ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.06.20

シミュレーション

 

 耳鼻咽喉科の外来処置室のスタッフ仕事といえば、

器械の洗浄・消毒・準備、検査伝票やレントゲン現像、検体迅速検査や

診察する医者への器械出しなど多岐にわたるわけですが、

処置をする子供の固定はなかなか難しく、重要な業務です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんせ、耳鼻科の処置は子供にっとっては恐怖そのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これをしっかり固定できねば診察や治療ができないばかりか、

重大な事故にもつながりかねません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、4月から医療専門学校を卒業して当院の正スタッフになった、まいちゃん。

ただいま「研修中」の名札をつけて頑張っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 持ち前の明るさと、よくきく機転で仕事の覚えも早いですが、

いよいよ難関の「アタマ押さえ」に挑戦。

看護師の関口さんから、押さえ方のコツを指導されております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本物の子供は手ごわいぞ、ガンバレ、まいちゃん。

 

 

 

 

 

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2017.06.13

7月5,6,7日と休診になります。

 

 6月は祝日が無い唯一の月なんだなあ。

頑張って働こう。

 

 

 

 

 

 

 

 で、来月の話になりますが、また、学会休診があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 わりと毎年行ってます「耳鼻咽喉科臨床学会」が7月6日7日に開催されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳鼻咽喉科学会にはいろんな「関連学会」があり、基礎研究中心の学会もありますが、

これは名前の通り「臨床的」「実践的」なテーマの学会なので、

ムカシからワタシとしては、わりと水が合う、というかしっくりくる学会です。

(たまに学会によっては、コイツらの考えてることはオレとは全く違うな、

と思ったこともあったりするわけで。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、今回会場なんと下関市。

 

 

 

 

 

 

 

 

 遠い・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで、ふと蘇った、先日の日本耳鼻咽喉科学会。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 錦帯橋のプチ観光楽しかったなー。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 山口県といえば秋芳洞が、超有名。

 

 この際ここに足を延ばすのはどうか、

と思って調べたら、またこれが、交通の便悪くかなり遠い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 一度は、あきらめたが、考えてみると

老い先短いわれわれ夫婦、

この先山口なんて、あまり行かないかもだし。

この時期耳鼻科は閑散期ではあるし、

ここはタマには有給とって1日観光してもいいのでは。

あ、妻は有給だが、オレは有給じゃねえや、減給だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ということで、学会は7月6日(木)7日(金)ですが、

5日水曜日の午前中もお休みさせていただいて、

5,6,7日を休診とさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎年、この耳鼻咽喉科臨床学会のシーズンは梅雨真っ盛りで

どこ行っても雨なんですが、鍾乳洞なら雨降っても大丈夫、かな。

 

 

 

 

 

 

 

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2017.05.28

小児へのチューブ留置、補足

 

 昨日の、チューブ留置に対し、いくつか補足です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューブ留置は、通常

①滲出性中耳炎の状態が長く続き、鼓膜切開を何回かしてもすぐ水がたまってしまう場合

または

②急性中耳炎を反復し、いったん急性期がおさまっても

完全に水が抜ける前にまた再感染を起こしてしまう場合

に行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大人や、学童の場合は①ですが、

幼児、乳児など年齢が小さいほど②の割合が多くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 横になってじっとしていられる子(通常3歳以上くらい)

はイオントフォレーゼによる鼓膜麻酔、

それ以下は鼓膜麻酔液を綿花につけ鼓膜に密着させ、麻酔します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 前者はほとんど出血しませんが、後者の場合、

特に反復性中耳炎で感染が完全にコントロールされない状態で切開すると、

出血がチューブ挿入の妨げになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 綿花に鼓膜麻酔液を浸したあと、ボスミンをちょっとスプレーしたり、

あまり多い場合には、

切開後いったん止血時間を置いてから挿入するようにしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、記事にするためにマメに写真撮りましたが、

術前や、安定期後は家族に供覧するために静止画写真をお見せしますが、

通常はチューブ留置直後の写真だけ記録しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あと、記念に手術後の母子の写真は必ず (^o^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューブ留置は全身麻酔で行う施設が多いと思いますが

