2018.08.08
東京医大の不正に関しては、その後、
女子や多浪生への不利な配点なども出てきて大変ですね。
昨日も今日も新聞の一面です。
少なくとも2006年から不正があった、ということが明らかになりましたが、
「少なくとも」というのは、その前も多分あるわけで・・・。
東京医大の学生、およびその出身者は今どんなことになってるんでしょうね。
それにしても、400点満点で最大49点の加算ってすごいですね。
たぶん、合格ラインには1,2点の間に
すごい数の受験生がひしめき合ってる中での49点加算。
逆に考えると、東京医大出身で、
親が東京医大ではなく、政治家や官僚にコネのない女医さんは、
ハンパなく優秀である、ということですな。
一般の方は、入試で不正があっても、医師国家試験受けるので大丈夫、
と思ってるかもしれませんが、そうでもない。
医師国家試験ではもちろん不正は通りませんが、
これは競争試験ではなく資格試験なので、問題そのものがかなり易しい。
普通に勉強すれば90%以上のヒトが通るわけで、
振り落とす試験ではなく、合格させる試験なのでだいぶ状況は違います。
しかも、何回受けてもいいわけで。
ワレワレは友人同士で自主的に「勉強会」というグループを作って、
国家試験の過去問題集をみんなで解きながら勉強しました。
大学は国家試験対策は学生に任せっきりで一切受験指導的なものはなかったのですが、
私立の医学部では大学の方から国家試験指導の時間や補講などもあるようです。
文部科学大臣が全国の医学部の入試が公正に行われているかどうか調査指示、
とありましたが、ホントに調査したらヤバ過ぎで収拾つかないのでは・・・・。
それとも、内部告発が無い限り、
当学に関してはそのような不正がありませんでした、
というありきたりな報告になっちゃうのかな。
しかし、来年東京医大の「内定」をもらっていた高校3年生は、これから猛勉強ですが、
他の私立医大の「内定者」も取り消しになる公算が高い。
他の私立も過去の例はうやむやにできても、
今後ほとぼりが冷めるまで新たなリスクは犯さないでしょう。
2018.08.07
昨年末、ヤフオクで「雷電」「疾風」を落札した時に「抱き合わせ」で買ったこのキット。
いつまで置いとくのもなんなので作っちまえと、
中をチェックする。
どの塗装にするかカラーインストラクション(一時流行りました)を眺めていると・・・・
あれ、箱絵はA6-9なのに説明書はD9。
一瞬ヤバイ、と思いましたがよく調べると箱だけがフジミのFW-190A6-9で、
中身はデカールを含めフジミ製FW-190D9がそろっていることを確認。
まあ、とくにフォッケウルフに対して思い入れもないので、
FW-190D-9として、サクッと組み上げることにしました。
今さら、ヤフオクの出品者にクレームをつけることもないかと。
ナゼか、上半身だけのパイロットがいます。
調べてみるとこのキット、相当古いキットで発売は1960年代後半のようです。
初版の箱絵はこのようだったらしい。
ムカシのプラモ感にあふれて、ナツカシイ、涙出そうです。
この頃のキットはマブチのミニベビー搭載可、というのが流行り。
ムカシは自動車でも戦車でも軍艦でもなんでもモーターで動いた。
飛行機だけはモーターライズから取り残されていたが、
このミニベビーの登場によってプロペラがモーターで回るようになりました。
だからといって、当然飛んだりはしませんが・・・・(^^;
あれ、「・・・can be used」では?
この上半身パイロットは、このためのパーツだったのでした。
当然、ワタシが買ったキットではミニベビー関連はオミットされていましたが。
(写真はネットで探しました。)
ミニベビーなんて今は手に入らないし、もともとモーターギミックには興味はないので
通常で行きますが、このパイロットの姿勢がオカシイ。
やけに身体に力入ってます。
他のキットから移植する気もないのでこのまま。
とにかく、なるべく手をかけず、ゆるーく、ちゃっちゃっと作り倒すのが目標です。
キットには操縦桿のパーツもついていますが、人形を乗せるときは操縦桿はつかない設定。(@_@)
操縦桿なしのアブナイヒコーキです。
しかも後頭部の形がヘンだ。
年代ものキットなので心配されたデカール。
ナントカ貼れたなーと思ったら、スワスチカがアブナイ。
シートの端っこだったので劣化してたみたいで、反対側は溶解してしまった。(T_T)
今さら塗装で仕上げる気はないので、キットにあった別のスワスチカで我慢します。
こんどは、慎重に。
ところでこのスワスチカ、鉤十字、ハーケンクロイツとも言いますが、
ナチスを象徴するマークのため欧米で発売されるキットには付属していません。
F1のプラモデルにマルボロのロゴが入っていないのと同様、
青少年に悪影響を与える、という配慮でしょうか。
ちなみにワタシはタバコもナチスも否定しますが、模型には「ついていて欲しい派」です。
てなわけで、サクッと完成。
ドイツ機独特のモットリング&スプリッタ―迷彩。
