いろいろあったが、2017年、勝利で締めくくり
準々決勝に敗れたため5位決定戦に回った浦和レッズ。
試合日も、1日早まり、試合会場もアブダビからアルアインに移動。
初戦に勝てばずっとアブダビだったので、
レアルとの一戦を楽しみにUAEまで行ったサポは
移動やチケットの手配など、さぞかしメンドクサイことになったであろう。
日本時間23時キックオフであったが、
眠かったので録画し今朝早起きして仕事前に見ました。
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2017クラブワールドカップ 5位決定戦
浦和レッズ 3-2 ウィダード・カサブランカ (ハッザ・ビン・ザイード・スタジアム)
(前半 2-1)
(後半 1-1)
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圧倒的に優位に試合を進めながら、一発に泣いた、準々決勝が終わり、
クラブワールドカップへのマスコミの騒ぎはめっきり静まり、
入れ替わるように、サッカーネタとしては
東アジア選手権で、前回の最下位と打って変わって
北朝鮮、中国をドラマチックな展開で連覇した日本代表の方ばかり
にぎにぎしく取り上げられるようになった。
さて、アフリカ王者はモロッコのチーム。
モロッコといえば、同じアフリカでも、
体のつよさや高さ、速さに秀でたナイジェリアやカメルーンと違い、
個人技と、素早い連携の南米的なサッカーを行う国である。
レッズは矢島、遠藤に代えて長澤、マウリシオが先発、
どっちかというとこちらの方がベストメンバーか。
今回もポゼッションをして試合の主導権を握るレッズであるが、
そのマウリシオがここ最近の得点不足、決定力不足のレッズに活を入れる、
目の覚めるようなミドルシュートを決めた。
昨夜の日本代表昌子のロングシュートもすごかったが、
あれは、打ってみたら入ってビックリ、という感じであったが、
このマウリシオのシュートは明らかに狙い通りに入れた、というものであった。
ところが、その直後、相手フリーキックがゴール前の混戦をを通過して
誰にもさわらずそのままゴールインしてしまう。
あっという間の同点劇にいやなムードが漂う。
しかし、その5分後に武藤が左に流したパスを、ラファエルシルバが
反対サイドにクロスをあげ、興梠の裏に走りこんでいた柏木が決めたゴールは、
今期のレッズが目指した理想的な崩しからのファインゴールであった。
その後、カサブランカの猛攻も西川周作がファインセーブでしのぐ。
後半、相手陣内でえたフリーキックをサインプレーから柏木が興梠に流す。
そのクロスのこぼれをきっちり決めたのは、またしても
頼れるブラジル人、マウリシオであった。
点差を広げ、ゲームを優位に進めたが、
試合終了間際、またあのビデオ判定というやつでPKをもらってしまい、
2点目を奪われる。
だが、その後ナントカ守り切り、3-2で勝利。
人生に無駄な経験はない、物事に100%のマイナスはない、
というのが、ワタシの座右の銘である。
たしかに、アルジャジーラに勝ちたかった、
レアル・マドリーとやりたかった、
ということはあるが、
アフリカクラブ王者に力で競り勝った、
最後の試合を勝ち試合、グッドゲームで締めくくった、ということは、
ひょっとして、レアル・マドリーと戦ったはいいが
ちんちんにされて、昨年の鹿島アントラーズの戦いぶりと比較されて惨めであった、
なんて事態よりは、はるかにシアワセである。
まして、レアル・マドリーと戦うことになって
日テレ地上波でクラブワールドカップのレインボーカラーのタオルマフラーをまいた、
明石家さんまにあれこれクダラナイコメント言われるのはまっぴらだ。
来年、アジアチャンピオンズ・リーグの出場権が無いのが誠に残念だが、
その分、リーグ戦に集中して、きっちり国内タイトルをとってもらいたい。


5位決定戦とは団体競技としては珍しいですね。
日本から遥々遠征した熱心なサポーターは5位決定戦の解錠でも応援している様子を
見ましたが、なんと大変なことかと思いました。
クラブとしても手厚い特権を与えてやってほしいものです。
座右の銘、素晴らしいですね。
人の世に向き合う心構えとして納得、感心です。
この言葉頂いてもよろしいですか。子供に授けたいです。
(本当は自分用ですが、、)
[…] 以前も書いたことがありますが、 […]