この夏の異変?
観測史上最高の猛暑であったこの夏も、
もうじき終わろうとしています。
夏がダイスキなワタシとしては、
やはりこの時期はサビシイ。
観測史上、これも最速で梅雨が明けたわけですが、
終わっちゃうかと思うと、やっぱり夏はもっと長くてもいいなあ。
ところで、この夏、当院外来でも記録的なことがありました。
それは、毎年夏、土用の丑の日前後に来院する「ウナギの骨」
の患者さんがこの夏ゼロだった。
やはり、ウナギが高いせいであろうか?
もったいないのでよく噛んで慎重に味わいながら食べるため?(^_^;)
そして、異変は「ウナギ」だけではナイ。
普段めったに無い、咽頭「オクラ異物」が、なんと3人も。(*_*;
一人の方はノドの奥のほうだったので、鉗子付き電子内視鏡で摘出しました。
舌の付け根の舌根部と喉頭蓋の間にミドリのオクラがささっています。
緑色なので、半透明の魚骨よりは発見は容易です。
摘出したオクラの先。
先がまがってギザギザしているので刺さったら抜けにくそうです。
ウナギが少ないのは値段が高くて慎重に食べるため(?)としても
「オクラ」が多いのはなぜか??
今年のオクラは猛暑の影響で平年より硬かったりするんでしょうか。
さて、季節が変わると
そろそろ異物は「サンマの骨」のシーズンを迎えます。
サンマが不漁みたいなので、これも少ないかなあ。


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