ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.04.07

ナガサキの夜

 昨夜は診察終了後、長崎病院のフットサルにお邪魔してきました。
 前回、われわれのフットサルに来ていただいた
「ヒデ長崎」先生のお誘いで行ってみたわけですが。
 まだ春休みなので、仕事も早く終わり、
佐野市のフットエナジーに駆けつける。
 ここはいつも我々もやってる場所だ。
 ・・・・しかし、
 いやーレベル高っ。
 パススピード、シュートの威力、攻守の切り替え、
どれをとっても我々のフットサルとは別物だ。
 これが「世界」のサッカーか。
 確かに「ナガサキ」は出島を通じてヨーロッパの文化、風習が入って来ているという。
 阿蘭陀(オランダ)との交流が深いのかも知れぬ。
 中に「サンフレッチェ」のレプリカを来た色の黒い人がいたので訊ねてみると
「ヒロシマ」から流れてきた 「南蛮人」 であった。
 そのほか、テクニシャンぞろい。
 そしてまた眼をひくのは、ひときわ小さい選手。
 足も速くドリブルも得意、そして中距離から強烈なシュートを放つ。
「カレハナントイウセンシュデスカ?」
「オメエ、あれが『ワンダー・ボーイ・タツヤ』だ。『ヒデ長崎』の息子じゃよ。」
 
 
 ぬわんとまだ小6。
 うーん、やはりメッシにしろ、ルーニーにしろクリ・ロナにしろ
ユース世代からトップチームのエースにならんと世界レベルにはなれないのだ。
 クライフの息子は偉大な父を超えられなかったが、
多分こいつは超えるだろう、いや、もう超えてるかも。
 もう一つビックリしたのは、体育会ふうな統制のとれ方。
 リーダーが声かけるとすぐ全員が整列したり、丸く輪に並んだりする。
 動きが素早く、機敏だ。
 なんか、みんな、高校、大学と運動部でさわやかな汗を流してきたヒトビトのようだ。
 中学まではサッカーをやっていたが、
高校からロック・バンドなどという
不健全、不健康な道に進んでしまった私には縁遠い世界だ。
 でも、
「モヤシメガネ」や「エリリン竹居」「ガッツ添野」など知ってる人がいてホッとしました。
私ほとんど最年長(上から2番目)だったんだけど、
「新人」なんで、
「ヨロシクオネガイシマス」
とビビってましたから。
 知ってる人といえば、
そうそう、久々にお会いしました「スマイリー高橋」さん、お元気そうでなによりでした。

 そんなわけで、何とかピッチに立ってはいましたが、
いやーへとへとです。
 スペインに渡ったオークボも、イタリアに行ったヤナギサワも、
こんな気持ちを味わったに違いない。
 うー、次の日筋肉痛にならねばいいが。
 あ-、翌日の外来は、オレ一人なんだー。
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2010.03.18

FU・JI・TSU

 ああ、早く終わんねーかな。
 時計を見ながらダッシュで仕事をする。
 今晩は「フットサル」の日。


 2010年おぐじびフットサル
  おぐじびレッドダイヤモンズ   5-3   カメカメユナイテッド   (佐野市フットエナジー)


 それでも何とか8時過ぎに到着。
 ん、今回少ないっすね。
 なんとショーグン小峰は、アメリカに亡命中らしい。
おそらく強制送還されるだろうが。
 ジャイアント田所も欠席。
 モヤシメガネもいないぞ。
 その代わり今回は新しいお友達、「ヒデ長崎」登場!
 なんと彼は、フルコートのサッカーもやってるというツワモノなのだ。
 でっかい病院の院長だっつのにフットサルも毎月、そのほか野球もやってて、
ちゃんと仕事やってんのかとも思うが、私も人のことは言えない。
 花粉症シーズンなんで今日は無理だろうとあきらめてた「みみはな藤沢」選手も登場。
 グーパーではあっさり「メタボ高橋」と同チームになり、
ちょっと焦ったが、とりあえずサブに回ってもらい、キックオフ。
 これが、今回は同チームになった「ヒデ長崎」と「みみはな藤沢」大活躍。
 いつにないパスサッカーで試合をリードしていく。
 しかし、気になるのは「ヒデ」のユニだ。
 なんで、オレが「フロンターレ」にパス出すんじゃー。 
 本人によると私がレッズファンだとは知ってたが、
どんな顔するかとりあえずフロンターレのレプリカを着てみた、とのこと。
まったくユニのロゴ通り「フジツ」な行為だ。
 別にいいけど、もちろんアントラーズなら即、着替えてもらうけど。
 そんなわけで、前半はわが方のリード。
 しかし、ここで、満を持して司令塔「メタボ高橋」を投入。
 予想通り、流れが変わった。
 チャンスと見て攻めにかかる「ブラックジャック亀井」。
 しかし、外科医は元気だのー、みんな。
 一方うちの司令塔、
「おら、いけいけ。」
とか
「シュート、シュート」
とか、口でしか司令を出さない司令塔だ。
 そもそも「司令塔」にしては横幅がありすぎ、
「塔」というよりは 「司令台」 っていう感じ。
 最後は全員参加で文字通り「総力戦」となったが、何とか逃げ切りに成功。
 連日の花粉症の仕事疲れとは違ったすがすがしい疲労感で終了しました。
 皆さん、翌日、大丈夫でしたか?
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2010.01.20

おぐじびフットサル、開幕です。


 先日のCRP新年会で、すっかり風邪を引いてしまい、
月曜日は鼻水が止まらず、2分おきに鼻かんでいたが、
火曜日になり咳とノドのいがらっぽさが出てきたので、
めずらしく「マスク」して診察していた。
 で、仕事が終わり、
「これから、フットサルなんだ。」
 と職員に言うと
「えー、先生、その状態で行くんですか。」
と非難されたが、まあ、ほどほどにやりますと車に乗り込んだ。


