ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2011.05.13

しゃべる(?)券売機

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 先日のブログ「しゃべる風呂釜」は大変好評で
多くの拍手、コメントをいただきました。
 まあ、きょう日しゃべる機械は多いわけで
技術的にも何にでもつけられるわけだ。
 自販機だってしゃべるやつは多いし
ATMなんかはお年寄りのためか、やたら声がでかい。
 銀行で後ろにヒトが並んでるときに大きな声で
「もう一度最初からやり直してください。」
と言われた時の気まずさと言ったら・・・・。
 さて、ムカシのヒトは初めてラジオを聴いたとき、
中でコビトがしゃべってるのでは、
と真剣に考えたヒトもいたそうだが、
今や幼稚園生でもそんなことは思わない。
 しかし、実はこの21世紀にそんな驚きの自販機があるのだ。
 これである。
P1270443_convert_20110127205405.jpg
 ここで、JRの指定券なんかが買えるのだが、一見普通の券売機に見える。
 しかし画面に近づくとこんな表示が
P1270442_convert_20110512082045.jpg
 で、この開始ボタンを押してしばし待つと
何やらごそごそ雑音がした後
おもむろに中年男性と思われる野太い声で
「(ゴホン)はい、お待たせしました。」
などと言ってくる。
 それで、やや、ひるみつつも
「○○駅まで新幹線、指定で大人2枚」
とか言うと、自販機(おじさん)が
「○○駅ですね。××円です。」
などと言って、お金やSuicaを入れると、
しばらくすると切符が出てくる。
 購入済みの切符の指定の変更なんかの時は
「切符を読み取り台に乗せてください。」
などと言われ、横の台に乗せると、
「あー、よく見えないのでもうちょっと奥まで入れてください。」
なんてことを言われたりして
スイマセンなんて、機械にむかって謝りつつ切符の位置を変えたりする。
P1270439_convert_20110512082156.jpg
 うーん、これって自販機なんだろうか。
 
 っていうか、窓口でおじさんが直接売るのと
どこか違うのか?
 ワクだけ作ったけど、中身が間に合わなくて「人力(じんりき)」になってるのか。
 切符買ってるうちにこれはコントか、なんて気がしてきます。
 ともかく、現代の脅威、究極のアナログマシーン、
JR足利駅で体験できます。
 電子化される前に一度どうぞ。
(する予定あんのか?)
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2件のコメント

コメント/トラックバック (2件)トラックバック用URL:

  1. SECRET: 0
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    使ったことありますよ。
    僕は不思議になって思わず駅員さんに聞いてしまいました。
    たしか、仙台だかどこだかの駅と繋がってるらしいですよ。
    なんて時代なんでしょうね。
    生憎、耳鼻科に通う機会は見当たらないのですがいつもブログ拝見しております。頑張ってください。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お返事遅くなりスイマセン。
    実はこの間の学会で京都行くとき、
    またまた使いました。
    声のやり取りなので周りがガヤガヤしてると使いづらいですね。
    って言うか、東京駅や新宿駅レベルの喧騒ではおそらく聞き取れないので、
    田舎ならではなのかも。

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