ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.06.20

ACLラウンド16第1戦はホームで手痛い敗戦

セブンイレブンでチケットを発券。

チケットホルダーに入れようとしたら、この間のチケットが。

そうか、0-4でちんちんにされた試合だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、その後監督交代、ロスタイムでの川崎戦ドロー、

続く鳥栖戦でもロスタイム勝ち越しで

チーム状態は上向きに。

本日はACLノックアウトステージの第1戦だ 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高速に向かう途中でめずらしいクルマ。

お、これはルノー・ゴルディーニ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

走ってるところ初めて見ました。

乗っているのは年輩の方のようですが、

フレンチブルーに白の2本ライン入りはかなりのカーマニアでしょう。

素敵ですね。

それにしても、おそらく排ガス対策などは全くない時代のクルマなので

うしろ走っているとクサイ、クサイ、スゴイ臭い、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんなこんなでたそがれの埼玉スタジアムへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雑草、伸びたなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日から、アジアチャンピオンズリーグは、

ノックアウトステージへ。

いつもより30分遅い、7時半のキックオフ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年ACLノックアウトステージラウンド16第1戦

 浦和レッズ  1-2   蔚山現代 (埼玉スタジアム2002)

    (前半 1-1)

    (後半 0-1)

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 今日の相手は韓国の蔚山現代。

チームの情報は知らないし、何と読むかも知らなかったが「ウルサン」らしい。

今夜はメインアッパーは閉鎖。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リーグ戦の優勝はやや遠いが、アジアチャンピオンはまだまだ狙える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 韓国からのサポーターは数えるほど。

聞くところによるとこのチームは実力はあるが、成績のわりに人気はイマイチで、

ホームゲームも空席多いらしい。

ん?レッズと逆??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日のレッズの布陣は、なんとワントップに杉本健勇。

2シャドーに興梠、武藤。青木とボランチを組むエヴェルトンがボールをさばき、

両ワイドは山中と森脇。

3バックは槙野、鈴木、岩波、GK西川である。

注目はなんといっても、ひさびさの先発になった14番、杉本健勇である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合開始後、ゲームはレッズの支配で進む。

蔚山は自陣深くブロックをしいて、カウンター狙い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ほぼ、蔚山サイドだけでゲームが展開。

なんだ、蔚山、たいしたことないじゃん、という印象。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この時間帯に得点を奪うことが大事だ、と思っていたら、

37分、待望の先制点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも得点者は、青木からのクロスに頭で合わせた杉本健勇。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もっとも得点が欲しかった男が、ここ一番で結果を出した。

スタジアム全体もそのことがわかっていて、感動の嵐。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ああ、もうこの展開で、このゴールで、今日は決まったな、

ホントに良かった良かった、と思ったのだが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スタジアムも、チームも、感動しすぎた・・・・。

前半終了間際、中央でのボールロストから、突破を許し、

蔚山のヘッドはすんなりとレッズゴールに吸い込まれてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 えー、何で、入っちゃったの、というようなエアポケット的な失点であった。

オーロラビジョンでのリプレイが無かったので、

なおさらキツネにつままれたような・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後半、仕切り直しだ。

アウェイゴールを喰らっちまったので、

ここはもう2点くらいとって3-1くらいにしておかないと第2戦がキツイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 蔚山にすればアウェイで1-1なら、かなり有利なので、

そのままブロックを固めてカウンターという戦法をとり続けるかと思ったが

あにはからんや、後半、蔚山は別のチームのように攻撃的になってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この豹変ぶりに、ちょっとたじろぐレッズの選手。

押し込まれる時間が増えてくる。

あー、早く点が欲しいのに時間が過ぎてゆく、とふと手元の時計を見ると、

見慣れたGショックが、なんか、オカシイ。

 

 

 これは、Gショックの上半分のウレタン部分がわれて落ちて、

下の赤い部分がむき出しになってる。

Gショックは経年劣化でウレタンがわれてしまうことが多いが、

これは大事な大事な浦和レッズ限定モデル。

うわー、大ショック、不吉極まりない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 69分杉本に代えて汰木康也投入。

個人的には、もうちょっと杉本使ってほしかったが。

興梠がワントップにまわり、汰木がシャドーに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして72分に森脇に代えて、この前の試合でゴールを決めた宇賀神を右サイドに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本日の観客数は20741人

蔚山サポーターは20人にも満たない感じなので、

のこりの2万720人位はレッズの勝ち越しゴールを渇望していたが、

なんと、中盤からドリブルで持ち込まれたボールをそのままミドル打たれ

これがまた、ナゼカ、入ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 またまたキツネにつままれたような失点で、残り時間9分で1-2となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、青木に代えて柴戸が投入されるも得点を奪えず、

4分のロスタイムもむなしく過ぎて試合終了のホイッスル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大槻組長の不敗神話も途絶え、勝ち抜くためには

次のアウェイゲームで、2-0

または、1点差の場合は3点以上取らなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、この試合は90分ではなく180分の試合の前半。

ということは、ロスタイムで逆転勝利する大槻組長のサッカーをもってすれば、

まだまだ、これからだ、・・・・・・と、考えたい。

 

 

 

 

 

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2019.06.19

外科医として

 「老眼」になっても内視鏡や、顕微鏡のおかげで、

日常診療はほぼ問題ないが、

困るのは耳鼻科の手術だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっと前に1歳上の日赤のS部長から、紹介状に対し

もう細かい手術はやりません、とのお返事をいただいたが、

ワタシもここにきて手術を選ぶ時期にきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この間、来院された「副耳」の赤ちゃんですが、

今までは、自分でやっていましたが、病院に紹介しました。

ちなみに当院の副耳手術第1号は、

今も働いているウチの看護師さんのお子さんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後に来た「粘液嚢腫」の方も紹介状を書きました。

口唇粘液脳腫も、これまでさんざん手術しましたが、

もうこれからは基本、紹介しちゃおうかな、と。

口唇粘液脳腫なら病院でも局所麻酔日帰りでできるでしょうから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この手の手術はもはや肉眼では無理だが、

顕微鏡をつかえばできないことはないのですが、

顕微鏡はどうしても視野が狭い。

術野は良いとして、持針器に5-0の針糸を把持するのに

また、これが見えない。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 助手さんに器械出しをやってもらう手もありますが、

術野が狭いと、やはりオープンな手術では何か事故があると困るので、

今後は紹介してやってもらうことにしました。

ナサケナイ。

今後、ホームページを書き換えておかないと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 内視鏡でも顕微鏡下の鼓膜チューブ留置や、鼻内内視鏡下の手術は

術野が外耳道内、鼻腔内とクローズなのでまだ大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この間、病院でこの子は暴れるから全身麻酔だねー、

といわれた男の子の鼓膜チューブ留置などは、局麻で行い、

病院にお返ししました。

こういう他の施設ではできず、当院でしかできない手術は、

まだやる意味があります。

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、この程度の小手先で何とかなる手術はやりますが、

これだって顕微鏡で見えても、気力がいつまでもつかどうか・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.06.18

老人病と加齢性変化

先日もNHKで老眼の話をしていた。

40台を過ぎると遅かれ早かれ誰にでも現れる加齢性変化であり、

かくゆうワタシも、最近は顕著である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かねてから「老眼」という名称は良くない、と思っていた。

誰でもなるんだから、もっと別の名前の方が良いんじゃないか。

「シルバー・アイ」ではヒーローものみたいだから

「アダルト・アイ」なんてのはどうか、などと思っていましたが、

最近は「老眼鏡」という言葉もマイナスイメージなので

「リーディング・グラス」と呼ぶらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳鼻咽喉科領域でもかつての「老人性難聴」は

近年「加齢性難聴」と言い換えられることが多くなったようです。

患者さんへの説明にストレスが無く、助かります。

いっぽう、鼻粘膜の水分吸着能低下によりサラサラの水パナが出る

「老人性鼻漏」「老人性鼻炎」は現在までのところ

「加齢性~」という呼称は聞いたことが無いので、

ちょっとためらいがちに病名を告げます。(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他には、年齢とともに声帯の緊張が低下し、かすれ声気味になる

「老人性喉頭」と呼ばれる病態や、

のどの協調運動や感覚神経の鈍麻による誤嚥などについても

「トシのせい」という言い方は身も蓋もないので、

「年齢を重ねることによりおこる変化です」

などということが多いですね。

この言い方はまことに具合がよろしい。

結局は同じこと言ってるんですけど、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今後高齢化社会になるにつれ、

こういったケースは増えてくると思いますが、

こっちがもう老人になってきてるので、

もうちょっとすると

「〇〇さん、こりゃ、トシのせいだ。

オレも最近、そうだけど、まだあんたの方がマシだ。」

「そうかい、センセももうトシだかんな、がははは。」

なんて感じで、あまり説明に気を使わなくても済むようになるかな。(^^;)

まあ、そんなに長く医者続ける気もないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.06.17

梅雨の晴れ間に

土曜日の大雨から一転、梅雨の合間の日差しが降り注ぐ。

目に痛いほどの青空です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、上野でトンカツ食べて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向かった先は、ひさびさのサントリーホール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまにはクラシックでも聴こうと、ふと思いたちまして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のプログラムはコチラ。

ドヴォルザークは最近「ドヴォルジャーク」と記載されることが多いですね。

チェコ語の発音ではさらに「ドヴォジャーク」が近いらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インキネン氏もクーシスト氏も知らないのだが、

シベリウスとこのドボルザークの「新世界より」は好きなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このコンサートは「日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念講演」だそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待て、この年表の最初にある「ラクスマン」はあの、歴史で学んだラクスマンだが、

フィンランド人だったっけ?

たしかロシア人だったような?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調べたところ根室に来た「アダム・ラクスマン」はロシアの軍人、

父親のキリル・ラクスマンはフィンランド出身の博物学者でロシアにわたり、

ここで日本からの漂着民である「大黒屋光太夫」の日本帰国のために尽力した人物。

エカテリーナ2世に謁見を取り持ち、帰国の許可を得た光太夫とともに日本に来たのが

3男のアダム・ラクスマンであったということだ。

アダムの帰国後、自らも日本にわたろうとしたキリルは

その途中、シベリアで客死、59歳であったという。

ちなみに、キリル・ラクスマンの出身地は現フィンランドではあるが、

当時、彼の地はスウェーデン王国の統治下であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うむ、謎が解けてスッキリした。

ちなみにこの大黒屋光太夫の顛末を描いた小説、

井上靖の「おろしや国酔夢譚」は

中学の歴史の授業で久保田先生に教わって知っていたが、

実際に読んだのは大人になってからでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、コンサートは、というと1曲目の「フィンランディア」は超有名曲で

ワタシも大好きな曲。

フィンランドを代表する作曲家シベリウスが

1899年に作曲した曲であるが、

当時のフィンランドは帝政ロシアの支配下。

愛国心をかき立てるこの曲はロシアによって演奏禁止になったという

「ロックな」曲なのだ。

なるほど、金管楽器がもりあげる勇気のわく曲だ。

1905年の日露戦争で日本海海戦で日本が勝利したとき、

ロシアの圧政に苦しんでいたフィンランド国民は狂喜し、

やがて1917年のロシアからの独立につながる動きになったということで、

実はフィンランド国民は親日感情を持つ人が多い、

という話は聞いたことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2曲目の「バイオリン協奏曲」ではフィンランド人のバイオリニスト

ペッカ・クーシスト氏が登場しますが、

独特のちょんまげ風なヘアスタイルで、ガタイがよく、テレっとした服を着た

何となくクラシック音楽家離れしたいでたちでしたが、

繊細なバイオリンを弾くので、そのギャップにビックリ。

アンコールでもバイオリンにもおじぎさせたり、

ユニークなキャラを想像させる人でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩を挟んでのドヴォルザークですが、