それに比べてこの方法が良いところは、

とくに②の反復性中耳炎の場合。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、患者さんは0歳から1歳代の赤ちゃんが多いので、

全身麻酔となると、それなりのリスク管理が必要とされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、中耳炎の状況は日々刻々変わるので、

術前検査をして予定日を決め、いざ入院、というときに、

発熱や全身状態が悪かったり、または鼓膜の自壊など局所状態が悪く、

予定日に手術ができない場合があります。

逆に、入院させて耳見たら、もう、治ってたとか・・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その点、この方法では日々鼓膜の具合を観察し、

頃合いを見計らって

「じゃあ、今日、入れましょう。」

ということができるので、好都合です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日、チューブの状態を観察し、処置しますので

2日連続で来てもらうことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今まで、遠方から連日日帰りで来られたり、

中には一泊二日で足利に泊まられて手術をされていった方もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最近は、症例の積み重ねも多く、スタッフも押さえ方の腕が上がっておりますので、

どんな子供にチューブが留置できるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくにスタッフがひときわ腕力が強い肉食系女子、というわけではありません。

みなやさしい、女性的な方ばかりで、

あくまでコツと慣れですので、その辺、誤解なきよう。

(この辺、ちゃんと言っとかないと、あとでスタッフになんか言われる・・・・・・(^_^;))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 視力は衰えても、顕微鏡下の処置なのでほぼ関係ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、最近は耳用鉗子でケースからチューブをつまみあげるのに苦労したりして。

ここ、裸眼なので。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、そのうち、トシで手が震えてできなくなっちゃうと思いますけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 小さい子の繰り返す中耳炎でお困りの方は宜しければご相談ください。

病院からのご依頼もお受けしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017.05.23

騒音性難聴、音響外傷について

 

失礼します。去年の5月にライブにて耳鳴り持ちになり、聴力検査では異常ないですが
30代なのですが30代できこえる周波数が聞こえなくなりました。
コールセンター業務を続けてきましたが転職をかんがえてます。
いろいろなお医者様の意見をききましたが、音量気を付ければ映画、カラオケは
音量気を付ければ聴力に影響ないという方と控えた方が良いという方がいます。
毎日の電車は問題ないと言われます。
今後の生活上の注意についてアドバイスいただけないかとコメントさせて
いただきました。
突然すみません、どうかお願いいたします。

****************************************************************************************************
コメントありがとうございます。

 

 

 
聴力検査で異常ないということは高音部の周波数が低下したものと思われます。

 

 

 

 
一般に聴力検査では125Hzから8000Hzを検査しますが、
人間の耳は本来20000Hzくらいまで感知できるといわれています。

 

 

 

 

 

 

おそらく、最近インターネット等で入手できるアプリを使っての結果だと思います。

 

 

 
これは誰でも年齢とともに低下するのですが、
会話領域の周波数は500~2000Hzなので、日常には支障ありません。

 

 

 

 
ライブその他の騒音によるいわゆる「音響外傷」は一般に音の高低にかかわらず
4000Hz付近から始まるので、

今回アプリで分かった難聴が直接ライブのものであったかどうかは疑問です。

 

 

 

 

 

 

 

いずれにせよ騒音に対して強い耳、弱い耳が体質的にありますので、

今後の騒音については注意する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、通常の映画などはあまり問題ないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

「うるさい音」を「騒音」と総称しますが、

例えば一緒に寝ている人のイビキは「騒音」ですが、

イビキがどんなにうるさくてもそれで難聴になることはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続けて聴くと耳に影響が心配される騒音とは

大声でもなかなかトナリの人と会話ができないレベル、が目安でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、映画館はまず大丈夫ですが、カラオケは音量に注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、アルコールが入っているとさらに危険が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鼓膜に連結する耳小骨には小さい筋肉がついており、

強大音が来たときに耳小骨を引っ張って音の伝わりを弱める「ミュート」機能があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルコール摂取によってこの反射が減弱することが知られており、

飲酒時には大きな音に対する耳の防御機能が弱まることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、お酒を飲んで演奏を聴くライブハウスでも同じことです。

