ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.09.10

台風15号、関東を直撃

 台風15号は、しばらく前から8日深夜から9日未明に関東を直撃のおそれ、

というニュースが流れていて、その通りになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これはなかなかスゴイことで、

ここ最近は台風が急に進路を変えたり、迷走したり、

また、2日くらい前に急に出現したりで、

なかなか気象庁の予測通りには来なかったのですが、

今回は、ズバリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはり、9月上旬は二百十日、二百二十日というくらいの

伝統的な台風シーズンなので、

この時期の台風は王道的なふるまいをするのかもしれず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、ここ最近多く報道された、

土砂崩れや、河川氾濫といった被害はなかったものの、

交通機関の乱れと、大規模停電という

関東地方ならではの都市型災害をもたらしました。

わかっていても、被害をゼロにすることは難しいのだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 幸いにもワタシの住む足利市はビミョーにそれたようで、

寝る前にも特に雨風なく、寝てるうちも起こされることもなく、

朝起きたら晴れていましたので、

電車通勤などとも無関係なこともあり、

テレビを見なければ台風が来たことも全く気付かないレベルでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 被害にあわれた地域の災害復旧が早く進みますように。

 

 

 

 

 

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2019.09.09

ルヴァンカップ、終わっちゃった。

 日曜日夜のカシマスタジアム。

現地参戦をためらった理由は

①昼間、補聴器講習会なので、夜また遠方まで出かけるのがシンドイ。

②台風15号の接近で、茨城方面は直撃しそうで、帰宅困難になるかも。

③第1レグで2-3とアウェイゴール3発もくらって負けてるので勝つ自信がない。

④スカパーで生中継がある。

といったところ。

内訳は①が40%②が15%③が40%④が5%くらい、かなあ・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、スカパー観戦。(^^;)

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2019年YBCルヴァンカップ準々決勝第2レグ

鹿島アントラーズ  2-2   浦和レッズ (カシマサッカースタジアム)

     (前半  1-0)

     (後半  2-1)

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 第1戦の結果を受けて

浦和レッズはもう攻めに出て点を取るしかない。

いっぽう、鹿島は攻めるか、守るか2通りの選択肢があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サッカーのチーム戦術は明快な方がいい。

序盤から攻め続けるレッズ、

鹿島が必然的に押し込まれる形、という構図になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レッズのパススピード、ボールへの寄せは早く、

28分に、波状攻撃から待望の先制点。

エヴェルトンが押し込んで、トータルは3-3。

しかし、アウェイゴールルールでこれではまだ鹿島が勝ち抜け。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1-0で迎えた後半、レッズの攻勢は続く。

次の1点が入ればトータル4-3でレッズ勝ち抜けとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが4分、思わぬアクシデント。

今や浦和の絶対的エース、鹿島キラーでもある興梠慎三が

早々と負傷退場してしまう。

第1戦も興梠の投入から試合の流れがレッズに傾いたことを思うと、

この負傷退場は、戦力的な面からも、精神的な面からも、

とてつもなく、イタイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じポジションにファブリシオが入るが、

ボールのおさまり、ボールの引き出しで興梠が果たしていた役割が

いかに巧妙なものだったかがわかった。

プレースタイルの違いだけで説明できるものではなく、

サッカーセンス、ゲームマネージメントの面で

ファブリシオは興梠にはまだ遠く及ばない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中、66分に取られてはいけない失点を喫す。

トータル4-3、これでレッズは残り時間で

あと2点をとらねば負けてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 73分に杉本健勇が投入される。

すると、その4分後に杉本が落としたボールを

荻原がゴール前にクロス。

そこに走りこんでヘッドでゴールに叩き込んだのは

167センチのチビッコ関根であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここで、レッズがもう1点取れば、勝ち抜けに持ち込めるが、

なんと87分、パスミスから失点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、浦和の野望を打ち砕く1発であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、よく考えればその前のトータル4-4でも、

その後の5-4でも

レッズがあと1点取らねば負けることには変わりない。

この辺、アウェイゴールシステムの妙である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、その1点は遠く、

6分のアディショナルタイム後のホイッスルが

むなしくカシマスタジアムに鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かくして浦和レッズの2019年のルヴァンカップは

