敬語
いろいろな患者さんを診るわけですが、
基本的には、です、ます調で会話をすることが多いです。
「今日は、どうされましたか?」とか「どんな、様子ですか?」とか。
年配の方には「どんなご様子ですか?」と、尋ねることもあるし、
逆に、再診で顔なじみの患者さんになると、
「今日はどんな感じ?」
くらいにくだけることは多いです。
子供や、学生さんだと、何回もかかってる子ならば
「どした?」
と、訊くこともありますが、
一人で診察に来た中学生なんかには、
やっぱり敬語(丁寧語)使うことが多いかな。
患者さんの方は、
「のどが痛いです。」「熱が出ちゃいまして。」といった口調だが、
中には
「耳がさー、おかしんだよねー。」とか
「セキが止んねーんだよ。」といった感じでいきなり言ってくる人もいます。
見てると、ワタシの方ではそうでもないけど、
副院長に対しては、相手が女性だからか、
そんな感じでしゃべる年配の男性をときどき見かけます。
ワタシとしては別段、きわめて不快である、
とかいうわけではありませんが、何回もかかっている人ならまだしも
初診でいきなり、こういう口調で切り出してくるヒトは、
おっ、と思いますね。
ワタシも最近、日赤など病院で診察を受けることがあります。
担当医は、みなワタシよりも年齢は下なわけですが、
やはり必ず敬語で話しますよね。
「特に痛かないよ。」「かわんねーなあ」的な口調は
さすがにできません。
受付の方や検査担当の技師さんや看護師さんにも
基本的にすべて敬語で話します。
そういえば、飲食店なんかで店員さんを呼ぶときに
「ちょっと、ねえちゃん、ねえちゃん。」
と、声をかけるおじさんいますけど
あの手のヒトなのかなあ。
建設業界や政治家、市会議員、県会議員あたりに多いかも。
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