 おぐじびフットサル2010年第1節
   おぐじびレッド・ダイヤモンズ  6-5   コミネ・アントラーズ   (佐野市フットエナジー)


 新しい年が明けて、Jリーグの開幕に先駆けて
今シーズンのフットサルが始まった。
 ここのとこの寒さも若干緩み、南アフリカよりは寒いが、まあ、サン・シーロよりは暖かい。
 さて、いつものように、年齢別グーパーで組み分け。
 50代組はジャイアント田所とメディセオ相良がグー。
パーを出した私はなんと、メタボ高橋と同じ組に。
 キックオフ時の我がチームのフィールドプレーヤーは、
ディフェンスにシャクハチ松枝とエリリン竹居。
そして、私とメタボの2トップは2人で101歳!
 ゴンとカズの2トップを遥かにしのぐ「シルバー2トップ」。
 で、ゲームが始まると完全に相手ペース。
 モヤシメガネのひょろひょろとした謎の足技や、
エリリンのセクシー・トラップもなかなか功を奏さない。
 メタボ高橋は今回は動いているのだが、
ゲームとほぼ無関係に上がったり下がったりしている。
 惜しいチャンスもあったが、ヘリコ堀越に奇跡的なミドルを決められたりして
ファースト・クォーターを終わって0-2のビハインド。
 ハーフ・タイムに息を切らせたメタボ高橋がつぶやく。
「何とか、持ちこたえたな。」
 って、全然持ちこたえてないやん
負けてるし。
 持ちこたえたのは、何とか止まらなかったあんたの心臓でしょ。
 しかしここで、秘密兵器登場。
 遅れて現れたショーグン小峰が連れてきたのは、彼の実子「ジョンウン小峰」。
 コイツをうまいこと言って、我がチームに入れることに成功。
 なんたって、彼は25歳。
サッカー経験も豊富な現役バリバリだ。
 パレスチナ塩野も参戦し、攻撃力がぐんとアップ。
 第2クォーター開始後より怒涛の攻めとなり
「ジョンウン」が自陣から1人で持ち込みシュートを決める。
 おおお、マッラドーナー!!
 そして、瞬く間に、同点。
 私も、アシストをもらい逆転ゴールをゲット。
 ベンチに下がったメタボがつぶやく。
「おー、オレが抜けると、こんなにも違うのかー。」
って、ヘンな感心してる場合じゃないでしょ。
 ところが、第3、第4と試合が進むにつれ、
またムードが変わってくる。
 相手は、満を持して投入したフットサルデビューの「みみはな藤沢」が、
機敏な動きで攻撃参加。
 それを受けて、「ブラックジャック亀井」が、猛然と攻めかかってきた。
 すばやいパス交換で、得点を重ねる。
 そんな時、我がほうのキーパー、「ガッツ添野」が何を思ったか、
相手フォワードに直接パス、失点を喫する。
 「あいつはスパイじゃないのか。」
 との疑念がチーム内にわきあがる。
 すると、・・・・あいつも、コイツも、なんか、みんなスパイかも。
 もともと、国籍がパレスチナ北朝鮮秋田など多国籍のチームだけに、
一体感が希薄である。
 と浮き足立ってきたところに失点を食らう。
 危うし、おぐじびレッド・ダイヤモンズ!
 しかし、最後にやはりジョンウンが決めた。
 こやつは北朝鮮と鹿島国の二重国籍だが、チームのためにその右足を降りぬいた。
(でも鹿島アントラーズのスポーツタオルはやめてほしいけど。)
 てなわけで、第1節は、6-5で辛くも逃げ切った。
 いやー、めでたしめでたし。
 今回、私のデジカメのバッテリー切れで写真なしです。
ゴメンナサイ。
 その後、打ち上げで、我々のバッテリーはすぐ補充 したんですが。
(ちょっと、補充しすぎて、朝、頭が痛かった・・・。)
 今年もフットサル、頑張りましょう。
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2009.10.21

ニューヒーロー賞は誰に

 秋を迎えた、おぐじびフットサル。
移籍シーズンを終え、新戦力ついにベールを脱ぐ。


  おぐじびフットサル 秋の陣
  おぐじびレッドダイヤモンズ   9-9    コミネアントラーズ  (佐野市フットエナジー)
       ( 第1クォーター    2-3)
       ( 第2クォーター    3-3)
       ( 第3クォーター    2-2)
       ( 第4クォーター     2-1)


