝手に飲んでくださいとのこと。
やっぱり、意識してたのか。
 しかし、その日のメニューは、この猛暑の中、ナゼカ「しゃぶしゃぶ」!
2つのナベが、ぐつぐつ煮えたぎる中、部屋の気温はあっという間に上昇し、全員汗だく。
何で、こんなガマン大会みたいな宴会なんだー。
 我々は、もう肉を全部ブッ込んで、火を消し、余熱で食べることにした。
そのほうが、気温が下がるだろう。
全然しゃぶしゃぶじゃないけど・・・。
さて、火を消して、少しは室温下がってきたかなー。
 途中で戻ってきたオヤジが、
「ありゃ、こら暑いねー、ごめんねー。エアコン効かないのかなー。」
といいながらエアコンのリモコンをいじってまた出て行った。
 「それにしても、あっついなー。火が消えたのにまだエアコン、効いてこないぞ。」
「ちょっと、待ってください。」
リモコンをチェックした日赤のB先生が
「エアコン、暖房になってますよー。」
 「えーーーーーー!」
ひょっとして、仕返しか?いや、まさか・・・。

 

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