ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.09.04

お葬式

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 先日、伯母が亡くなったので、お通夜、葬儀に行ってきました。
診察時間の短縮等で、患者の皆様にご迷惑をおかけしました。
 葬式は、一昨年、私の母が亡くなって以来です。
その時は、当然、私が喪主でしたので、一通りのことをやり、実に大変だったけど
はっきり言って、それで葬式は慣れました。
(こんなもん、慣れてどうする、っていう意見もあるかと思いますが、
まあ、知らないより、知ってる方が得です。)
 ただ、地域、宗派、家族の趣味や考え方、故人の年齢や社会的地位などによって、
実にさまざまな、相違、バリエーションがあり、
またそのことがはっきりと明文化されておらず、さらに、ナカナカ人に訊ねにくい、
というところが、葬式の悩みであります。
 しかも、遺族は(そうでない場合もまれにあったりするわけですが)概ね、悲しみにくれており
時には、訊いてはいけないこと、なんてのも多々あったりする。
 そもそも、お葬式の意味は2つ。
 生前、故人と何らかのつながりの会った人が来て、その死を共有し、ともに悼む。
 これが、本来、最大の意味。
 もうひとつの意味は、場合によっては、こちらに重きがある場合もあったりするのですが、
生前、故人あるいは、その家族、所属集団とつながりがあった人が来て、
その後の、自分とのつながりを確認する、という意味もあります。
 だから、一番大切なのは、弔問者に対する、喪主の挨拶だったりするわけです。
 故人は、生前こんな人生を送り、こんなわけで亡くなりました。
 そして、故人亡き後、我々はこんな感じでやっていきます。
 まず、故人の生き様と、死に様を説明する。特に、どんな状況で亡くなったかを
ちゃんと説明することは、来てくれた人に対する礼儀です。
故人の知人は、自分の知っている個人の生の記憶と、知らなかった死の状況を知って
故人の人生全体を受け入れ、悼むことが出来るわけです。
 そして、例えば故人が会社の経営者だったりする場合、
「これから○○商店は息子の私が守りますので、皆さんよろしく。」
なんてのはやっぱり弔問客の知りたいとこでしょう。
 要するに、こちらから立ち入って聞きづらいことは、自らきちんと説明してもらいたいものです。
 そして式というのは、その「大切なこと」を入れる封筒みたいなものです。
手紙は中身が重要だけど、中身が重要であればあるほど、
きちんとした封筒に入れてあげないといけません。
 今回の”封筒”は「天台宗+セレモニーホール」。
 ホール型の葬儀は最近大半を占めますが、お寺や自宅に比べて
椅子であること、冷暖房があること、
進行役が「合掌お願いします。」「おなおりください。」などと仕切ってくれるのが助かります。
余計なストレスがなく、葬儀に集中できる、私は断然”ホール派”です。
 天台宗は、んーそうですね、お経の時、木魚だけでなくシンバルみたいのも入って2人でやってて、にぎやかで良かったです。
そういえば、宗派ごとに違うのはわかるとして、同じ宗派は同じお経を読むのだろうか?
または、お寺ごとに決まってる?耳掃除をする床屋さんと、しない床屋さんがあるみたいに?
誰か詳しい人、教えてください。
 さて、お葬式でいらないもの、それは政治家の弔電です。
私の母の時にも来ました。
 その時は葬儀会社の人が、
「弔電がたくさんまいってますので、どれをお読み上げするか選んでください。」
というので、私は国会議員や県会議員さんの分は真っ先にカットしました。
読んでもらったのは、母の友人、知人を優先に、私や弟と関係のある人たちをその次に。
会ったこともない、政治家の電報なんか、意味ないでしょ。
 お亡くなりになった睦子伯母さんには、私が小さい頃から大変お世話になりました。
心より、ご冥福をお祈りいたします。

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