 思えば、前回歯科との死闘(?)のあと、8月に開催予定だったが、
私の不慮の事故と、モンチッチ金盛の骨折などもあり、
約4ヶ月のブランクができてしまった。
 この間、移籍マーケットが解禁になり、
モンチッチ金盛は海外(イバラギ国)に移籍。
 そして、何人かの新戦力が移籍してきた。
 いつものように年齢別でジャンケン。
 あれ、メタボ高橋はどうした。
スター選手は後から来るってか。
 キック・オフ。
 ああ、なんか体がオモイ。
やはりブランクあきすぎた。
 などといってるうちに、な、なんとショーグン小峰にゴールを決められてしまう。
そんな、バカな。
 噂によると、やつは最近ひそかに鍛えてるらしい。
 うーむ、恐るべし、テロ国家。
 メクラ打ちのテポドンパスだけではなく、中距離ミサイルを配備したようだ。
 一方我が方は、新戦力の「モンテディオ内田」が大ブレーク。
 味方の完全にウラをかくスルーや、
ゴール前キーパーと一対一の場面でいきなり1人でコケてしまう
などのスーパー・プレーを連発。
 文字通り「壊れた(ブレークした)」プレーで
ピッチ内外の人々を魅了した。
 こんな逸材が蔵王山中に眠っていたのか。
まだまだ日本は広い。
 そうとわかっていたら、なんとしてでも相手チームに入ってもらうんだった。
 我が方は失点を重ね、一時は3-0に。
 それにしても、モンテ内田、メタボ高橋のお株を奪うかのようなファンタジスタぶりだ。
メタボ、のんびりしてる場合ではない。
 怪我して欠場してる間にデル・ピエロにポジションを奪われてしまった
ロベルト・バッジョみたいになるぞ。
 さて、開始しばらくはモンテディオ内田のプレーに翻弄されてた我がチームだが、
なるべく彼にボールを回さないようにして、体勢を立て直す。
 何とか、私が2ゴールを奪い、1点差まで詰め寄った。
 そして、休憩、再開後、相手チームに新たな新兵器が出現。
 モンチッチに代わって移籍してきたエリリン・タケイだ。
 リーグ初の、女性プレーヤー、独身、ボディサイズは非公開だ。
 これは手ごわい。
 なんせ、彼女がボールを持つと誰も、プレスにいけない。
 下手にチャージに行くとセクハライエローカードをもらっちゃうからだ。
 しかも、足元も達者で、ルックスだけのプレーヤーではないことがわかる。
ついに、ゴールも決められてしまった。
 そして第3クォーター。
満を持してメタボ高橋、登場。
1時間の遅刻だぞ、おい。
 例によって、腕のストレッチなど、サッカーには一見関係ないと思われる
謎の準備運動をして、ゲームに入る。
 おお、確かに存在感ある。
相手のコーナーキックを自分で蹴ったり、いまだにルールを理解してないとこもスゴイ。
 こちらも、新人「モヤシ眼鏡オーハラ」を投入。
 コイツは使える。
一見、地味でモヤシ青年ぽいが、運動量も足技もある。
その活躍もあり追加点も入るが、しかし、なかなか追いつけない。
「このままでは、ヤバイ。」
 その時である。
メタボ高橋がシュートにいったところを、思わずブロックしたら
ハゲしく足を蹴られてしまった。
 「痛ってー。」
 思わずその場に倒れこむ。
 「なんて、ワリに合わないことしちまったんだ。」
 よく考えれば、彼ならばシュートは打たせても問題なかったはず。
 焦りが、冷静な判断を奪ってしまう。
 相手GKパナソニック松下は担当代わったせいか、神がかり的セーブを連発。
 とかいううちに残りわずか。
 しかし、最終盤、ついに我々がリードを奪う。
よし、ラストワンプレー、逃げ切りじゃ、と思ったロスタイムにまさかの失点。
 ああ、がっかり。
 結果はドローでした。
 で、その後、オリオン座流星群も見ずに、2時過ぎまで飲んでしまう。
 ああ、今日は朝から体が痛い。
若干酒も残ってるかも。
おまけに、蹴られた足も腫れてきた。
もっと、鍛えねばいけませんな。
 試合後、エリリンに踏んでもらい快感に悶えるメタボ高橋の図。
 2009.10フットサル

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2009.06.07

「ぐき。」

 ワールドカップ南アフリカ大会のアジア地区最終予選も佳境を迎えた今、
アジアの片隅で、もう一つの熱い戦いが繰り広げられていた。


  おぐじびフットサルアジア地区最低予選
 おぐじびユナイテッド   8-5   足利ニューカッスルデンティスツ  (佐野市フットエナジー)
          (前半  4-3)
          (後半  4-2)


 思えば、昨年末、初めてのアウェイの厳しさを体感したあの日から半年。
アウェイの洗礼参照。)
ついに両雄(?)は再び会いまみえる事となった。
 早く診察が終わったので、すぐ佐野へ。
 しかし、大きな問題が。
 実は、私、持病の腰痛があります。
最初は、妻がまだ下の子を妊娠中。
上の子(当時2歳)を連れて、1週間分の食材やら紙オムツやらの買出しに行ったとき。
買い物のあと上の子が寝てしまい、しょうがねえなーといい
大量の荷物とともに抱き上げた瞬間、
「ぐき。」
 以後、ことあるごとにこの腰痛に悩まされている。
 今回、先週金曜日からこの腰痛が出てピンチなのだ。
 まだ、歯科チームが来てないので、まずは紅白戦。
いつものようにチーム分けだ。
 そのときふと気づく。
「あ、オレ、U50じゃなくなったんだ。」
 以前書いたように、年齢別でU-30(20歳代)U-40(30歳代)などとグループ内でグーパーをする。
50歳になりU-60になっちゃいました。
 さて練習試合。
ここで、驚くべきことが。
 何とあの「伝説の男」メタボ高橋がキレキレ。
何と、2ゴール!
何が起こったんだ?
天変地異の前触れか?
それより、キレキレはいいが他のものがキレては大変。
「おー、高橋、今日はキレてますねー。あっ、どうしたんでしょう。・・・ことキレてます。」
なんて。
 それにしても、歯科は遅いのー。
もう8時半になるというのに現れない。
7時から9時で借りてるので、あまり時間がない。
 やっと、カワマタ先生が登場。
「いやー、スイマセン。ウチの若いもん、時間にルーズで。」
若頭といった雰囲気のこの先生、実は私の2コ後輩で、しかも私の主治医だったりする。
 しかし、遅刻しすぎ。
歯科って時間予約制じゃないの?
 だが、これは奴らの作戦であった。
 6月とはいえ、気温も湿度も高く練習試合で我々はかなり体力を消耗していた。
 「じゃあ、やりましょう。」
 15分ハーフのゲームが始まると、歯科のスピーディーな攻撃に全くついていけない。
ショーグン小峰は2分でリタイア。
核ミサイル発射準備で忙しいようだ。
 メタボ高橋は練習試合の好調はどこへやら。
すべて使い尽くしたらしい。
 センター・サークル付近でボールを受けた私が振り向こうとした隙に、
後ろからボールを奪われ、先制点を奪われる。
狙われていた。
 くそー、歯科はつええなー。
歯科、しか、・・・鹿?鹿には、負けたくねー。
アントラーズはキライだー。
 腰の痛みも忘れ、前がかりになる。
やったー、クロスをおしこみ同点。
しかし、腰が痛くなり、交代。
 前半を終わって、4-3でリード。
おお、今日はいけそうだ。
やはりホームゲームだ。
 ハーフタイムの歯科の会話。
「しかし、ここはスベらねーな。」
「おお、ほんと滑らない、滑らない。」
 なるほどそういえば、彼らがホームにしていたナカムラスポーツのグラウンドはツルツルだった。
前回はこれで大変な思いをした。
しかし、滑らないのがフツーなんだけど。
 後半、腰が回復してきたのでまた出たが、歯科の早い攻撃に手を焼く。
相手キーパーがボールを持つと我々の場合は一息入れるんだけど、
彼らはすばやくボールをフィードしてあっという間にピンチになる。
 しかもシュートが強い。
コーナーキックの時ゴールマウスの中で待ってたら、
強烈なキックが直接ポストを直撃したのにはびびった。
 しかし、何だかんだで常にリードをキープ。
私が今日の3点目を決めた直後(でも2点目はオウン・ゴールかな)
相手ディフェンスの強烈なタックルをくらって転倒。
「ぐき。」
 動けなくなり、そのまま退場。
ナカムラ校長に、彼がなぜか持ってたロキソニン・パップを腰にはってもらい
しばらくうつ伏せで寝てました。
 そして8-5でタイム・アップ。
いやー、腰が痛い。
後で聞くとガッツ添野も当日親知らず抜いて歯ぐきから血を流しながらやってたみたいだし、
ショーグンも腹具合が悪いといってた。(これは仮病の可能性もあり。)
おお、まるで怪我人続出のJ1の赤い某チームのようだ。
 とりあえず、翌日の友愛幼稚園の講演が心配です。
といいながら、ビールを飲みにいってしまう私。
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2009.03.04

