あの悔しさはすべて伏線だ
今年もルマンの季節がやってきた。
去年のあのトヨタの悲劇。
今年は(も?)前評判は絶好調。
予選で小林可夢偉が驚異的なラップをたたき出すなど、楽勝ムード。
すると今年2017年は佐藤琢磨選手がインディ500を征し、
トヨタがルマン24時間を征する、ということになれば
世界3大レースのうち2冠を日本勢がとる、という歴史的な年になるかに思われた。
このコピーがトヨタの自信のほどをうかがわせる。
2台エントリーのポルシェに対しトヨタは3台体制。
あわよくば1-2-3のデイトナフィニッシュを狙おうかという意気込みである。
スタートからトヨタは良いペースで飛び出す。
ポルシェの1台が早々にトラブルを起こし、一時はワン・ツーを独占していたが・・・。
5時間後に2位の8号車にトラブル発生で、2位をポルシェに明け渡すと
1位を走る7号車も午前1時に姿を消す。
残る9号車も大きなトラブルに見舞われ脱落。
やはり、ポルシェ。
何が、トヨタに足らないのか。
毎年、優勝候補筆頭に上げられ、前半戦無敗優勝をしたり、
年間勝ち点1位をとっても、ナゼか優勝できない、どこかのチームのようだとは、
できれば考えたくもないが・・・・。
あ、これ、去年も書いた。
ポルシェ1号車もリタイアしたが、最後は一番最初に順位を落としたポルシェ2号車が総合優勝。
ルマン通算19勝目。
しかしトヨタとカラーリング似てるなあ。
いっそ、来年は奥の手でポルシェにトヨタのTマーク貼っちゃうとか・・・(≧◇≦)
それにして、総合優勝より面白いのは今年もGTクラス。
アストンマーチンがファイナルラップでコルベットをかわしたシーンはシビレマシタね。
女王陛下の007が、トムクルーズに勝った感じ。
しかし、トヨタの社長のコメントは来年も挑戦するようなニュアンスであったが、
あのコピー、来年は何て書くんでしょうか・・・・。
・・・・まさか「伏々線」(^^;


コメント/トラックバック トラックバック用URL: