「突発的」に気がつきました。
医学用語ではよく略号や略称が用いられます。
一定の範囲内なら通じるのですが、知らないと全然分かんないばかりか、
同じ言葉が違った意味に用いられることもあります。
「DM」は一般に「Diabetes Mellitus」で「糖尿病」の意味でつかわれますが、
場合によっては「Dermatomyositis」で「皮膚筋炎」という全く別の病気の略称で用いられます。
一般には「ダイレクト・メール」ですけど。
以前、勤務医だったころ外科病棟に往診に行くと、
手術予定の欄に「Chole」がいっぱい並んでます。
「Chole」は耳鼻科では「cholesteatoma」で「真珠腫性中耳炎」のことですが、
外科では「胆石」のことだそうな。
この間話題にした「突発性発疹」は耳鼻科の病気ではありませんが、
お母さん方はみんな「トッパツ」というので、
小児科の先生方が、そう言ってるんですかね。
耳鼻科だと「突発性難聴」って病気がポピュラーなので、
なんとなく「突発」っていう言い下しに抵抗があるんで、
「突発性発疹」と、ついフルネームで呼んでます。
もっとも「突発性難聴」は耳鼻科医は「突難(とつなん)」と言います。
あっ、そうか。
「突発性難聴」 が 「突難」 なので、
「突発性発疹」 は 「突発」 でいいのか。
「突発」の「発」は「発疹(ほっしん)」の「発」だったのかー。
でも、じゃあ、読み方は「とっほっ」あるいは「とっぽ」じゃね?
↑ランキングに参加しています。一日一回応援のクリックをよろしくお願いいたします。
拍手ボタンもよろしくねー。


SECRET: 0
PASS: 1f32aa4c9a1d2ea010adcf2348166a04
多分、『突発性発疹』の最初の『突発』を
言っているだけだと思いますよ。
ママさんのおしゃべりの中で
「うちのこ、突発性発疹になっちゃって~」って
長いじゃないですか。
私も自然と「突発」しか言わなくなりました。
小児科の先生方は『突発』とは言わずに
ちゃんと『突発性発疹』と言われていました。
(知っている限りではですが・・・)
やっぱり、突発性にも色々あるから
間違わないようにフルネームで言われていたのかもしれません。
日本語って面白い反面、めんどくさいですね(笑)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
まあ、多分そうですよねー。
お母さん方は「突発」「溶連菌」「新型」「ノロ」で、会話すると。
でも「手足口病」は「手足」じゃわかんないかも。
「うちの子、手足になっちゃって。」
それじゃ、自分の手足となって働くという意味か。
SECRET: 0
PASS: eb249d363d89e6fdbe03d86b798c0cb2
あ、とっぱつって言ってるw
医療者にはsubitumって言ってますけどね