新たな伝説の始まり?

 今年最初のフットサルは、何と大雪。
しかし、今夜のコートは屋内なので大丈夫。


 2009年 おぐじびフットサル 第1節
 おぐじびレッド・ダイヤモンズ   (第1試合)5-0   コミネ・アントラーズ  (佐野市フット・エナジー)
                     (第2試合)3-2


 チーム分けはいつも、U-50,U-40,U-30,U-20の年齢別でグーパーをする。
(U-50とはUnder-50のことで41歳から50歳までということ)
 概ね、年齢と実力が相関するので、これでほぼ対等なチーム分けができるはずだが、
今日の前半は、大きく偏ってしまった。
 例えば、メタボ高橋とブラックジャック亀井はともに同じ年齢グループで
またシャクハチ松っちゃんとモンチ金盛も同じ年齢グループでグーパーをするが、
その格差は、Jリーグとそこらへんの高校生よりはるかに大きい。
 そんなわけで、そんな例が重なって今回はたまたま「格差」チームが出来てしまった。
まあ、やってみよう、ってことだったが、その差は歴然。
ブラックジャック亀井のオニのようなシュートが炸裂したりして、我が方が5-0のリード。
 いくらなんでも、これでは面白くないと、相手からクレームがつき
再び、グーパーで組みなおし。
 組み分けで、一番気になるところは、「メタボ高橋」の行方。
以前当ブログ「伝説の男」でも紹介したとおり、彼は相手チームをことごとく勝利に導くという、
「(相手チームの)不敗神話」を持っている。
(こっち側から見れば不勝神話か)
 それを人一倍気にしていたのが「パナソニック松下」だ。
「いや、先生、わたし何故かいつも高橋さんといっしょのチームになっちゃって、
だから勝ったことないんですよ。」
二人は不思議な縁(えにし)で結ばれてるらしい。
 「グー、パー、ジャン。」
 「高橋さん、どっち、どっち?」
 「ん、おら、グーだべ。」
 「やったー、別れたー、俺、パーだもん。」
 ・・・オマエはパーか。
すでに勝利の喜びを確信する「パナソニック」。
 かくして「秘密兵器」メタボ高橋は、おぐじびチームへ。
 そして、高橋スタメン、でキックオフ。
うーん、ヤバイなー。
明らかに狙われてる。
相手方の怒涛の攻めが続く。
 しかし、相手が前がかりになった分、守りが薄くなった。
 ロングボールがディフェンスの裏へ、すかさず私が反転シュート。
おお、何と、こっちが先制点だ!
このまま逃げ切りたい。
 しかし、相手チームの華麗な連携から同点。
あー、やっぱりダメなのか。
みんなの脳裏にメタボ高橋の影が重くのしかかる。
この影、ホントに重そうだ。
 しかし、再び、私が2点目をゲット。
キーパー金盛が足を出すが届かない。
ふふふ、モンチ金盛の弱点は足の短さだ。
 そしてその後、ディフェンスラインの右サイドでボールを持つメタボ高橋。
パスを出そうと左前方をルック・アップ。
お、左に展開か、と誰もが思ったが、
蹴ったボールは何とまっすぐ右サイドのラインに沿って、私のところへ。
 おお、ノー・ルック・パス。
みんなが欺かれ逆を取られたが、おそらく蹴った本人も予想してないキックだったようだ。
 ともかく、裏をとった私がマイナス気味のクロスを入れると
走りこんできたブラックジャック亀井が見事にゴール。
3-1でリードだ。
 さて、逃げ切ろうとする我々だが、相手チームの攻撃は分厚い。
 ショーグン小峰はこの日のためにメガネからコンタクトに変えた。
目に入れるのに30分くらいかかるらしい。
でも、大丈夫、ヤツは目が見えないときのほうが危ない。
いつぞやのファイン・ゴールは、メガネを壊したあとだった。
 ナカムラ校長も「先輩フェイント」でメタボ高橋をかわすが(この二人大学の先輩、後輩)
シャクハチ松枝のねちっこいディフェンスに引っかかる。
 しかしついにモンチ金盛がメタボ高橋の股抜きをしてゴール前に進入、
2点目を許してしまう。
それにしても、足の短いメタボ高橋の股の下に股抜きをするスペースがあったとは・・・。
 1点差かー。
 「セーフティーに、セーフティーに。」
ブラックジャックが声をかける。
このセンセイはいつも真剣度が一番高い。
「高橋さん、そこはつかなくていいから、そこはいいから。」
ピッチの中で指示を出すが、メタボ高橋は別にあえてそこについてるわけではない。
疲れて動けなくなって、中途半端な位置に立ってるだけなのだ。
 その後、こちらのヘリコ堀越がお約束のようにシュートを枠外に飛ばすと、
相手のガッツ添野も外出し。(まあ、こいつは今は独身だ。)
 そして、タイムアップ。
その瞬間、歴史に新しい1ページが書き加えられた。
メタボ高橋の(相手の)不敗神話はついに塗り替えられたのだ。
 試合終了後、外の様子を見た誰かがつぶやいていた。
「だから、今日は大雪なんだ。」

