ウォークマンとiPod
8月の携帯音楽プレーヤー売り上げで
ウォークマンが初めてiPodを抜いてシェア1位だそうだ。
おお。
実は私「ウォークマン派」です。
高度経済成長、1ドル360円時代に育った昭和30年代生まれは、
「ホンダ」と「ソニー」は海外に誇れるあこがれのブランドだったのだ。
特に「ウォークマン」は、私が音楽ばっか聴いていた高校生のころに発売され、
ずっと欲しかったものだ。
大学生になってからやっと手に入れ、
毎日カセットを選んで家を出たものだ。
外で、電車で、音楽聴けるなんて画期的だった。
町全体が「映画のシーン」みたいに見えたものだ。
その後、CDウォークマンに進化し、
今のメモリータイプってホントすごいと思う。
私も携帯音楽プレーヤーを購入するにあたり、
そういった「昔からお世話になったウォークマンさん」
でここはひとつ、ということで選んだわけだ。
しかし、iPodが他社からアクセサリー類(スピーカーやらケースやら)が
出てたのにウォークマンがソニー1社の展開だったのが気になっていた。
頭をよぎるのは、そうベータのビデオだ。
ソニーが主導するベータマックスのビデオは、
家庭用ビデオの黎明期にビクター、松下他多くのメーカーが参加する
VHSビデオとの覇権争いに敗北し、駆逐されてしまったのだった。
私は、当然(!)ベータ派で、悔しい思いをしたものだった。
先日、携帯音楽プレーヤー用のコンポで、
ソニーがなんと iPod対応機種 を発売したので
ヤバいと思っていた矢先だった。
ひとまず、良かった。
でも、良く考えると、音源はパソコンにあって、
ビデオテープみたいにライブラリーをコレクションするためじゃないから、
ビデオテープの時ほど困らないっちゃあ、困らないんですけどね。
ちなみに、そんな「古風な」私と違い、ミーハーな我が妻は、
当初より何の迷いもなく「iPod派」なのだが。
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