中3日の鹿島アントラーズ都の2試合のみで終わってしまった。

こうなると、ACLのみに期待が高まるが・・・・

(天皇杯もあるけどねー。)

 

 

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2019.09.08

補聴器相談医と認定補聴器技能者

 医師免許のほかに、いくつか資格を持っています。

「耳鼻咽喉科専門医」「禁煙専門指導医」

「身体障害者福祉法指定医」などのほかに

「補聴器相談医」というものがあります。

日本耳鼻咽喉科学会が認定する資格で

ホームページに名簿が載っていますが、

栃木県では67名、足利市では日赤病院を除けば

ワタシを含めて2名の補聴器相談医がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 取得には講習と実習が必須ですが、

資格維持のためには、毎年講習会に出なければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なのでこんなにいい天気の日曜日ですが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝10時までに入場。

今回から、この講習会も入退室がカード管理になりました。

相手がパソコンでは遅刻はできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、医者の側だけでなく、

補聴器業者の方にも「認定補聴器技能者」「認定補聴器専門店」

の資格があります。

こちらのホームページから閲覧できますが、

足利では「認定補聴器技能者」は3名、

「認定補聴器専門店」は1店舗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 補聴器講習会で、よく話題になるのが、

「悪徳補聴器店」の話。

補聴器や難聴に対する正確な知識がなく、

充分な検査や調整をせずに、「売りっぱなし」の補聴器屋さんが

残念ながら非常に多いそうです。

購入する側も多くはお年寄りなので、

とくに文句を言うわけでもなくあきらめてしまうケースが

あとを絶たないといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、当院からは

認定補聴器技能者のいるお店以外には紹介しません。

補聴器を購入する方は、

ぜひこういったホームページを参考になさってください。

 

 

 

 

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2019.09.07

恐竜博2019

土曜日の診察終了後、すぐ列車に飛び乗った。

ギリギリ昼メシを買う時間があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月というのに上野公園は猛暑。

台風の接近も関係あるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目指すは科学博物館。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月から開催されている「恐竜博2019」、

子供たちで込み合う夏休みが終わるのを待ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、チケット売り場には列があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恐竜展はあちこちでたびたび開催されますが、

我々夫婦はお互い子供のころから恐竜好きなので

この30年くらい、メジャーなものはほぼすべて行っています。

なので、この30年間の恐竜研究の成果と

恐竜の生態や復元に対する解釈の変化も、

時間経過で体感しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のテーマその1は最新の研究による

恐竜進化の新しい解釈。

ディノニクスの発見、研究から、恐竜の温血化が示唆され、

以後恐竜の生態や形態に次々と新解釈が加えられてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディノニクスに代表されるドロマエオサウルス科が

実は腐肉食だったといわれたティラノサウルスやアロサウルスに代わって

「最強の恐竜」とされたのは1990年代。

温血化による機敏な行動と、発達した脳を持ち集団で狩りをする

「新しい」肉食恐竜のスタイルが提唱された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1993年の映画「ジュラシック・パーク」では

「ラプター」の愛称で

そのドロマエオサウルス科の「ヴェロキラプトル」が主役を張るが、

実は大きさから「ディノニクス」がモデルである。

「ディノニクス」が体長4メートルにも達するのに対し、

「ヴェロキラプトル」は2メートル前後で

しかもその大半は尾の長さであるから、

映画的には迫力不足、と考えられたためでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ名前の由来である「恐ろしい(ディノ)鉤爪(ニクス)」は、

最近の研究では、その構造から刺すことはできたが、

肉を切り裂くことはできなかったそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、その後、2000年代になって

羽毛恐竜の発見から、

最近では羽毛をまとった姿で復元される。

これが、あのディノニクス!?(@_@)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ムカシは、こんなにカッコよかったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 骨格標本ではカッコいいのになあ。

こういう展示形態もだいぶ変わってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次の目玉は「ディノケイルス」。

こちらは、1965年にこのデッカイ前足部分が見つかり

1970年に「ディノ(恐ろしい)手(ケイルス)」と命名された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、他の部分の発掘が成功し、今回、はじめて全身骨格が展示。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、これも「羽毛」。😢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、この「ディノケイルス」と「タルボサウルス」の格闘シーンが、

骨格標本と、CG映像で再現されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、タルボサウルスも毛が生えてるんだよなー。

恐竜に限っては(?)毛がフサフサよりは

ハゲの方がカッコイイ。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイアサウラ」も子育てする恐竜として2000年前後の恐竜展では目玉でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の展示は今回の最大の目玉「むかわ竜」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、これが見たくて来た、という面もあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つい先日、9月5日(日本時間は6日)にイギリスの科科学誌に論文が掲載され、

「カムイサウルス・ジャポニクス」というカッコイイ学名がつきました。

ワレワレが訪れた9月7日は説明パネルが付け替えられた直後だったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、日本で発見されたということは大変な驚きと感動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 記念にカードが配られていました。

これは、レアカード?

「とくいわざ」があるのが、ちょっとウケます。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その次のコーナーは恐竜の絶滅に関するもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古第三紀と白亜紀の間にある「K/Pg境界」の研究により

大量絶滅の謎が解明されてきました。

古第三紀が英語でPaleogeneはいいとして

白亜紀は英語ではCretaceousなので、

なしてわざわざドイツ語のKreideからの「K」なのかと思って、

帰ってから調べたら

頭文字がCで始まる地質年代区分が多いためだそうです。

心電図のことを「ECG」ではなく「EKG」と呼ぶのは

「electro cephalogram」と混同しないため、

とムカシ医学生のころ教わったが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休み明けとはいえ、子供も多くけっこう混んでましたが、

フェルメール展や昆虫展と違って、見るものが大きいんで、

わりとラクに見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、ワタシが子供のころは「恐竜」≒「怪獣/ゴジラ」だったのが、

シッポが上がり、色がつき、毛や羽毛が生えて、

ずいぶんと違うものになってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムカシのあこがれの存在が、正体がわかってきたらたら

そんなにカッコよくなかったというのはいささかサビシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古生物学は新たな発見や、考察が加えられると、

今までの形態が否定され、まるきり違ったものになる可能性があります。

恐竜としてその化石がかなり古くに発見された「イグアノドン」は

「歯の化石」として考えられ、イグアナの歯に似ているので、

「イグアノドン(ドンは「歯」の意)」と命名されたが、

それが実は親指の爪であった。

ワタシや妻が子供のころのイグアノドンは

ゴジラのように2本足で立っていたが、

今は四足である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、こんな掲示があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティラノサウルスはその名である「帝王トカゲ」のとおり、

かつては最大最強の肉食恐竜とされたが、

1990年代になり、ティラノサウルスは捕食者ではなく

実は死肉を食べる腐肉食者である、

という説が主流になった。

ハリーハウゼンの映画に強い感銘を受けた

子供時代からの夢を打ち砕くような学説であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、これによると、新しい研究では、

またぞろトリケラトプスを倒していたわけで、

一時の汚名が返上されたかたち。

真実を知る当のティラノサウルスたちは草葉の陰でどんな思いでいるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ならば将来的には、また、

鳥になったドロマエオサウスルス類の復権(?)もあるかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.09.06

嫌気性菌

耳鼻咽喉科は感染症を扱う機会が他の診療科よりもかなり多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌感染、ウイルス感染がその大半を占めますが、

今回は細菌感染のお話、なかでも「嫌気性菌」のお話をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外耳炎、中耳炎、扁桃炎など耳鼻咽喉科領域の細菌感染の多くは

肺炎球菌、インフルエンザ菌、溶連菌などすべて好気性菌です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「好気性菌」に対し「嫌気性菌」とは空気のあるところ、

すなわち20%程度の酸素を含む大気中では生息できない菌。

通常は増殖しないこれらの菌によって起きる感染症が

「嫌気性菌感染症」として時に問題になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(誤嚥性)肺炎」「腹膜炎」「卵巣・卵管膿瘍」など

「深在性」の感染症をひき起こし、

ときに「敗血症」など致命的な二次感染に至ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳鼻咽喉科領域では口腔咽頭からの感染が波及した

「深頸部感染症」が問題になります。

重症感染症で「頸部膿瘍」をきたし、

外切開などの手術が必要になる場合が多いですが、

そのほかに「扁桃周囲膿瘍」や「副鼻腔炎」で

嫌気性菌が原因になることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扁桃周囲膿瘍」に関しては、

当ブログでも何回か話題にしたことがありますが、

「副鼻腔炎」は大人から子供までありふれた感染症です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「副鼻腔炎」は風邪による急性鼻炎の二次感染ですから、

その原因菌の多くは鼻内に生息する

「肺炎球菌」や「インフルエンザ菌」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらに対し、適切な抗生物質を使って治療するわけですが、

時に、大人の慢性副鼻腔炎で、なかなか治らないことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまでも、膿性のハナが出たり、

のどにタンがまわる「後鼻漏」に悩まされます。

時には頬部や歯の痛み、悪臭などがあるようなら要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

副鼻腔、上顎洞が、空気の入らない「閉鎖空間」になり、

そこで「嫌気性菌」が発育することがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この場合、なんといっても有効なのが上顎洞穿刺洗浄、

いわゆるシュミットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌気性菌感染症の治療を、教科書的に調べると

以下のような記載があります。

 

1. 排膿(ドレナージ):まず第一にこれを行なう。これは抗生剤療法に先行する。

2. 壊死組織の外科的切除:開胸排膿など

3. 抗生剤療法:膿瘍や壊死組織での薬剤濃度を高めるために通常経静脈投与を行なう。

  アミノグリコシドは嫌気性菌に無効である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり「シュミット」により

1.膿を外に出す、排膿することができます

2.空気を送り込むことにより、嫌気性菌の増殖を抑え込むことができます

3.上顎洞内に直接抗菌剤を注入することができるので、

内服や点滴静注に比べて薬剤濃度を飛躍的に高めることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

針を刺して、ピストンを引くと、

黄色不透明の粘っこい膿が吸引され、

滅菌精製水で洗浄をすると、膿盆に悪臭のある濁った液体がたくさん出てきます。

最後に穿刺針から抗生物質を注入すると終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピストンの膿を「嫌気培養」すると

「フソバクテリウム」「バクテロイデス」「ペプトストレプトコッカス」などの

「嫌気性菌」が検出されます。

ちなみに「嫌気性菌」はその性質上、通常の細菌検査では培養されず、

「嫌気培養」を指定しないと検出されませんので、

この菌が念頭にないと診断を誤ることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、これらの「嫌気性菌」はどこからやってくるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はこいつらは我々の体に住んでいる「常在菌」です。

「嫌気性菌」は人間の体の皮膚・粘膜、口腔内、腸管内、女性性器内等に常在し、

なんと、人の粘膜の常在菌叢の99%以上を占めるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに有名な「破傷風」は嫌気性菌ですが、常在菌ではありません。

なので「外因性感染」といいますが、これは特殊な例で、

「破傷風」「ボツリヌス毒素」「ガス壊疽」以外の嫌気性菌感染症は

すべて「内因性感染」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここのところ結構多くて、

週2,3人はシュミットしていますが、

みんな良くなります。

最近の若い先生はシュミットしないようで、

この手技がすたれちゃうのはちょっともったいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.09.05

ルヴァン杯準々決勝第1レグ、前半の3失点、取られすぎ

何事も、うまくいくときにはすべてが良い調子でまわり、

悪いときには、何やってもダメ、ということがある。

いわゆる「負の連鎖」というやつだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルヴァンカップ準々決勝での対戦は鹿島アントラーズ。

ともにリーグ戦と並行して

アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに勝ち残り、

タイトな試合日程の中で戦う両チームであるが、

リーグ戦でも2位と好調な鹿島は、前節のリーグ戦は主力を温存。

アジアチャンピオンズリーグのスタメンから7人を入れ替えたが、

清水エスパルス相手に4-0と快勝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いっぽう、リーグ戦11位、もうすぐ残留争いに巻き込まれそうなレッズは

湘南戦に主力を投入したが、消耗戦を勝ち切れず

土壇場に追いつかれてドローに終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何となく、勝てなそうで、今日はスタジアムに行きたくないなあ、

と思ってはいたが・・・・。

また、今度いつ行けるかわからないので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日が短くなりましたね。

まあ、今夜は平日なので7時半キックオフではあるのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと早めに来て、途中のスーパーで買ったハムカツでビールを飲む。

ここのハムカツ、ちょっとハマっています。

 

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2019年ルヴァンカップ準々決勝第1レグ

浦和レッズ   2-3    鹿島アントラーズ (埼玉スタジアム2002)

    (前半 0-3)

    (後半 2-0)

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ルヴァンカップは予選リーグがあるが、

アジアチャンピオンズリーグに出場の4チームは予選免除。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、準々決勝ではあるが、この2チームにとっては、

ルヴァンカップの初戦、ということになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19時33分キックオフ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レッズは3バックにマウリシオ、槙野、鈴木を起用。

この布陣なら当然、マウリシオが中央で、鈴木が右のはずだが、

ACL第2戦でマウリシオが出場停止なので、鈴木のセンターを試したい、

という大槻組長の思惑なのか、鈴木がセンター、マウリシオが右に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがやっぱりダメで、スピードのないマウリシオは

サイドでの上下が苦手で、このサイドを崩され再三のピンチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、36分、38分と立て続けに失点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんてこった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うわぁ、アウエイゴール2点は痛いぞ、と思っていたら

43分に3失点目を喫する。

ガックリひざまずくレッズの選手。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前半で0ー3とは・・・。

もう、帰るか、とチラッと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして後半へ。

すでにポジションについて早く始めたいレッズに対し、

まだ円陣を組んでゆったりとした時間を使うアントラーズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラチがあかず、後半7分、興梠慎三を投入。

前節も点を取ったがかなりファウルを受け、

休ませたかったところであるが、背に腹は変えられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、さすが浦和のエース。

前半まったくボールがおさまらなかったファブリシオに代わり、

ワントップに入ると、レッズに攻撃の形が見えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして後半13分、武藤の強烈なシュートはGKに弾かれるが、

そのボールは興梠の前に。

ごっつあんゴールではあるが、やはりそれを引き出したのは

興梠のポジショニングであることは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにその2分後、

コーナーキックから興梠が当てて、それを槙野がゲット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点を返し、勢いに乗るレッズであったが、

もう1点が奪えず、2ー3の敗戦となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前半の3失点が重すぎた、という感じだが、

まあ、前半で帰らなくてよかった。(^^;;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2レグは今度の日曜日。

レッズが勝ち抜けるためには2点差以上の勝利、

または4点以上とって1点差の勝利が必要。

4ー3で勝つというスコアは現実的ではないが、

2ー0、3ー1はまだ「あり得る」ことではあるとはいえ・・・。

今のレッズに出来るかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.09.04

105mm突撃榴弾砲 ドラゴン1/35

 ツィメリット・コーティングは模型製作の最後の関門の一つであったが、

もうひとつのハードルが冬期迷彩であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第2次世界大戦中、冬の時期のヨーロッパは雪の地方が戦場になることも多く、

とくに独ソ戦線では白い雪原に溶け込ませるために、

戦車に通常の迷彩塗装の上から白い塗料を全体に塗りました。

春になったら、また戻すので水性塗料を使った関係で、

最初は真っ白でも、冬の間にも少しずつハゲチョロになってきます。

このハゲチョロ具合を再現するのが、ムズカシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いろいろなモデラ―が様々な方法を試し、

雑誌や、ネットで紹介されていますが、

高度なテクニックと芸術的センスが必要そうで、

なかなか難しそうなので

ついつい手を出しませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、先日、初めて挑戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オークションでタミヤの旧Ⅲ号戦車を落札したとき、

一緒のセットに入っていたこいつで、試してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやあ、かっちょイイじゃあ、ありませんか。

これは「3号突撃砲」の車体に、105mm榴弾砲を搭載したタイプで、

「105mm突撃榴弾砲」というらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、本体はだいぶ前に完成していましたが、

ドラゴンモデルはキットにフィギュアが付属しないので、

冬期仕様のドイツ戦車兵をネットで検索。

なんと、タミヤもドラゴンも冬期仕様の戦車兵は発売していませんでした。

このスケール唯一のミニアート社のヤツをゲットするのに

だいぶ時間がかかってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ミニアート社はウクライナのメーカーで、なかなか日本で入手できず、