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2008.12.05

アウェイの洗礼

 きっかけは、酒の席。
 半月ほど前、飲み会で2次会にあるスナックに行ったところ、
そこにいたのが、3人の歯科の先生。
 薬局の小峰君が、歯科の先生の薬なんかも請け負ってることもあって、顔見知り。
 「やー、一緒にどうぞ。」
 ということになって、飲んでるうちに、彼らがフットサルをやってることが判明。
あー、僕らもやってるんですよー、といったら
「今度、試合しませんか?」
との申し入れ。
 これは、受けて立つしかないだろー。
酒も入ってたので、「やりましょう。」と返事をしてしまった。
「いいんですか、先生。ウチはユニフォームもそろえてるんですよ。」
げっ、ユニフォームまで!
「それも、2着目ですぜ。1着目はリバプール、今のはニューカッスルですぜ。」
おお、プレミア・リーグ、何と、2着目、これはかなりの強豪と見た。
・・・・・しかし、何でニューカッスルなんだ?チェルシー、アーセナル、マンUあたりならわかるが。
 試合が近づくにつれ、次第に不安が高まる。
歯科の先生、若いからなー、ボロ負けだったらカッコ悪いなー。
 そして迎えた試合当日、我々は初めてアウェイの洗礼を受けることになる。


 おぐじびフットサル2008年 最終戦
 足利ニューカッスル・デンティスツ  7-7   おぐじびユナイテッド   (ナカムラスポーツ)
                    (1st 2-1)
                    (2nd. 2-1)
                    (3rd. 3-2)
                    (4th. 0-3)


 「あれー、確かこの辺だったんだが・・・。」
 約束の8時、車で試合場のナカムラスポーツへ向かうが、近くに行っても
全然、それらしい施設がない。
 地図とか確かめなかったが、その辺行けばナイターの元で、
その前のチームが試合とかしてるから、すぐわかるだろう、
と思ってたら、全然見つからない。
 同じとこを、ぐるぐる回ってると、なんか暗闇の中に人が集まってるスペースがある。
恐る恐る、車を入れると
「先生、ご苦労様でーす。」
などと、声をかけられる。
暗闇でよく分からんが、歯科の先生みたいだ。
 おお、ここで良かったのか。それにしても、何故真っ暗?
よく見ると、暗闇の中に人が大勢いて、まるで初日の出を待つ登山者みたいだ。
 