1/48なので、ラク。
このD-9、通称ドーラは空冷星形エンジンのフォッケウルフFW190Aのエンジンを
高高度で性能の落ちない液冷式のエンジンに代えたタイプで「長っ鼻」といわれます。
メッサ―シュミットMe109や、わが国の飛燕、英国のスピットファイア、
アメリカのムスタングとか、みな液冷エンジンです。
だが、技術力不足で日本の液冷エンジンはモノにならず、
エンジンの搭載できない飛燕の胴体に空冷エンジンを逆に積み替えたのが五式戦。
しかし、このモデル、「長っ鼻」のはずが何となくずんぐり。
これは、ミニベビー搭載のため機首径をしぼれなかった模型設計上の都合らしい。
プロペラ軸を延ばしてモーターをもっと後方に配置する
P-39エアラコブラ方式をとればこの問題は解決したのだが、
当時はそこまで形状にこだわらずプラモデルはおおらかであった。
ちなみにP-39は、機首に長大な37ミリ機関砲を置く関係で、
エンジンを操縦席の後方に配置するという特異なレイアウトになっています。
オタクのマメ知識。(^^)v
今回も改造、追加工作は基本いっさい無し、ですが、
主翼の20ミリ砲の開口と、コックピット前にある13ミリ銃が省略されてたので追加しておきました。
ドイツ機特有のスピンナーの渦巻き。
しかし、このパイロット、やはり姿勢が悪いので
この着座姿勢では、ゼッタイ前見えてねーな。(^^;
2018.08.06
毎年恒例のことですが、お盆休みに伴なう夏季休業のお知らせです。
一昨年から「山の日」なんてややこしいものができたので、
8月11日が祝日になってしまい、
本年は8月12日が日曜日の関係で
8月11日(土)から8月16日(木)までが、
休診です。
もともと当院は13日から16日までの4日間を「お盆休み」と決めていて、
職員にはトータルで1週間になるように、
そのほかに交代で3日間の夏季休暇をとれるよう設定していました。
ただこんな関係で、今年は個人の休みをつなげて、
9日間の連続休暇が取れちゃう職員も出てきて、ウラヤマシイ。
2018.08.05
8月4日は第104回足利花火大会でした。
今回も岩谷家、川島家、前原家と一緒に観覧。
まずは、会場まで歩きます。
けっこう遠い。(^^;
だが、一方、夕立の心配はなさそうです。
適度に風もあって暑いとはいえしのぎやすい。
故にビールもウマイ。
開始前、ワクワクします。
みんなで一緒に花火、は楽しい。
相変わらず、イイ食いっぷり。
日が暮れます。
さあ、はじまりです。
次第に暮れなずむ空に次々とあがる大輪の花。
今年も2万発。
だが、当初のプログラム決定後に駆け込み協賛などあり、
実際には2万5千発くらい上がるという噂です。
たしかに2時間の間、ほぼ切れ間なく打ち上げられる花火。
最近は打ち上げ点火はコンピュータ管理らしいですが、
たしかにそうでもなければこう立て続けに打ち上げることは不可能でしょう。
今年で104回を数える、この伝統の花火大会。
はじまりは1903年、明治36年だそうで。
毎年、8月の第1土曜日と決まっています。
ここ最近は人口減少傾向の足利市ですが、
よそからの観光客に加え、この時期を狙って帰省する人も多く、
花火大会前後の人口は、かなりの数になってるはず。
最後は8時50分からの大ナイヤガラ。
約600mの光の奔流が東から西へ走ります。
コレは見事。
皆、一斉にスマホで撮影、自撮りをするヒトもいます。
今年も、素晴らしい花火でした。
2018.08.04
小学校5~6年の頃好きだった本があります。
小説や漫画ではありません。
「少年朝日年鑑」という本です。
本誌と付録の「社会化統計」の2分冊でした。
今はもう無いのかなあ。
毎年発行され、その年のいろいろな出来事がジャンル別にまとめられていて
辞書みたいに「引ける」ようになってた。
「少年」というからには「大人の」やつがあってその少年版だったわけだ。
特に好きだったのが分冊の「社会化統計」で、
山や川、海の様子などの地形から、気温、降水量などの気象状況、
工業、農業などの生産高や品目が、国内、世界とあらゆる品目に渡って網羅されていて、
見ているだけで楽しい。
社会科の宿題にもバッチリだったんですが、
ヒマがあるとパラパラ眺めて、
「世界で2番目に高い山はK2っていうのか。」
「おー、ここではこんなもの作ってんだー。」
とか
「○○はこの地方が多いのかー。」
発見と感動の連続でした。
なんといっても、圧倒されたのは
「アメリカ」のすごさです。
自動車、機械、飛行機何をとっても第1位。
日本は高度経済成長が達成されつつありましたが、
その差は歴然でした。
唯一「造船業」だけが世界一だったことは覚えています。
その後、日米自動車摩擦が起きたり、
日本企業がバブルでばんばんアメリカに進出した時はマジかいな、と思ったもんです。
ネットで探したら、ありました。
1970年版はまさにワタシが小5の時、手垢がつくくらい読んだヤツ。
ネットの古本屋さんで5000円、
欲しいけど、ちょっと高いなあ。