ウラ技の男
午後2時、3時キックオフの試合が多かったり、駒場開催があったり
ワールドカップの中断があったりで気づいてみると埼スタに足を運ぶのは約2ヶ月ぶり。
5月のフロンターレ戦以来だ。
スタジアムの周りはいつも工事中で、駐車場は同じとこなんだが道が変わる。
今日はこんな道を通りスタジアムへ。
帰りは暗くて川に落ちそうなので別の道で戻ったけど。
2009年J1第17節
浦和レッズ 2-1 サンフレッチェ広島 (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-1)
(後半 2-0)
さて、連勝中ではあるがディフェンスラインに不安を抱えるレッズ。
特に、メンバーの固定しない4バックの高いラインの裏をたびたび取られての失点が目立つ。
まして、今日の相手にはおそらく「日本一ウラを取るのが上手い」佐藤寿人がいる。
ナビスコのアウェイでやられたあのゴールは敵ながらすばらしいの一言だった。
コイツは常にラインの動きを見てウラを取ることしか考えてないだろうね。
ったく、常に人のスキをうかがってる中国人のスリかなんかみたいな感じがする。
(別に中国人に人種的偏見はありませんので念のため。)
で、なんとスタメン予定だった坪井が急遽欠場。
高橋、闘莉王、暢久、西沢の4バックとなった。
これはヤバイ。
峻希の左サイドバックは極端に守備力が弱いのは、この間の磐田戦で実証済み。
闘莉王はスピードがないためウラを狙ってくるフォワードに弱くしばしばファウル、時にPKという心配が。(特に今日は主審ジャスティスだし。)
西沢のラインコントールの未熟さと相手FWとの間合いの悪さは今期たくさん見た。
そして、あの暢久のストッパーか・・・・。
不安は早々に的中。
しかし、今日の寿人のゴールもすばらしかった。
あのボディバランスはワールドクラスですよ。
普段他チームとの試合のときは見てないけど、コイツ、いつもこんなにすごいのか?
その後も、広島の中盤から逆サイドのディフェンス裏に出すロングパスが
面白いように決まる。
パススピードも広島のほうが速く、ボールタッチの時間も短くよくパスがまわる。
最終ラインからも、必ずつないでくる。
ざっと見て前半0-3で全然おかしくなかったですね。
後半、阿部を最終ラインに下げて暢久をサイドに出し、
啓太のワンボランチで中盤をダイヤモンド型にしたのかな?
だんだん落ち着いてきましたね。
最初っからこれでいけば良かった?
あるいは、まんま坪井に変えて堀之内入れちゃうとか。
まあ、選手の状態とか、監督にもいろいろ考えがあるのでしょうが。
そして何といっても得点はチームに活力と自信を与える。
タカ、エジの2トップのコンビネーションってとこもよかったですね。
あのPKは何となくはずすかも、って予感があったのですが、
助走がいつもより長かったのと、間合いが長い感じがあったからですかね。
まあ、勝ち越しヘッドでチャラってことで。
振り返ってみれば、よく勝てたな、という感じです。
柏木の空振りもすごかったけどねー。
やはり今後の課題はディフェンスラインの固定と安定でしょうね。
3バックと比べて4バックはディフェンス間の連携が特に重要ですから。
さあ、次はナビスコだー。
アゥエイはあの日本平なので、ホームゲームでセーフティ・リードを取りたいとこだけど、
まあ、そう簡単にはいかんだろー。



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お疲れ様でした。なんかすごい道から行きましたね(笑)
いやはや、一歩間違えたらとんでもない失点数になっていてもおかしくなく、ここは運にも助けられての安堵の勝利でしたね。
佐藤寿人はやはりすごい選手ですし、その他にも広島は柏木はじめ良い選手が育っていますから、今後も侮れない相手ですね。