「管理人がまだ来てないんですよ、確かスイッチあの辺なのでつけてみます。」
と、モンチッチ金盛がいきなり電柱を上り始めた。
 スイッチ、照明塔の上なの?
 ようやくスイッチが入り、照明灯に灯が入った。
 ゆっくりと、明るくなってきたピッチを見て我々は仰天した。
「何だー、この地面はー。」
 我々はいつも佐野の「フットエナジー」という施設を利用している。
きれいな人工芝のコートが2面あって、いつも満員。
ナカナカ予約が取れない。
管理棟はショップやシャワールームの他、フィットネスなどの施設も整っている。
 しかし、ここは、土のグラウンドの上に、カーペットというかシートというかなんかが張られている。
一昔前の公営プールのプールサイドに張られていたようなやつだ。
しかも、あちこち継ぎ目がほつれて、めくれている。
おまけに表面には、泥がコケのようにつていてツルツルだ。
 「先生、このグラウンド、ヤバいっすよ。」
 うーん、これがアウェイの洗礼ってやつか。
しかし、こんなグラウンドがあるとは・・・。
アジアはまだまだ広いということだ。
(いや、ここ足利なんすけど。まあ足利もアジアだけど。・・・)
 ところが、歯医者軍団デンティスツはさすがホーム・チームだけあって
全然、動じてない。
ヨユーでタバコなんか吸ってる。
(医者でタバコ吸う人は、さすがに今は少ないが、歯医者さんはまだまだ多いみたいです。
磨けば、大丈夫、ってか。)
 おお、まさにアウェイ。
ここは、ドーハか、バーレーンか。
心なしか、コーランかなんかが聞こえてきそうだ。
 「それじゃあ、15分ハーフにしますか、10分にしますか。」
相手の監督が聞いてくる。
「あ、じゅ、10分でお願いします。」
 完全に向こうにペースを握られてる。
 キック・オフ。
 うー、こりゃつええー。
軽快なパス回し、動きも早い。
我々は、3回以上パスがつながることなど、ほとんどないのに
ワン・タッチ、ツー・タッチで回してくる。
ポスト・プレーとか、ワン・ツーとか、手数も多彩だ。
 当たりも強い。
スライディングなんかする奴もいる。
キーパーの反応もめちゃくちゃいい。
 そして、何よりも問題は、
・・・・グラウンドが、滑る。
 キックの立ち足は滑るし、走り出すと、止まるのが大変、
それより走り出そうとすると滑ってしまう。
へんな筋肉使うので、ヤバイ。
慣れないピッチで大苦戦。
 我がジャイアント田所も、ゴールを死守し、ファイン・セーブを連発するが
先制を許してしまう。
 その後、一旦追いつくが、再びリードを許しファースト・クォーターを終了。
 「歯医者、強いっすよ。」
 「守りが、堅いな。」
 「おお、硬い、硬い、さすがエナメル質だ。」
 「俺の鼓膜切開刀くらいじゃあ、傷もつかねえ。」
 「歯科には、歯が立たないってことですね。」
 「向こうは歯医者、こっちは敗者なんちて。」
 「シャレてる場合じゃねえ。奴らには、戦術があるな。」
 「セット・プレーとか、約束、決めてますよねー。」
 そーいや、我々には、戦術や作戦というものはかつてなかった。
いや、厳密にはひとつだけ、
「メタボ高橋を、相手チームに入れる。」
という、セコイ作戦があった。(バック・ナンバー『伝説の男』参照)
その高橋も、今日は不参加。
(実はこっそり相手チームにレンタルしようという作戦もあった。そりゃ、セコ過ぎだ。)
 「ハイ、休憩は3分です。」
 3分?えー、短い!
我々はいつも10分やったら10分~15分は休む、というペースでやってきたのに・・・。
 ディフェンスラインに、必ず一人残すことにしようとか、サイドを使おうとか
多少の確認をして、試合再開。
 モンチッチ金盛と、ナカノ1号の活躍で、徐々に盛り返すが、やっぱり点差は開いてく。
ブラックジャック亀井も、前線から懸命に最終ラインまで走って戻って体を張って守る。
(相変わらずこの先生、元気だ。明日は仕事ないのか?)
 ヘリコ堀越は、結婚したのにまだシュートは枠外。
やはり、こやつ、独身時代が長すぎたか。
 ナカムラ校長もメガネを壊して戦うが、相手フォワードを止められない。
 シャクハチ松っつあんのバックヘッドも意味がない。
 ウシオダ相良は、途中からグランドコート着て、ショーグンとともにコーチのような振りをしてる。
 パレスチナ塩野は、中東出身の利を生かしきれない。(どーいう意味?)
 そして、今日はクラウチが不調。決定機をはずしまくる。
 で、ハーフ・タイム。
 「負けたほうがここのコート代を払う、ということにしましょう。」
 「ハイ。」
 「次から、15分にしますか?」
 「ハイ。」
 もう、すべて、相手の言うがまま。
 「じゃあ、休憩2分です。」
 に、2分?休憩、短くなってるし!
 3rd.クォーターは、ようやく私もゴールを決めるが、相手はセットプレーから
すごいシュートを決めてくる。
キック・インからのボールをジャンプしてヘッドでコースを変えてゴールなんて、素人の技じゃねえ。
 最後の4th.クォーターを残して4-7と大きくリードを許す。
向こうのベンチからは
「まだまだ、攻めて、ダブル・スコアにするんだ。」
なんて、監督の檄(ゲキ)が聞こえてくる。
 おー、このままではコート代払わされる。
 「いや、先生、まだ、これからです。盛り返しましょう。」
おー、モンチッチ、頼もしいぞ。クラビットより頼りになる。
 んで、4th.クォーター。
我々の怒涛の反撃が始まる。モンチッチが遠目から強烈なシュート。
ポストに当たって相手ゴールへ。
サイドからのクロスを、私が決めて6点目。自身、今日2点目だ。
あと一点差だ。
 その後、再び連携からついに、同点!
 そして、終了間近、サイドからのボールが、ゴール前のクラウチのところへ。
どフリー、キーパーと1対1。
誰もが決まったと思ったが、何とシュートはキーパーの正面。
 で、そのままタイム・アップ。
 死闘は、結局ドローに終わった。
 「イヤー、オグラ先生、楽しかったですね、またやりましょう。」
 「そうですね、ありがとうございました。」
 「このコート、今度地面の張替えでしばらく閉鎖するそうですから、
 今度は先生たちのやってるとこでやりますか。」
 そうか、今度はホームゲームだったら、勝てるかも。
と、思ったところにモンチッチが
「先生、芝の状態いいと、かえって相手の実力が発揮されてヤバクないすか。」
そ、そうだったー。
じゃあ、今度はわざと雪が降った日かなんかにでも、やるか。
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2008.10.23

伝説の男

 確かに彼はチームを変える力を持っている。


 2008年フットサル第4節 涼しくなって体も動くぜ10月の陣
 おぐじびレッドダイヤモンズ 9-9 コミネアントラーズ (佐野市フットエナジー)