(他人事じゃねーな・・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

また、密閉型のヘッドホンや、イヤホンの長時間の使用も、

耳への負担となりますのでほどほどにした方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

騒音性難聴は急性期の場合は治ることが多いので耳鼻科受診が推奨されますが、

時間が経過したものについては、

損傷してしまった神経細胞の復活はなかなか見込めませんので

予防医療が非常に重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この間、この件では日本経済新聞の取材を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お大事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3件のコメント
2017.05.21

第118回日本耳鼻咽喉科学会を終えて

 

 そんなわけで、2日目金曜日は泊まってるホテルの方の会場で、

午前中の2つの耳鼻咽喉科領域講習と、

お昼のセミナーを聴いて帰ってきたわけだが、

混雑してましたねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、モーニングセミナー、ワタシはこれは聴かなかったのですが、

立ち見どころか、外まで並んで聴いてます。

これ聴こえてんのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 我々は自分の聴く講演はもちろん早めに席を確保しましたが、

ヒトコマ目はよくても

続けて聴く場合も会場からいったん退出するので、出るのに一苦労。

前の方に座るのは、得策ではない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、受講証ももらったし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 予定した講演はすべて聴きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰宅します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、妻と相談し、お昼のセミナーのお弁当をあえていただかずに、

広島駅で駅弁を買った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、前日の学会場のお弁当の「アナゴ」が、引っかかっていまして・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、食べたかったのであえて、ガマンして遅いランチ。

やっぱ、これくらいアナゴが無いとなあ。

満足しました。

これで、ミッション・コンプリート(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰宅し、あずけていたレディアをお迎えに行きます。

帰宅後、寂しかったレディア狂喜乱舞。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで、2日半の学会旅行は、終了。

終わってみるとあっという間であったが、

身も心もアタマもいろいろ得ることがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ノートもいっぱい、数えると17ページも書いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 惜しむらくは、金曜午後と土曜日の講演、セミナーが聴けなかったこと。

もっと聴きたい講習がいっぱいあったので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくに金曜夕方には、

最近ファンになった作家の阿川佐和子さんの特別講演があったので、

これを聴けなかったことはまことに慚愧の極みであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのうち、休診を気にせず学会をフルに聴ける環境になるといいなあ、

なんてことを思いつつ、休診明けの土曜日の朝、

半日だからがんばるぞ、と外来のパソコンを立ちあげると・・・・・、

今日の待ち人数 156人! (◎_◎;)

「受診したかったけど休診で2日も待ってしまいました」

などといってくる御高齢の女性患者さんもおられたりで

休診のシワ寄せで、なかなか、現実はキビシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 休診、大変ご迷惑おかけしました。

 

 

 

 

 

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2017.05.13

18,19日は学会のため休診です

 

 毎年この時期の恒例ですが

5月18日(木)19日(金)の2日間は

日本耳鼻咽喉科学科総会のため臨時休診です。

 

 

 

 

 

 

 

 学会は土曜日までですが、20日の土曜日は通常通り診療します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 場所は昨年秋の専門医講習会と同じ広島市。

写真は宮島、厳島神社ですが、日程キツキツのため

前回同様、今回も宮島に行く余裕はございません。

残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年は、専門医の制度変更にともなう単位取得のため、

大混乱だった日耳鼻総会、今年はどうなることやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、万全を期すため会場となるホテルに宿をとったので、

アクセスの点ではかなり有利かと・・・・。

 

 

 

 

 

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2017.05.09

「ゆうがたサテライト」放送されました

 

事務のスタッフから「先生、お電話はいってますけど、取材受けますか?」

と訊かれたのは、ゴールデンウィークのはざま、5月2日であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのちょっと前にインターネットの医家向けサイトで,

雑誌の取材申し込まれたが、どこにも売ってないような雑誌で、

数十万の掲載料を請求された、

なんていう「開業医あるある」記事を読んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そーいやウチにも来たなあ「C.C.ガールズ」、なんて思い出してたので

取材?受けないよ、と即答。

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、受付嬢「テレビ東京っていってますけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ、テレ東、まともな取材なのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とそんなわけで、電話、ファックスでやり取りして受けた今回の取材。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回と違ってニュース番組の一部なので、それほどプレッシャーはなかったですが、