言わずと知れた超有名曲。

おなじみのフレーズてんこ盛りの聴きどころ満載の曲ですが、

なんといっても第2楽章は超有名。

この旋律はオーボエではなくイングリッシュ・ホルンという楽器の様です。

オーボエに似ていますが、より低い音を出す、アルト・オーボエといった楽器。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このイングリッシュ・ホルンは、実はイングランドとは関係がないそうだ。

もともと、曲がった形で天使が吹くラッパに似ていた。

なので「天使の角笛」の意味のドイツ語

「Engelisches Horn」に由来するという。

英語のエンジェルはドイツ語でエンゲル、

イタリア語でアンジェロ、女性形はアンジェラですね。

この楽器、フランスでは「コーラングレ」と呼ばれるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この音色は牧歌的な哀愁を帯びて実に趣がある。

他の代表曲をしらべたら、なんと「学生街の喫茶店/ガロ」があった。

あー、あの間奏はイングリッシュ・ホルンであったのか、なるほどー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「新世界より」ではオーボエ奏者が2人で、

そのうち第2オーボエ奏者が持ち替えで吹くことになってるようだ。

今回のオーボエは一人が禿げたオッサンで、もう一人が若い女性だったのだが、

若い美人のお姉さんの方がイングリッシュ・ホルンを担当したので、

さらに印象が良かった。(^^)v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この「新世界より」が書かれたのは

ドヴォルザークのアメリカ時代1892~1985年であるが、

そのころのアメリカといえば、1890年のフロンティアの消滅の直後。

OK牧場の決闘が1881年であるから、西部劇の時代は終焉を迎えていたが、

「明日に向かって撃て」は1890年代が舞台なので、

まだ「ガンマン」や「列車強盗」の時代であったと思われる。

そんな、カウボーイが平原を馬で駆けまわったり、

日が暮れて焚火をしながら星空を仰ぎ見る場面なんかを想像しながら

この曲を聴くと気分は最高に盛り上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな感じで第1楽章から、

ジョーズのテーマを思い出させるイントロで始まる第4楽章まで、

豪快で、勇ましく、またときに牧歌的で抒情的な「鉄板メロディー」の応酬で、

一気に最後まで聴かせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 久々に聴いて、マンゾク。

タマには、クラシックもいいもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、なんか、西部劇見たくなったなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、最後の曲は、シベリウスでもドヴォルザークでも、

ましてジョーズでもガロでもなく、この曲で。

うーん、そういえばこれも梅雨どきに聴きたくなる曲ですね。

 

 

 

 

 

 

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2019.06.16

水いぼ

 スイミングの先生からいきなり質問を受けた。

「先生のところは、水いぼの方、来ます?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そりゃ、皮膚科で水いぼ治療中です、っていうお子さんはいっぱいいますけど

ウチは耳鼻科だから、水いぼの治療に来る方はいませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 季節がら、スイミングスクールの父兄から

水いぼに関する問い合わせが多いらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 水いぼとは「伝染性軟属腫」のことで、

「伝染性軟属腫ウイルス」によって起こる感染症である、

ということくらいは耳鼻咽喉科医のワタシでも知っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いぼへの接触でうつるが、

ウイルス感染なので、いずれ抗体ができて治るわけで、

この辺、おたふくかぜや水ぼうそうなんかと一緒。

ウイルスで、ヒトにうつるが、自力で治る、という点では

普通の風邪と同じともいえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、プールでうつる、というウワサがあるので、問題にされるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホントのところはどうなんでしょう。

東京都福祉保健局のホームページ

学校感染症 第三種 その他の感染症:皮膚の学校感染症とプールに関する
日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会・日本皮膚科学会の統一見解」

ということらしい。

つまり、「プールの水ではうつらない」

「タオル、浮き輪、ビート板を介してうつることがある」

ということですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なーんだ、大丈夫じゃん。

と、思いますが、事情を複雑にしていることがいくつかあるようです。

ひとつは、ウイルスに感染してから発症までの期間が長いことと、

自然に治るまでに6カ月から3年を要する、という点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風邪なら、3日、おたふくでも1週間で治っちゃうけど、

