ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.02.22

乳腺外科医のわいせつ裁判、無罪判決

去る2月20日ある事件の裁判の判決が出ました。

その事件とは以下のようなものです。

乳腺外科医のわいせつ事件はあったのか?~検察・弁護側の主張を整理する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単に言うと、乳房の手術を受けたA子さんが、

手術をした乳腺外科医を訴えた裁判です。

告訴の内容は

「全身麻酔による乳房の手術のあと、病室に帰室した半覚醒のA子さんに対し、

外科医が彼女の乳房をなめて、自慰行為をしていた。」

というもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外科医が手術直後の患者さんの体をなめる、

ベットサイドで自慰をする、

しかもカーテンで仕切られた4人部屋で、

ということがあるでしょうか。

しかも病室は満室、看護師さんが出入りしている場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このA子さんはDVDにも出てるセクシー女優(AVという説もあり)だそうで、

術後せん妄の中での記憶をLINEで送ったところ、

知人(マネージャー?)が裁判に持ち込もうと思ったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日の判決は、もちろん「無罪」でしたが、

警察、検察の証拠ねつ造、隠滅は問題です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 外科医師は無罪を勝ち取りましたが、

それまでに受けた精神的、肉体的、金銭的な労苦は、計り知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の、誤認逮捕や、証拠をでっちあげた検察については、

罪に問われないのだろうか。

原告の女性はせん妄状態なので、

わいせつ行為を信じ込んでおり、

ウソを言っているわけでは無いのですが、

警察、検察には意図的な工作があるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このニュース、一般にはあまり知られていないような気がします。

今朝の朝日新聞にはちょっと出ていましたが、

日刊スポーツ、下野新聞にはなかったような。

もし、医者が「有罪」だったら、

とんでもねえエロ医者だ、と言ってマスコミが大きく取り上げるのだろうか。

乳腺外科医への無罪判決が意味するもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、無罪判決が出て良かったが、

訴訟社会、どこに落とし穴があるかワカリマセンね。

足利事件もそうでしたが、最初にシナリオがあってその通りに証拠が作られてゆく、

という事実にゾッとします。

 

 

 

 

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