逆に時間が急なのでビックリしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、今日の放送。

スタッフが診療の合間こっそりスタッフルームで見ていたようで、

「いま、出てますよ。」

とさわいでいる。

ちょうど、鼓膜麻酔が終わり、

子供さんの耳にチューブ入れる手術に取り掛かるところだったが、

ちょっと席をはずしていってみた。

するとちょうど終わったところで、次のニュースのこの画面であった。

コイツかよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、診察終了後、録画でみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 始まった(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おお、このヒトは「クローズアップ現代」のときも出ていたあの大曲先生だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 わかりやすい解説。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、おぐじび、出たー(≧◇≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさか、外観から出るとは思わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おおそして、オレだ―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 診察してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 番組を見ていたフェイスブックの友人からは

「まるで医者みたいだ。」というコメントいただきました。

(fb友達はほぼ音楽関係なので。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 短い時間でしたが、こちらの意図が良く反映された良い取材で良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、床屋さんいっときゃ良かったなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ご協力いただいた患者様にも御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかくいろいろホッとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 北朝鮮が今日ミサイル発射しなくてホントよかった。(^^;

 

 

 

 

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2017.05.08

テレビ東京の取材を受けました

 

 大型連休が終わり、また「日常」がはじまる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも今月は学校検診月間で、ほとんど昼休み無し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中、今日の午後はなんとテレビ取材。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 テレビ東京のニュース番組「ゆうがたサテライト」の取材が当院へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 厚労省の抗菌薬の使用ガイドラインの公表にともない、

耐性菌増加による中耳炎難治化のコメントを求められました。

今回も音楽ネタではなく、「本業」の方でした。(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突発的な臨時ニュースが無い限りは、

明日5月9日火曜日 午後4時54分からのニュース番組「ゆうがたサテライト」で

おぐじびがちょこっと出るかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 出たとしても数分間なので、見逃すな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 臨時ニュースがあると、吹っ飛んじゃうので、

くれぐれも北朝鮮がミサイルなんか飛ばしませんように・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017.04.07

日本経済新聞に載りました。

 

 先日受けた新聞取材

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 記事になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4月5日の「日本経済新聞(夕刊)」全国版!

 

 トップ記事が「北朝鮮のミサイル」かあ・・(^-^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 記事は真ん中辺、けっうデカイす。( ̄ー ̄)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシの写真出てます。

 

 

 

 

 

 

 記事はこちらの「電子版」でも見られます。こっちはカラーだ(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、自ら音響外傷になるとはマヌケな耳鼻科医ですな。

 

 

 

 

 

 

 

3件のコメント
2017.03.23

ここにも春が

 

 何も春を感じるのは花粉症の処方箋ばかりではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日来院されたおばあちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なんか、耳に入っちゃったみたいで。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 入れちゃった、ではなく、入っちゃった、ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさかと思い顕微鏡を覗くと、果たしてそのマサカであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒いアシが何本か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 虫ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何の虫であろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらによく顕微鏡をのぞきこむと・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「動いていますね(◎_◎;)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その言葉にそばで診療介助をしていた若いスタッフが思わず2歩後退。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うーん、どうやって取ろうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とりあえず、カメラを入れてモニターに映し出す。

そして、患者さんを含めみんなでのぞき込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ライブ中継である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こりゃ、クモみたいですね。(画像では下の部分が頭、逆立ちしている)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ありゃ、あそこ、口んとこ、動いとるね。」

さすが、戦前生まれの女性は肝がすわっている。

いま、自分の耳の中にいる虫をみて冷静にコメントしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なんで、ワタシの耳に入っちゃったんでしょうね。」

いやあそれは、専門医でもワカリマセン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手足が動かないのはやや外耳道が腫れて完全に身動きが取れない状態だからで

クモ自身が弱っているわけではないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いろいろ考えて顕微鏡下に吸引で取ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 適当な太さの吸引管を選び、無事捕獲に成功。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スタッフの紗妃ちゃんの持ったティッシュにうつすとクモはまだ元気に生きていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 殺すのもかわいそうなのでワタシが窓開けて外に逃がしてあげました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春風に乗って飛んでいったクモくん、もうヒトの耳に入るんじゃないぞー。

(いや、めったに入らないって・・・・)

 

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医療系をまとめました。
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