半年から3年は長い。

~1年半、とかいてある文献もあるが5年というのもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらには、治療法が確立してないこと。

治療はホームページにあるように大きく3つあるようで、

①ピンセットなどでむしりとる

②自然治癒を待つ

③薬物療法

ですが、自然治癒には時間がかかる場合が多いし、

クスリははっきり言って効いたんだか、

自然に治ったんだかわからない程度の効果だし、

むしりとるのは、相当イタイ(らしい)。

耳鼻科の処置が痛くてキライな子が、でも、いぼ取りの方がもっと痛かった、

と口をそろえていうくらいですから。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、どの治療法が良い、とはどのホームページにも書いて無く、

最適な方法を皮膚科の先生と相談して下さい、などとお茶を濁してあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみにウチの子が小学生のころ水いぼになった時は、

しばらくテープ貼っておいて、そのうちに消えちゃったようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそも、いぼってすぐ見てわかっちゃうし、見た目が良くない。

風邪のセキなら、マイコプラズマのセキかRSウイルスのセキかなんてことは

ワカラナイし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神経質な親御さんもいるんで

なかなか、学校側、スイミングスクール側の対応は厄介でしょうね。

誰とかちゃんからもらった、とか、

ウチの子は痛い思いをして一生懸命治療に通っているのに、

あそこの家は、ほったらかしだ、とか。

イジメに発展することなんかもあるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、当院は耳鼻科なので、水いぼの治療しなくて済むので良かった

と思うような、メンドクサイ病気ですね。

無責任でスイマセンが、早くもっといい治療法が確立されるといいですね。

ワクチンとかできないのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.06.15

大槻神話、始まるか?

土曜日のナイトマッチ、現地参戦も考えたが、

水曜日のアジアチャンピオンリーグ、来週土曜日の鹿島アントラーズ戦にも

行こうかと思い、

また天気予報でかなりの大雨とあったので、

つい日和ってDAZNでいいやと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて夕方6時50分になり、テレビでDAZNのアプリを開く。

ところがなぜかログインできず。

手帳でメールアドレスとパスワードを再確認して入力するが、

どうしても加入手続きの画面になってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自室に戻ってパソコンでログインするも、同様。

iPadもダメだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかでパスワード変えちゃったかな、と思い、

パスワード再設定の手続きをするが、

やはりログイン出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう時間もだいぶ経ってしまったので、

あきらめて、風呂に入る。

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2019年J1第15節

浦和レッズ  2ー1      サガン鳥栖 (埼玉スタジアム2002)

   (前半 1-1)

   (後半 1-0)

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けっきょく、9時からのNHKBSのJリーグタイムで、

結果だけ見る羽目になった。(T_T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大槻組長復帰で、劇的なロスタイム同点劇、土壇場の黒星回避から約一週間。

間に代表戦を挟んで、ホームに迎えた相手はサガン鳥栖。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも、開幕から負けがこんで、降格圏に入り、

監督が交代、チーム立て直し中のチームである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何しろ2、3分のニュース映像なので、試合内容については、

コメントを書けないが、

ロスタイムの興梠の勝ち越しゴールで、

勝ち点3をゲットした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内容はともかく、この2試合連続のロスタイムゴールは、

大槻組長の神がかり的なイメージを増強したのは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妄想でも勘違いでもいいが、

この2試合の流れで、チームが自信を取り戻しつつあるのは、

間違いない。

もともとタレントは豊富なチームなので、

勢いがつけば、このイメージが実体を持ってくるのではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、つくづく相性の悪いワタシとDAZN。

もういっそこの際、解約しちまおうかなあ。

 

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2019.06.14

小倉弘之還暦記念ライブイベント

 先月5月13日の還暦を迎えたワタシですが、

今月、6月29日にこのようなイベントを開催していただけることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 岩波先生はじめ日赤けいおんの有志の方に企画していただきました。