このタンククルーセットは27,013円という

法外な値段でネットショップに出ていたが、さすがに買えず。

その後あるときアマゾンで

送料無料税込で2385円で売ってるサイトを発見。

購入してみたらイギリスからの船便で半月かかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 5体入りなので1体当たり477円、高いは高いが、

出来もいいし何しろほかにないので。

一セット買えば、ばらせば最大5台の戦車に使えるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはり、フィギュアを乗せると、モデルがぐっと引き立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フィギュアの塗装はチョー苦手で、

この分野はまだまだ精進が必要ですが

とりあえず、テキトーでも乗せるとイイ感じになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 歩兵支援の突撃砲なので、汚しは多めにかけてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後ろ側も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もともと「3号突撃砲」は最も好きな車両なのです。

もう1体の戦車兵も並べてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 乗せてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何となく、ドラマ性が演出されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 となると、ジオラマを作りたくなりますが、

これはじめるとやたら時間がかかり、

かつ在庫のプラモデルが捌けなくなるので、今のところ自重しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この勢いでストックの何台かを冬期迷彩で仕上げてみようか。

数を作れば、少しずつ上手くなる、と思うので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.09.03

PKで追いつかれ勝ち点3を逃す

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2019年J1第25節

 湘南ベルマーレ  1-1   浦和レッズ (BMW湘南スタジアム)

     (前半  0-1)

     (後半  1-0)

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アジアチャンピオンズリーグの第1レグを、敵地上海で戦い、

2-2のドローで準々決勝突破には、わりと望みあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、来週水曜日、日曜日には、ルヴァンカップ準決勝進出をかけて、

難敵鹿島アントラーズとの、ホーム&アウェイ2試合を控えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いっぽう、その合間のリーグ戦は、もはや優勝はおろか、

ACL圏内の3位以内ももはや絶望的。

相手は、格下だがメンドクサイ湘南。

そして、高温多湿のこのコンディション。

くわえて、荒れたピッチと照明の暗いスタジアム。

萎える闘争心、下がる士気・・・・・・・。

中国からの移動の疲れも、後半にはあらわになる可能性が高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでも、立ち上がりわずか3分。

橋岡のサイドチェンジのボールを武藤がダイレクトで折り返し、

斜めに走りこんだ興梠がゴールに流し込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Jリーグ新記録となる、8年連続2ケタ得点のメモリアルゴールは

やはり興梠慎三のストライカーとしての能力が存分に発揮された得点だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後も、試合の主導権をとったが、

暑さと疲労のため、時間経過とともに運動量が落ちてゆく。

最終的には、ベルマーレのパワープレイを跳ね返すのがやっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでもギリギリのところで凌いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、後半から入った湘南の背番号7が、狙っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かつての古巣相手にひときわ熱い闘志を燃やす梅崎司である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レッズ時代からファイターとして知られる梅崎は

試合終了間際の88分、レッズのペナルティーエリア内で仕掛け、

結果、エヴェルトンからPKをもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大分時代からの、馴染みのGK西川のプレッシャーをものともせず、

自らこれを決め、同点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 勝ち点30で並ぶ2チームの戦いは、土壇場でドローに持ち込まれた。

この間の上海上港戦から3連続PKゴールになってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レッズの順位は11位のままだが、勝ち点は31止まり。

降格圏の16位のサガン鳥栖の勝ち点が27、

その差わずか4点というのは、ちょっとヤバイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リーグ戦の優勝はとうにあきらめたので、

カップ戦での結果に期待したいところではあるが、

降格争いに巻き込まれることだけは避けねばならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、今後、2週間のうちに

立て続けにルヴァンカップ第1戦、ルヴァンカップ第2戦、

でリーグ戦を挟んで、ACL第2戦、

というジェットコースター的な日程が組まれてるんだなあ、これが。(T_T)

 

 

 

 

 

 

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2019.09.02

小児の鼓膜切開

鼓膜切開で、もう一つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鼓膜切開は耳鼻咽喉科医の基本的な手技で、

耳鼻咽喉科医であれば誰でもできなければいけない小手術であるが、

小さい子供さんの鼓膜切開というと

やらない先生も結構いるようだという話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当ブログを読んで難治性中耳炎のために

