4万人のアウエイゲームで何とかドロー
水曜日はACL2戦目。
北京でのアウェイゲームであった。
アジアチャンピオンズリーグは西ブロックと東ブロックに分けて
グループステージを行うので、中東への遠征はないが、
やはり土曜日に長野で試合をして、水曜日に中国、というのはなかなかキビシイ。
しかし、オリヴェイラ監督は、あえてターンオーバーをせずに、
リーグ戦で好調な選手を連投させた。
この辺は、チームの勢いを大事にしたい、という気持ちの表れだろうが、
逆に言えばまだチームのスタイルが確立していない故ともいえる。
*********************************************************************************
2109AFCアジアチャンピオンズリーグ グループステージ第2戦
北京国安 0-0 浦和レッズ (北京工人体育場)
(前半 0-0)
(後半 0-0)
*********************************************************************************
それにしても、苦しい戦いだった。
北京のシュート数20に対して浦和はわずかに1。
海外メディアのカウントではシュート数ゼロとも書かれている。
一昨年も、その前もそうだったが、中国のチームはカネがあるので、
質の高い外国人プレーヤーを買いこんで、攻撃力はバツグン。
前半から、後半半ばまで、ほぼタコ殴り状態で、
西川周作の数度のファインセーブと相手のシュートミスがなかったら、
何点も取られておかしくない状況だった。
それでも後半途中に柴戸海を入れて、2ボランチにしたあたりから、
守備がかなり安定した。
しかし、攻撃は依然、相手ゴールに迫るどころか、
ハーフウェイラインを超えるのも大変、といった有り様。
守って、何とか勝ち点1を、との意識は、かなり明確であったが、ピンチは続く。
後半ロスタイムに、ゴールネットを揺らせられた時には、
ついにやられたか、と思ったが、オフサイドの判定に助けられた。
かくして、0-0のドローで勝ち点1を上乗せし、
初戦で戦ったブリーアムがホームで韓国の全北に勝ったので、
グループ単独トップになった。
それにしても平日水曜日の試合で、しかもグループステージで
観客43000人って、スゴイな。
やはり人口19億人近くいる中国だけのことはある。
コメントはまだありません