「山賊焼」とは?
日本聴覚医学会は長野県松本市で開催された。
比較的近いので車で出かけた。
国宝松本城を見る暇はなかったが、
せっかくだから地元名物を食べて帰ろうと
持っていったiPadで検索すると松本名物は「山賊焼」らしい。
そして、ここが「元祖」?
松本で「山賊焼」の老舗「河昌」さんである。
老舗といっても中は普通の定食屋さん。
おじちゃんとおばちゃんの2人でやってるようだ。
これこれ、「山賊定食」。
調べたところ「山賊焼」と称されるものには2種類あり、
2つは全くの別物である。
ひとつは山口を中心とした「トリもも肉の照り焼き」で、
西日本ではこれが広く「山賊焼」と呼ばれてるらしい。
もう一方がここ松本・塩尻地方の「山賊焼」である。
この「河昌」さんの昔のチラシだそうだ。
これが、その「松本の山賊焼」。
御覧のように「焼」といいながらなんと「揚げ物」である。
翻訳するとこれは、トリ肉丸ごとの「竜田揚げ」。
手羽とももをおのおの頼んだが、どちらもデカイ!
そのままかぶりつくしかないので、
キャベツをまきちらしながら、豪快に食べる。
豪快に食べるから「山賊」ではなく、
山賊はヒトからモノを「とりあげる」から「トリ、揚げる」になったという説もあるが
定説では無いらしい。
「鶏の竜田揚げ」なんので味は想像できる範囲内だが、
なかなかおいしく、また食べたい、
ことに今度は夜、ビールとともに、などと思わせるご当地B級グルメでした。
少なくとも福井の「ソースかつ丼」よりはインパクトあったわ。
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