お話し伺い、ビックリ、ウレシカッタです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当日は、以前対バンやセッションでゆかりのあるバンド、6バンドに

ワタシの「北朝鮮飯店」「C5-dips」を加えた8バンドが出演。

しかも、各々のバンドに、ワタシが1曲参加させていただく、

という趣向です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このような企画をいただき、アリガタイことです。

楽しみだが、プレッシャーもあるなあ。

 

 

 

 

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2019.06.13

「空母いぶき」観てきました。

 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から、わずか中3日。

再び、コチラに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 水曜日午後、やはり日曜日と比べれば空いていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、今上映中の映画、今回はどれを見に来たのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気になっていたコレでした。(タイトルでバレていますが・・・(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、妻には遠慮されたので、ワタシ1人。

だが、なんと、還暦を向かえたので1人でもシニア割りで1100円!

歳とって、イイこともある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、入り口で今回は年齢確認されました。

まあ、された方が、ウレシイかな。

劇場内に入ると、何と誰もいない。

その後も入場者なく、人生初の1人映画館独占状態を体験した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、映画の方は、かわぐちかいじ氏のコミックが原作、

とは知っていたが、コミックを読んだこともなく、事前情報もなし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、かわぐちかいじ氏の「沈黙の艦隊」は大好きでコミックも持っているので、

タイトルから、おおよその想像はつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシは旧帝国海軍の知識はあるが、

海上自衛隊の護衛艦については、あまり知識が無い。

だが最近、「いずも」「かが」の就役で、

海自もいずれ空母所有か、とさわがれ、その是非が問われているので、

これはなかなかにデリケートな設定であることは間違いない。

「いぶき」の名はおそらく、太平洋戦争末期に計画中の重巡から空母に設計変更になった

未完空母「伊吹」からとっているものと思われる。

過去の艦艇の名前を「襲名」することは普通で

「いずも」は日露戦争時の第2艦隊旗艦で旧装甲巡洋艦の「出雲」、

「かが」は言わずと知れた太平洋戦争開戦時の一航戦の2番艦空母「加賀」の二代目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰宅後調べたところによると、

原作では中国と戦闘を交えちゃう設定になってるらしく、

さすがにそれはヤバいので、東亜連邦という架空のテロ国家が敵国になっている。

これは、正解だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 主演の西島秀俊演じる秋津艦長は空自出身の元パイロット。

佐々木蔵乃介演じる副長は海自生え抜きで元防大の同期、という設定。

秋津艦長は「沈黙の艦隊」の海江田艦長とかぶるキャラであるが、

ワタシはこの新波さんが好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも個人的に一番カッコよかったのは、この「いそかぜ」艦長だった。

実際には、いないよね、こんなタイプ。

そして、アスロックやチャフ、フレア、デコイなど名前と仕組みはおなじみだが

その実際の運用は見たことないという兵器が、

あちこちで活躍する場面があるので

これはヒジョーに楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 総理大臣が佐藤浩市氏と知って、ちょっとやだなあ、と思ったが、

最終的には、まずまず。

しかし、こんなカッコイイ政治家は、少なくとも現政権にはいない。

アベ総理は少しは見習うといいのだが。

いや、ルックスではなく、モノの考え方を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その他のキャストについては、とくに本田翼さんが「いぶき」に偶然乗っていた、

という設定は、かなり、イヤだな、と当初は思ったのだが、

結果的にはそれほど悪くなかった。

ただ、斉藤由貴さんは、どうもなあ・・。

どうでもいい役だからいいけど。

個人的には戦争映画に女性が出るのはキライです。

あ、そっか、これは戦闘映画だが、戦争映画ではない、

なぜなら日本は「戦争をしない国」ですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本筋と全く関係ないこと言わせてもらうと、

