ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.06.13

「空母いぶき」観てきました。

 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から、わずか中3日。

再び、コチラに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 水曜日午後、やはり日曜日と比べれば空いていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、今上映中の映画、今回はどれを見に来たのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気になっていたコレでした。(タイトルでバレていますが・・・(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、妻には遠慮されたので、ワタシ1人。

だが、なんと、還暦を向かえたので1人でもシニア割りで1100円!

歳とって、イイこともある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、入り口で今回は年齢確認されました。

まあ、された方が、ウレシイかな。

劇場内に入ると、何と誰もいない。

その後も入場者なく、人生初の1人映画館独占状態を体験した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、映画の方は、かわぐちかいじ氏のコミックが原作、

とは知っていたが、コミックを読んだこともなく、事前情報もなし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、かわぐちかいじ氏の「沈黙の艦隊」は大好きでコミックも持っているので、

タイトルから、おおよその想像はつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシは旧帝国海軍の知識はあるが、

海上自衛隊の護衛艦については、あまり知識が無い。

だが最近、「いずも」「かが」の就役で、

海自もいずれ空母所有か、とさわがれ、その是非が問われているので、

これはなかなかにデリケートな設定であることは間違いない。

「いぶき」の名はおそらく、太平洋戦争末期に計画中の重巡から空母に設計変更になった

未完空母「伊吹」からとっているものと思われる。

過去の艦艇の名前を「襲名」することは普通で

「いずも」は日露戦争時の第2艦隊旗艦で旧装甲巡洋艦の「出雲」、

「かが」は言わずと知れた太平洋戦争開戦時の一航戦の2番艦空母「加賀」の二代目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰宅後調べたところによると、

原作では中国と戦闘を交えちゃう設定になってるらしく、

さすがにそれはヤバいので、東亜連邦という架空のテロ国家が敵国になっている。

これは、正解だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 主演の西島秀俊演じる秋津艦長は空自出身の元パイロット。

佐々木蔵乃介演じる副長は海自生え抜きで元防大の同期、という設定。

秋津艦長は「沈黙の艦隊」の海江田艦長とかぶるキャラであるが、

ワタシはこの新波さんが好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも個人的に一番カッコよかったのは、この「いそかぜ」艦長だった。

実際には、いないよね、こんなタイプ。

そして、アスロックやチャフ、フレア、デコイなど名前と仕組みはおなじみだが

その実際の運用は見たことないという兵器が、

あちこちで活躍する場面があるので

これはヒジョーに楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 総理大臣が佐藤浩市氏と知って、ちょっとやだなあ、と思ったが、

最終的には、まずまず。

しかし、こんなカッコイイ政治家は、少なくとも現政権にはいない。

アベ総理は少しは見習うといいのだが。

いや、ルックスではなく、モノの考え方を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その他のキャストについては、とくに本田翼さんが「いぶき」に偶然乗っていた、

という設定は、かなり、イヤだな、と当初は思ったのだが、

結果的にはそれほど悪くなかった。

ただ、斉藤由貴さんは、どうもなあ・・。

どうでもいい役だからいいけど。

個人的には戦争映画に女性が出るのはキライです。

あ、そっか、これは戦闘映画だが、戦争映画ではない、

なぜなら日本は「戦争をしない国」ですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本筋と全く関係ないこと言わせてもらうと、

空母「いぶき」のF-35と、敵方のMiG-35だと、

オレ的には圧倒的にミグの方がカッコイイんだなあ。

空自のファントム、いきなりやられちゃいましたけど。

設定は近未来だがまだRF-4EJはまだ退役してないのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、こんなデリケートで膨大なストーリーを、

よく2時間ちょっとの映画に、しかもヤバいところ踏まずにまとめたな、

というのが、感想。

原作とは相当違うようなので、まあ「別モノ」でしょうが、

原作のファンは納得していないかも。

最後に国連安保理の常任理事国の潜水艦が集結し、

そこに最後に中国も加わる、というのがワタシは良かったですが、

逆に反発する人もいるでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここ最近の全世界的な国家主義の台頭、

ヨーロッパでもアメリカでも排他的な勢力が以前より発言力を持ち、

世界の右傾化が強まっている中で、

ひょっとして、改憲や自衛隊の軍隊化を

後押しする内容だったらどうしよう、と思っていましたが、

ラストで語られた、

「小国を追い詰めない和平外交」が根底にあるテーマだと感じました。

来年は「トップガン」の新作が公開されるそうで、

こっちは、アメリカ軍プロパガンダ映画になっちゃうのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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