 ショーグンコミネは、ベンチにも入らず。
カード累積ではないので、故障かと思われたがただのサボりのようだ。
(本人は消防団の仕事といってるが・・・)
 私が少し遅れていって合流。
「あと誰来んの?」
「あと高橋さんと、もう一人来るかなー。」
 おお、メタボ高橋!
 あと、2人来るので、次に来た人が相手チームに、そのあとの人が我がチームにということにした。
 これは、かなり勝敗を左右するといわざるを得ない。
何せ、メタボ高橋といえば、これまで数々の神がかり的なプレーをし、
そのために、彼が参加したチームは、いまだ勝ったことがないという伝説の男。
いわば「一人死のグループ」(何のこっちゃ)。
 彼がどっちのチームにはいるかというのはまさにロシアン・ルーレットだ。
 さて、いるメンバーで、とりあえずキック・オフ。
相手は、クラウチとハカセの凸凹2トップが機能し、瞬く間にこちらは2失点。
ハカセの、ウラへの飛び出しは今日もキレキレだ。
 一方私のシュートは、何故か皆キーパーの正面、
ヘリコ堀越は、まだ枠の外ばっかし。
・・・・やはり結婚式までは、ダメなのか。
 と、いううちにハーフ・タイム。
休憩してると
「お、高橋さん、来たかも。」
「うそ、まじ。」
「うーん、駐車場暗くてシルエットしか見えないんで、はっきりわからないけど・・・。」
・・・いや、間違いないだろう。あんなシルエットの人間は、そういない。
 ついにエース登場。
「いやー、遅くなっちゃって。ちょっと、体ほぐすから。」
といって、いきなり腕立てをはじめるメタボ高橋。
サッカーの準備運動に腕立てする奴はじめて見た。
しかも、お腹地面についてるし。
 そして試合再開。
相手チームにメタボ高橋が入ったことにより、両チームの雰囲気はガラッと変わった。
確かに個人でゲームの流れを変えることができる男だ。
マラドーナやカントナ、ロナウジーニョやカカーのように。
しかし、彼らと決定的に違うのは彼の場合相手チームが元気になるというところだ。
 活気づいた我がチームは、私のシュートも決まり、
ヘリコ堀越も強烈な一発をゴールネットに突き刺した。(思わず「おめでたですね」といってしまった。)
あっという間に同点。
 我がゴールマウスを守るジャイアント田所が「ぬりかべ」のように立ちはだかって
何回も、ピンチを救う。
 しかし、メタボ高橋の意表をつくキック(シュート?パス?本人もわからない)に思わずオウン・ゴールをくらうシーンもあり、
その後一進一退の攻防が続く。
 8-9とリードされて迎えたロスタイム。
じゃあ、あと一点入ったら終わり、ってことにしたが、ナカナカその一点が入らない。
あーもう終わんないかも、と思ったところ私のシュートがディフェンダーに当たってゴール。
9-9のドローとなり、メタボ高橋の(相手チーム)不敗神話はまた守られた。
 メタボ高橋の移籍をめぐっては、水面下で交渉が進められてるらしい。
もちろん、引き取ったチームが、相手になんかおごってもらうという・・・。
(・・・いや、ウソだけど。)
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2008.08.07

2008年フットサル第3節 猛暑、灼熱、8月の陣

 午前中、ショーグン小峰が、外来の患者さんに薬を届けにきた時
「おい、小倉、今日のフットサル、早く上がろうな、30分くらい。」
始まる前から、何 弱気なコトいってんだー。


 2008年フットサル 第3節 猛暑・灼熱、8月の陣
 おぐじびレッド・ダイヤモンズ 9-10 コミネアントラーズ (佐野市フット・エナジー)


 しかし、ショーグンの懸念どおり
この猛暑の中、室内開催とあって消耗戦が予想された。
 さて、今回、新たに新戦力。
まずは 前任者は高齢のため参加できなかったが、
今回担当交代により登場した「ザバス関口」。
そして、今回最大の目玉、大型新人「ジャイアント田所」。
 両名を加え、必勝体制のおぐじびレッド・ダイヤモンズ。
 一方、相手には「カセットコンロ岩谷」得意技は大外狩りとショパン(?)。
柔道家兼ピアニストの経歴は、どんだけ役立つのか?
 開始早々、私からザバスへのパス、これをザバスきっちり決めて先制。
 ザバス、やるじゃん。
 見た目は東南アジア系、ムエタイの選手みたいだが
ナカナカ、軽快なフットワーク。
 そして、ゴールを守るジャイアント田所。
得意技は、胃カメラだが、その次に得意なのがゴールマウスを守ること。
何を隠そう、こいつは大学時代ハンドボール部のキーパーだったという。
 そういえば、ボールのスローが、サッカーのキーパーと違う。
普通、サッカーのキーパーはボールを腕を回して投げるが、
こいつは、むんずとつかんで手首のスナップで投げる。
 何しろ、体がでかい。ザバスがムエタイ系なら、こっちはどうみてもプロレス系だ。
家を出るとき奥さんに
「他の人を、壊しちゃダメよ。
と、いわれてきたという。
 ・・・こっちのチームでよかった。
 そのジャイアントが好セーブ連発し、相手の攻撃を封じる間
私が2点目3点目をゲット。
 一方、相手はショ-グンコミネが、メガネを壊し戦線離脱。
 今日は、楽勝か?
 ところが、こちらは選手層がうすかった。
 その後も1点を取って、今日はもうオレはハットトリックしたからいいや
と、私とザバスが下がって、代わって出たのは
メタボ高橋とその息子(?)シャクハチ松枝。
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 この2人、体は、厚いが、戦力的には薄い。
 この時を、チャンスとみた相手は攻勢をかける。
モンチッチ金盛が、巧みな個人技で攻めあがる。
こやつ、疑惑のグァム旅行で、パワーアップしたか?
 一方、わが方は、合コン地獄を脱出したはずの、”婚約おめでとう”ヘリコ堀越は
ナゼカ、ワク外にシュートをはずしまくる。
そうか、ひょっとして結婚式までは中に出してはワクにいってはまずいのか?
 また、パレスチナ塩野は、ボールを持つと、味方がいてもパスは出さずシュートしか打たない。
自爆テロみたいな奴だ。
 一時8-3まで開いた点差は、じわじわ詰められ、第3クォーター終了時で8-6まで。
(ぶっ続けだと疲れるので、ハーフではなくて15分クォーターを4本やるのだ。)
 選手の消耗も激しい。
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 さあ、最後の、第4クォーター、残り15分だ。
 そして、その開始直後、ゴール前の混戦から私が9点目のゴールで9-6。
これで、楽になった。残り10分で3点差なら、いける。
 と、思いきや、ガクッと運動量の下がったわがチームを怒涛の攻撃が襲う。
ハカセが再三、ウラをつき、カセットコンロ岩谷も、謎のフェイントで攻め込む。
当初、鉄壁の守りをしていたジャイアント田所も疲れが出て
立て続けにゴールを割られてしまう。
 だー、疲れたー、もう走れねー、誰か交代をー、と思ってベンチを見るが、
みんな交代したくないので、誰も目を合わせない。
 相手は、メガネを壊してずっと休んでたショーグン小峰が出てきた。
何か、目をしょぼしょぼさせてる。
やはりメガネなしでは、見えないようだ。
 と、思ってる間に、3点取られナント同点に追いつかれた。
 時間は、もう、無い。
 あと、ワンプレーだ。
 と、フリーのショーグンのところに絶好のパスが。
ヤバいっ。
あ、でも大丈夫、こいつは目がよく見えないはず。
すると、ショーグン、ダイレクトでシュート。
げー、ボールはゴールマウスに吸い込まれ、そのままタイム・アップ、劇的な逆転負け。
何でだーーー!
 そうかー、いつもなまじ見えてるから、アタマと体の動きのギャップがあったのが、
うまい具合に補正されちゃったのかも。
本人の試合後のコメント
「よく見えてたら、一旦ボールをとめていたが、よく見えないので、そのまま打った。」
 うーん、なかなか含蓄のあるコメント。
要するに「心眼」ってやつですか。
まあ、別の見方をすれば、「まぐれ」ってコトか・・・。
これから、メガネなしで出ればー。
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2008.06.04