空母「いぶき」のF-35と、敵方のMiG-35だと、

オレ的には圧倒的にミグの方がカッコイイんだなあ。

空自のファントム、いきなりやられちゃいましたけど。

設定は近未来だがまだRF-4EJはまだ退役してないのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、こんなデリケートで膨大なストーリーを、

よく2時間ちょっとの映画に、しかもヤバいところ踏まずにまとめたな、

というのが、感想。

原作とは相当違うようなので、まあ「別モノ」でしょうが、

原作のファンは納得していないかも。

最後に国連安保理の常任理事国の潜水艦が集結し、

そこに最後に中国も加わる、というのがワタシは良かったですが、

逆に反発する人もいるでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここ最近の全世界的な国家主義の台頭、

ヨーロッパでもアメリカでも排他的な勢力が以前より発言力を持ち、

世界の右傾化が強まっている中で、

ひょっとして、改憲や自衛隊の軍隊化を

後押しする内容だったらどうしよう、と思っていましたが、

ラストで語られた、

「小国を追い詰めない和平外交」が根底にあるテーマだと感じました。

来年は「トップガン」の新作が公開されるそうで、

こっちは、アメリカ軍プロパガンダ映画になっちゃうのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.06.12

犯人は副鼻腔に

 一ケ月前からセキが止まらない40代男性。

内科で加療するも改善せず。

タバコを20本も吸うので、その影響もあるかと思ったが、

ハナの奥を見てみると、

 

 これは、ハナの突き当り、上咽頭から喉の方を覗いた構図。

画面中央左から右に見える白い線は、後鼻漏です。

つまり、ハナから喉の方へ膿が流れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに上にたどるとその白い線は上の方へつながっていて、

副鼻腔から流れているのがわかります。

だが、鼻腔には鼻汁はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レントゲンを撮るとこんな感じ。

右側が真っ白、右上顎洞炎、いわゆる蓄膿症です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この方のセキの原因は、花粉症に続発した副鼻腔炎。

注意するべきは、花粉症のシーズンは終わっていて、

鼻汁も出ないし、ハナのつまりもなく

本人からはまったく鼻症状の訴えが無いこと。

以前も「セキはどこから」で書きましたが

内科でこれを診断するのはかなり難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この方は60代の女性、風邪のあとから声がれが続くことで受診。

この方も内科で加療。

喉の奥を見ると、膿性のタンがイッパイ。

声帯も真っ赤に腫れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、そのタンをたどっていくと、やはりハナから落ちてきている。

レントゲンを撮ったら、こんな感じ。

左上顎洞は膿がたまって真っ白、

右側も粘膜肥厚を認めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 診断は、副鼻腔炎による喉頭炎。

この方も、鼻症状は何にもないので、ハナが原因とは夢にも思わず、

診断をきいてビックリされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 口に入ったものは食道に行く、

ハナから来たものは気管に流れる、

なので、セキや、声がれなどの症状の原因が副鼻腔にあることは、

大人子供を問わずたいへん多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特に、花粉症のあとのこの時期は、毎日毎日こんな感じ。

花粉症の置き土産、といった感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 多くは抗生剤等の治療で良くなりますが、

難治性の場合はハナから針をさして洗浄する「シュミット」が必要な場合も。

診断までが長引くとそのようなこともしばしばあるので、

ご注意ください。

 

 

 

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2019.06.11

梅の雨

 今日も雨。

今年の梅雨はわかりやすくていいぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、ゴールデンウィーク前にできたこの連続鳥居。

いったい何考えてるんだか、

わざわざ道を狭くして歩きにくいし、景観を損なうことこの上ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホントにこんなもの良いと思ってやってんだろうか、センスを疑います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、山道を歩くと、なにやら転がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、これは梅の実。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 早春に目を楽しませてくれた梅は、この時期に実をつけます。

「梅雨」の語源には諸説ありますが、

梅の実の季節の雨なので「梅雨」、という説が有力なようです。

日本は四季折々の風情があっていいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、レディアは梅の花にも実にも興味はないようです。

帰り道になると、急に「笑顔」になります。

 

 

 

 

 

 

 

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