「ぐき。」
ワールドカップ南アフリカ大会のアジア地区最終予選も佳境を迎えた今、
アジアの片隅で、もう一つの熱い戦いが繰り広げられていた。
おぐじびフットサルアジア地区最低予選
おぐじびユナイテッド 8-5 足利ニューカッスルデンティスツ (佐野市フットエナジー)
(前半 4-3)
(後半 4-2)
思えば、昨年末、初めてのアウェイの厳しさを体感したあの日から半年。
(アウェイの洗礼参照。)
ついに両雄(?)は再び会いまみえる事となった。
早く診察が終わったので、すぐ佐野へ。
しかし、大きな問題が。
実は、私、持病の腰痛があります。
最初は、妻がまだ下の子を妊娠中。
上の子(当時2歳)を連れて、1週間分の食材やら紙オムツやらの買出しに行ったとき。
買い物のあと上の子が寝てしまい、しょうがねえなーといい
大量の荷物とともに抱き上げた瞬間、
「ぐき。」
以後、ことあるごとにこの腰痛に悩まされている。
今回、先週金曜日からこの腰痛が出てピンチなのだ。
まだ、歯科チームが来てないので、まずは紅白戦。
いつものようにチーム分けだ。
そのときふと気づく。
「あ、オレ、U50じゃなくなったんだ。」
以前書いたように、年齢別でU-30(20歳代)U-40(30歳代)などとグループ内でグーパーをする。
50歳になりU-60になっちゃいました。
さて練習試合。
ここで、驚くべきことが。
何とあの「伝説の男」メタボ高橋がキレキレ。
何と、2ゴール!
何が起こったんだ?
天変地異の前触れか?
それより、キレキレはいいが他のものがキレては大変。
「おー、高橋、今日はキレてますねー。あっ、どうしたんでしょう。・・・ことキレてます。」
なんて。
それにしても、歯科は遅いのー。
もう8時半になるというのに現れない。
7時から9時で借りてるので、あまり時間がない。
やっと、カワマタ先生が登場。
「いやー、スイマセン。ウチの若いもん、時間にルーズで。」
若頭といった雰囲気のこの先生、実は私の2コ後輩で、しかも私の主治医だったりする。
しかし、遅刻しすぎ。
歯科って時間予約制じゃないの?
だが、これは奴らの作戦であった。
6月とはいえ、気温も湿度も高く練習試合で我々はかなり体力を消耗していた。
「じゃあ、やりましょう。」
15分ハーフのゲームが始まると、歯科のスピーディーな攻撃に全くついていけない。
ショーグン小峰は2分でリタイア。
核ミサイル発射準備で忙しいようだ。
メタボ高橋は練習試合の好調はどこへやら。
すべて使い尽くしたらしい。
センター・サークル付近でボールを受けた私が振り向こうとした隙に、
後ろからボールを奪われ、先制点を奪われる。
狙われていた。
くそー、歯科はつええなー。
歯科、しか、・・・鹿?鹿には、負けたくねー。
アントラーズはキライだー。
腰の痛みも忘れ、前がかりになる。
やったー、クロスをおしこみ同点。
しかし、腰が痛くなり、交代。
前半を終わって、4-3でリード。
おお、今日はいけそうだ。
やはりホームゲームだ。
ハーフタイムの歯科の会話。
「しかし、ここはスベらねーな。」
「おお、ほんと滑らない、滑らない。」
なるほどそういえば、彼らがホームにしていたナカムラスポーツのグラウンドはツルツルだった。
前回はこれで大変な思いをした。
しかし、滑らないのがフツーなんだけど。
後半、腰が回復してきたのでまた出たが、歯科の早い攻撃に手を焼く。
相手キーパーがボールを持つと我々の場合は一息入れるんだけど、
彼らはすばやくボールをフィードしてあっという間にピンチになる。
しかもシュートが強い。
コーナーキックの時ゴールマウスの中で待ってたら、
強烈なキックが直接ポストを直撃したのにはびびった。
しかし、何だかんだで常にリードをキープ。
私が今日の3点目を決めた直後(でも2点目はオウン・ゴールかな)
相手ディフェンスの強烈なタックルをくらって転倒。
「ぐき。」
動けなくなり、そのまま退場。
ナカムラ校長に、彼がなぜか持ってたロキソニン・パップを腰にはってもらい
しばらくうつ伏せで寝てました。
そして8-5でタイム・アップ。
いやー、腰が痛い。
後で聞くとガッツ添野も当日親知らず抜いて歯ぐきから血を流しながらやってたみたいだし、
ショーグンも腹具合が悪いといってた。(これは仮病の可能性もあり。)
おお、まるで怪我人続出のJ1の赤い某チームのようだ。
とりあえず、翌日の友愛幼稚園の講演が心配です。
といいながら、ビールを飲みにいってしまう私。



コメント/トラックバック トラックバック用URL: