ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.03.30

大河ドラマ的

 さて、「まんぷくヌードル」の大ヒットで

大団円を迎えたNHK朝ドラ「まんぷく」でしたが、

面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日清食品の安藤百福氏の実話をほぼ正確になぞっているので、

とくにカップヌードルになってからは時代がリアルタイムですので、

次の展開がわかってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たとえば、「まんぷくヌードル」の容器に何か最適の素材はないのか、

といえば、それは「発泡スチロール」だ、という答えを知っているし、

具材として、彩りと高級感を演出する素材があるはずだ、という問いには

「エビだよ、エビ、エビ」と言いたくなるし、

何か、この商品をアピールする販売法はないかと主人公が考えていると、

自動販売機、歩行者天国、と当時の記憶がよみがえってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カップヌードルも最初から爆発的にヒットしたわけではなく、

当時中学校のサッカー部の友人の間で

近くのデパートにカップヌードルの自販機がおかれたけど、もう食べた?

なんてころからブーム始まったことを覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この、結果がわかっていることが、

ツマラナイかと言えば、さにあらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは「大河ドラマ」的展開なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大河ドラマはたいてい戦国時代か幕末だが、

ワレワレは本能寺の変で織田信長が命を落としたことも知ってるし、

関ヶ原の戦いで東軍が勝ったことも知っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなことを踏まえて、

明智光秀はここであんなこと言いながら腹の中では謀反を企てていたんだな、

とか、

どのタイミングで、小早川秀秋は徳川方に寝返るのだろうか、

なんてことを思いながらドラマを見るわけである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、今期の本家大河ドラマの方は、

戦国でも幕末でもなく、誰も知らない金栗某が主人公であるが、

クドカンの脚本にもかかわらず視聴率は超低迷らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっぱ、大河ドラマのニーズは、古典落語や歌舞伎十八番と同じ

「知ってるストーリー」を味わう、ということかも知れないなあ。

 

 


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2019.03.29

等速直線運動

 春の訪れを感じ散歩コースのサクラも

いちりん、またいちりんと日ごとに花びらをほころばせて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カメラを持って行こう、と家を出たところ、

代わりに、オシッコ洗い流し用のペットボトルを忘れたことに気づく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヤバイ、今朝は歩道でシッコさせないようにしなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 通りを渡り、神社の鳥居の下の砂場までは、しゃがませてはマズイ。

歩道を急いで神社までまっしぐら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 果たして、途中、ちょっと身構えて排尿態勢に入ろうとするレディアの首輪を

ぐいぐい引っ張り、立ち(座り?)止まらないように速足で歩かせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 150メートルほどで砂場に着き、ハイどうぞ、としたら

おもむろに「大」の方を始めたレディア。

ちっ、ウン〇かよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、石段を登り、境内まで行く。

途中、脇の山に入り、無事、シッコも済ませた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サクラの花、まだ満開にはかなり間がありそうであったが、

一応、写真も撮り、石段を下りて帰路につく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、鳥居をくぐって、通に出ると、歩道の上になにやら小さい物体が・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ん?これ、ウン〇じゃね?

ったく、どこのイヌだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と思って、歩道の先を見ると、

同じような小物体が、1メートルくらいの間隔で点々と・・・・、

ちょうど、「中学理科」で習った等速直線運動の

走る台車の紙テープに記録タイマーでパンチされたスポットのように

規則正しく並んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の瞬間、ワタシはすべてを悟った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれは、レディアのウン〇だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの時、速足で駆け抜けながら、次々とウン〇を落としていったに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、何回か、リードを引っ張る手ごたえがあった。

あの瞬間、走りウン〇をしていたのだ。

今思えば、砂場でしたウン〇もやけに小さかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝日に照らされる歩道に点々と並ぶウン〇。

お前は、ヘンゼルとグレーテルか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あわてて、それらを回収したが、ここは通学路、

すでに春休みに入っていて、

登校する小中学生がいなくて、ホントに良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやー、朝から、あせりました。

まさかの「等速直線ウン〇」になっていたとは・・・・。

実験としては、なかなかきれいなデータが取れてましたが・・・。(^^;)

 

 

 

 

 

 


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2019.03.28

堀ちえみさん、退院おめでとうございます。

以前も書きましたが、堀ちえみさんの影響で、

舌に何かできているが診てほしい、という患者さんはけっこう来院されます。

この間は朝一番に来た方が

今流行りの舌がん かどうか診てほしい」

というので驚きましたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシの義弟、つまり妻の弟さんは病院勤務の歯科口腔外科医師で、

連日、舌がんを疑う初診の患者さんが大挙来院し仕事に支障をきたすほどらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの口内炎のヒトも多いが、

目立って多いのが「有郭乳頭」を「発見」して来院される方。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有郭乳頭とは舌の構造物のひとつで味覚に関連した器官、

舌の一番奥にV字状に配列していますが、普通にベロだしただけでは見えない。

でも、ぐーっと引っ張り出すとその一部が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

V字型の配列なので特に舌のわきのモノが前方にあるため

これを「何かできてる」と心配になる人が多いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この手の患者さんは以前から、一定の割合でいたのですが、

最近は、激増しているものと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんな中、堀ちえみさんは先日無事退院されたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女のブログで知ったのですが、

堀さんは、入院、手術を受けたあともずっとブログを書いていたのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

術後の経過、カニューレの抜管や、食事・嚥下のリハビリなど、

日々の入院生活がつづらています。

勤務医時代に受け持っていた舌がんの患者さんのことなどと重ね合わせて、

いろいろ思いだしたりしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病気に対して、前向きに立ち向かう彼女の言葉はたいへん清々しく感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでは勢いで来た感じですから、

本当に大変なのはこれからかもしれませんが、彼女の健闘を応援します。

マスコミの方々には不必要な取材や無神経な写真スクープなどは

くれぐれも自粛していただくことを強く希望します。

 

 

 

 

 

 

 

 


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2019.03.27

日本対ボリビア、試合の興味は・・・

先週末から今週はJリーグが無く、FIFAの国際Aマッチデーで

日本代表はホームでコロンビアとボリビアの2試合を戦った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果はコロンビアには0-1の負け、ボリビアには1-0で勝って

ワールドカップではハンド退場のコロンビアには勝ったが、

11人いるコロンビア相手には勝てない、ということと、

ボリビアならばホームなら、ベストメンバーを出せば何とか勝てる、

というあまりサプライズのない結果であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくにコロンビア戦からスタメン総とっかえで「選手層の拡大」をはかった

ボリビア戦の前半は、全くつまらないサッカーでうんざりした。

結局、中島、南野、道安がいなければダメ、ということを確認しただけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中、興味を引いたのが

鈴木隆行氏と楢崎正剛氏のダブル解説。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鈴木隆行氏は元日本代表FWで2002年の日韓ワールドカップ前に

彗星のごとく現れ大活躍。

その後、さしたる活躍なく消え去ったところは、

イタリア代表で1990年イタリア大会の時だけ輝いた

サルバトーレ・スキラッチぽいなあ、と常々思っています。

ベルギーからJ1そしてJ[2の各チームを渡り歩き、2015年に引退しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 楢崎正剛氏もまた元日本代表GKですが、

横浜フリューゲルス時代の1996年から代表に選出され、

2002年の日韓ワールドカップ大会を挟んで10年以上日本代表GKとして君臨、

クラブは横浜フリューゲルス消滅以降は名古屋グランパスに移籍し、

以後、名古屋一筋で昨年華々しく引退しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実はこの2人、同い年なんですねー。

これは、ちょっとビックリ。

太宰治と松本清張が同じ年なのと同じくらい、とまではいきませんが、

何となく、意外でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この2人の解説ぶりの対比がオモシロイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鈴木隆行氏は引退して数年たっており解説経験もそこそこ多いようで、

流暢だし、内容も的確で、言葉数も多い。

アナウンサーの実況に合わせていろいろコメントをさし挟んでくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 楢崎正剛氏は昨シーズンまで現役だった関係で、

解説の仕事はまだそれほどない。

アナウンサーに「楢崎さん」と水を向けられるまでは全くしゃべらず、

振られてもなかなか言葉が出てこないし、解説の内容も(?)だったりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この辺、解説の経験の差、というよりは、キャラクターの違い、