フットサル2008年第2節梅雨入り上等6月の陣

 6時を過ぎると、待ち人数のコンピュータ画面が気になる
なんせ、昨日は8時過ぎたからなー。
今日は、フットサル、グズグズしてらんないのだ。
 雨のおかげもあって7時過ぎに終了。佐野まで、車を飛ばします。


 フットサル第2節 梅雨入り上等6月の陣
 おぐじびレッドダイヤモンズ 19-11 コミネアントラーズ (佐野市FOOT ENERGY)


 なんか、前回のフットサルのブログの反響から、今回
「今日のブログ、楽しみにしてますよっ。」
てなことを、何人にも声かけられ、いささかプレッシャー。
 芥川賞を取ったらいきなり、
「先生、次回作の構想は?」
などと、記者団に質問される作家の心境、って、それほどのもんじゃねーか。
 いつものように年齢別じゃんけんでチームわけ。
今回は、わが方はアキレス松下クラウチ増山モンチッチ金森ヘリコ堀越
前節欠場から復帰したウシオダ相良、そしてブラックジャック亀井とこれはもう勝つしかねーだろ、
というメンバーがそろった。
 大体同じU-50でもメタボ高橋とブラックジャック亀井ではJ1と足利リーグくらいの差がある。
運、不運が左右するわけだ。
 一方、相手はショーグン小峰をキャプテンにナカムラ校長田代ハカセメタボ高橋パンチドランカー磯という面々。
 しかーし、今回はそれに加え前回召集されなかったヨーロッパ組が相手に加わった。
 やつらは、普段はヨーロッパのレアル・ナカノFC(?)でプレーしてる現役20代だ。
前節は、所属チームの都合で、召集されなかったが、今回参加したわけだ。
 うーん、これは手ごわい。ずるい
 んで、キック・オフ。
前回から、インターバルが短いので(でも2ヶ月ぶりですけどね)
全体に、パスがつながるサッカーらしい展開。
ま、サッカーらしいというのは、「サッカーといえなくもない、」程度ですけどね。
 試合開始直後、私のシュートが相手に当たってラッキーなゴール
その後間もなく、2点目もゲット。
モンチッチが声をかけてくれる。
「先生、今日は、キレてますね。」
おー、調子いいぞー。
しかし、キレるのはいいが、調子に乗りすぎて、靭帯や脳血管がキレないようにしなくては
 その後ブラックジャック亀井も得点を重ね、私も3点目をとったあと、一旦交代。
「今日は、楽勝じゃん。
 しかし、その後、試合の流れが変わる。
 きっかけは、相手チームメタボ高橋の交代。
それまで、味方も欺くトリッキーなプレイで、どちらかというと相手チームに貢献していた
メタボ高橋がベンチに下がったことにより、
にわかに活気付く、コミネアントラーズ。
 キーパーから交代した田代ハカセがディフェンスラインの背後をうかがう。
そこにショーグン小峰から山なりのロングパスが通る。
「おおー、あれが噂のテポドンパス!恐るべし!
 そして、ヨーロッパ組が前線に上がり、細かいパスをつなぐ。
あれよあれよという間に、逆転されてしまう
 ところが、こちらは、前回ゴールを量産しルーニー張りにシュートを決めまくった
ヘリコ堀越が、まったく不発。全然、得点できず。
まるで、ドイツから帰ってきて鳴り物入りでJリーグに復帰したものの、
クラブでも代表でも全然点の取れない某ストライカーのようだ
一体何が起こったんだー。
 するとショーグンが不気味な笑いを浮かべた。
「やつは、この間合コンいったんだが、相手がみんな40代のオバハンだったらしいぜ。」
それかー。
なんということだ。
心身のコンディション作りは、スポーツ選手の基本なのに
 田代ハカセのファンタスティックなボレーも決まり勢いづく相手チーム。
ベンチのメタボ高橋
「ウン、田代はいいもん持ってるな。」
 しかし、反撃開始。
不屈のブラックジャック勝負のためには、明日の診療なんかどうでもいい作戦が今日も爆発、
モンチッチ金森も前線に上がり畳み掛ける。
ベンチのメタボ高橋
「ウン、金森もいいもん持ってるな。」
おっさん、それしか言えんのかー。
 休んで、元気になった私もいきなり3ゴールを決め、逆転。
おー点はいると気持ちいいなー。
 というわけで、結果19-11でおぐじびレッドダイヤモンズの勝利
前回1ゴールに終わり、脚もつっちゃった私ですが、
今回は8ゴールも上げ、脚もつりませんでした。
PKははずしちゃったけど。
 そーいえば、終了間際にいつの間にか現れたダンサーガクシ、今度もっと早く来るように。
 次節は8月、灼熱の中東戦か。
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