「レッド」ボルテージ
大原麗子さんがお亡くなりになりました。
別に私ファンでも何でもないので、今回は大原さんの話ではありません。
大原麗子さんといえば
「少し愛して、ながーく愛して。」
のキャッチコピーの「サントリー・レッド」のコマーシャルが記憶に残ってます。
学生時代、私がいつも下宿で飲んでたのは「サントリー・ホワイト」でした。
しかし、お金のないときは「レッド」もよく飲みました。
家庭教師先から、お歳暮に「オールド」をもらった時は、うれしくて大事に飲みました。
当時のウイスキーは、ヒエラルキーがはっきりしていて、
サントリーだと値段の順で
リザーブ>オールド>角瓶>ホワイト>レッド>トリス
といったランク付けでした。
その上に、輸入スコッチのランクがあってジョニ黒とかオールド・パーとかは
貧乏学生にとっては、もう全く雲の上の存在でした。
この辺、トヨタの車で
クラウン>マークⅡ>カリーナ、セリカ>カローラ
なんてのと似てます。
(その雲の上にあったのは、もちろんベンツ、BMWです。)
まさに「アンシャン・レジーム」か「カースト制」、はたまた「士農工商」かと・・・。
「いつかは、クラウン。」なんてコピーもありました。
私、このコピーが大キライで、以後、絶対トヨタ車は買わないと決めたものです。
(今でも車はホンダです。)
今と違って、価値観が多様化してなく、画一的だったので
一直線にモノを並べることができたのですね。
最近は、家で飲むときは特にこれ、とは決まってませんが、
バーボンが多いけど、国産ウイスキーでは角瓶を買うことが、多いですかねー。
まあ、学生時代から1ランクアップしたわけだ。
しかし、たまたま、この間買ったウイスキーは「レッド」でした。
大原さんのニュースの前からなので、全く偶然なんですが、
何十年ぶりかに、ふと買ってみました。
何でですかねー。
自分でもよく分からんけど、ぱっと見てなぜか買ってしまった。
実際、最近はあまり売ってないですもんね。
これがオレが大原麗子のファンだった、なんてことなら、
何かミステリアスな運命的なものを連想するのだが・・・。
やっぱ、最近レッズが連敗中なので、応援の意味をこめて、かなー。
オレの場合・・・。
「レッド」を飲んで、「レッズ」の連敗脱出を祈ろう、なんて。
でも、何となく「レッド」って、昔から悪酔いするんだよなー。


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