つまりフォワードとして器用に多数のチームを渡り歩く鈴木氏と、

ゴールキーパーという特殊なポジションを選び一つのチームに長く在籍する楢崎氏の

生まれ持ったキャラの違いかもしれぬ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合が始まって間もなく、アナウンサーが楢崎氏にコメントを求めた。

アナ「日本は過去ボリビアと2回対戦し、1勝1分けです。

楢崎さんはそのどちらの試合とも出場されていますが、

ボリビアの印象はいかがですか?」

 

 楢崎「うーん、あのー、ですねー。

日本での試合と、南米での試合で戦いましたけど、

南米での試合では、日本でやった時とは違うチームのような強さでした。」

 

 

 

 

 

 

 

 おいおい、ってことは今日の試合は日本での試合だから

このキリンカップでのボリビアチームは本当の実力ではないってこと?

そんなこと言ったら、テレビ見てるヒトはしらけちゃうし、スポンサーは怒るで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後も、鈴木隆行氏と、楢崎正剛氏のコメントの対比が興味深く、

ゲームがつまらなかったので、

試合を見るよりも、解説を聴く方が面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、昨日のこのゲームは、試合を「見た」というよりは、

「ボリビアを聴きながら」

でした。(*^-^*)

 

 

 

 


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2019.03.26

アレルギー検査陰性のアレルギー性鼻炎 その③局所アレルギー性鼻炎

 

 またまた続きです。

さて、第3の病態は、というと「局所アレルギー性鼻炎」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これも新しい概念です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 近年海外において、

アレルギー性鼻炎症状を呈す人の中に血液中IgEは陰性だが、

鼻汁中のIgE交代が陽性である症例が、

草木アレルギーやダニのアレルギーにおいて報告され、

「局所アレルギー性鼻炎(Local Allegic Rhinitis:LAR)」

と呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これはまだよくわかっていないことが多く、

局所のIgE抗体陽性のヒトがいずれは血中IgEも陽性になるのか、

はたまた別物なのかは突き止められていません。

ブタクサやダニアレルギーにあるのなら

スギ花粉症にもあるだろうと考えるのが妥当です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそも、鼻汁中のIgE測定は現行では保険適応に無く、

検査法自体も確立していません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現時点でできることはアレルギー誘発テストです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、鼻粘膜にアレルギーの原因物質(アレルゲン)をしみこませた小ディスクと、

しみこませていない対照ディスクを置いてみてアレルギー反応の出方を調べるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシが大学病院でアレルギーの専門外来をやっていたときには

ルーチンで行っていた検査ではありますが、

日常の外来でやるにはなかなか手間と時間がかかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそもダニとブタクサなどは市販の検査ディスクあるのですが、

スギに関しては検査用のディスクが市販されていません。

ワタシが大学病院のときは対照ディスクに

皮内反応用の注射液をしみこませて代用していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かつてはLARの概念がありませんでしたから、

先に皮内反応か血液検査で陽性になったヒトに誘発テストを行っていたので、

それらの検査で陰性で誘発テスト陽性の患者さんを経験したことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今後、この病態についての解明が進むでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このLocal Allegic RhinitisはLARと略されるのですが、

「エル・エイ・アール」ではなく「ラ―」と発音する先生もいるようで、

学会で聴いたときはじめ何のことかワカリマセンでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時思い浮かんだのが、昔々のテレビ番組「宇宙猿人ゴリ」。

ハリウッド映画「猿の惑星」の大ヒットに便乗して日本で作られた子供向けの特撮番組。

地球を侵略する宇宙猿人「ゴリ」の手下の名前は「ラ―」

 

「ゴリ」と「ラー」で、「ゴリラ」かよ、と子供心にもあきれるネーミングセンスでした。

 

 さて、これで3回にわたった

「アレルギー検査陰性のアレルギー性鼻炎」のお話は終わりです。

それでは、最後にお聞きください。(*^^*)

あー、ナツカシイ。

局所アレルギー性鼻炎のことを考えると、この歌が頭に流れるようになりますよ。

 

 

 


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