遠くから来院される方も珍しくなく、

これは鼓膜切開した方がいいから地元でやってもらいなよ、

というと、居住地の近くで何軒か調べたが、

どこもやってくれない、ということだったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当院で行ってるような局所麻酔下の鼓膜チューブ留置は

特殊技術かも知れないが、

耳鼻科の看板上げといて鼓膜切開くらいはしなくてどうする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反復性中耳炎の3歳の子。

ハナの治療続けても、耳管通気をしても耳が治りません。

右の鼓膜は飴色に水がたまり

中央部が陥凹して接着しているのがわかります。

上鼓室の陥凹も高度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左の耳です。

こちらも飴色、陥凹あります。

接着はなく陥凹のみ、上鼓室の陥凹も右ほどではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 右耳鼓膜切開後。

鼓膜が透明になり、陥凹していた部分が持ち上がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左側切開後。

色は良くなり鼓膜の陥凹もなく、上鼓室の陥凹も改善しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 右切開孔が閉じました。

水はなく、接着はありませんが鼓膜陥凹は始まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左側は穴が閉じても良い状態をキープしています。

上鼓室陥凹もなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだ治療途中ですが左側はこのままいけそうです。

右側は通気で鼓膜の状態がキープできれば何とかなるでしょうが、

場合によっては再び切開します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このように適切な鼓膜切開によって、

かなりの中耳炎はコントロールできます。

繰り返し切開しても治癒しないお子さんの場合は、

外来でチューブ留置を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鼓膜切開を1回もしないで

いきなりチューブ入れるなんてことは、まずありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 治らない中耳炎を延々と通わせたり、

鼓膜切開もしないで総合病院に手術目的で紹介しちゃう耳鼻科の先生、

ちゃんと鼓膜切開をしてあげましょう。

もしくは、親御さんも鼓膜切開について、

主治医に訊いてみるべきです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.09.01

ザ・ウェイト・バンド

昨夜は久々にこちらにやってきました。

 

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大学時代の友人の佐野くんに誘われました。

 

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今夜のバンドはコレです。

 

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The Weight Bandといっても何のことやらですが、

これはあの「The Band」ゆかりのバンド。

もと「The Band」のギタリスト、ジム・ウィーダーを中心に

うまれたバンド。

ワタシも、知りませんでした。

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しかも今回はあの「Little Feet」のギタリスト、

ポール・バレアとフレッド・タケットの2名が加わる

スペシャルステージ。

 

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「Little Feet」と言えば、これまた超有名バンドだが、

ポール・バレアは黄金期のメンバーであるとはいえ、

何といっても看板はスライドギターの名手、

ロウエル・ジョージであるが、すでに故人。

フレッド・タケットはロウエル・ジョージの死後加入した。

その意味では「The Band」のギタリストと言えば、

実はジム・ウィーダーではなく

オリジナルメンバーで全盛期のザ・バンドをリードした

ロビー・ロバートソンである。

まあ、そんなセカンドライン的なメンバーではある。

そもそも「The Band」のオリジナルメンバーは

ほとんど死んじゃってるし。

(ロビー・ロバートソンは存命。)

 

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先ずはリトル・フィートの2人から始まり、

ザ・ウエイト・バンドへ。

オリジナル曲を演奏したあと、

後半はザ・バンドの有名曲へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当然ながらウケはこちらの方が断然イイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後、アンコールでは当然ザ・バンドのど定番、

ザ・ウエイト・バンドのネーミングの由来でもある

名曲「The Weight」であるが、

その前にリトル・フィートの最大の有名曲「Dexy Chiken」が演奏された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはひょっとしたらやってくれるかなと

密かに期待していただけに、やったぜという感じでしした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやあ、アメリカンロックのオイシイところ堪能させていただきました。

 

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その後は新宿で乾杯。

 

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我々2人が中学生のころ、佐野くんは東京、ワタシは足利市ですが、

ともに勉強机の傍のラジオから流れていた曲を

こうして生で聴けるとは幸せなことです。

 

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ただ、当時のミュージシャンが次々と鬼籍にはいって行くのは

サビシイが、仕方がないなあ。

 

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https://youtu.be/ioux8xtj0ug

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