ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2018.11.05

PANTA&HAL EXTENDED LIVE@Billboard LIVE Tokyo

 

さて、続きになるわけですが、良いニュースの方を。

 

試合終了を待たずに、スタジアムを出たことはこれまでほとんど記憶にない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事前の乗換案内のリサーチでは、

埼玉スタジアムからタクシーで埼玉高速鉄道の浦和美園駅に行き、

そこから六本木一丁目まで行って、徒歩1.1キロ、というのが

ビルボードライブ東京までの最短コース。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし、試合終了後に出たのでは、ロスタイムの時間によっては、

開演時間ギリギリ間に合わないかも、という計算であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、後半終了前でも2点差くらいでレッズ勝っていて勝利が確信できたら、

スタジアムを出ちゃおうかな、と思っていたら、

敗戦を確信してスタジアムを早退することになろうとは・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、おかげで早めに浦和美園駅に着くことができた。

どんな負の出来事にもなにがしかのプラスの事象はある。

100%マイナスの経験はない、というのがワタシの座右の銘であるからして、

1-3の敗戦のおかげで、無事18時発の列車に乗ることができた。

これで、何とか間に合う。

列車もすいてるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、無事到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜はコレなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンタこと中村治雄氏は日本のロック・ミュージシャンの草分け。

伝説のバンド「頭脳警察」のリーダーであり、その後、ソロでも活躍。

今回のライブは1980年前後に活動した「PANTA&HAL」名義の2枚のアルバム、

2回のステージでそれぞれ「マラッカ」(1979年)「1980X」(1980年)を再現する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このライブを知った時、すぐチケットを手配したが、発売から時間が経っていたので

16時半からの「マラッカ」再現ステージは満席でとれなかった。

だが、19時半からの「1980X」ステージの方はゲット。

もともと「1980X」の方が好きなアルバムなので、まあ、これでヨシ。

両方観たかったが、これでサッカーも見られたわけだし。(負けたけど・・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、あの頭脳警察時代の過激なライブで知られたパンタが

こんな、オシャレなステージでやるなんて、

当時は全く想像つかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、こっちも自分がこんなこじゃれた店に出入りするようになるとは思わなかったわけだし。

一杯1400円もするスーパードライなんか飲んじゃって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周囲の人も年齢層高いし、PANTAが好きだなんて、今は立派なオトナでも、

ムカシは親や教師にそれなりの迷惑や心配をかけた人たちなんだろうなあ。

少なくともオレはそうだったような・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにせ、頭脳警察はファーストアルバムが発売禁止、

セカンドアルバム以降も放送禁止の曲が多く、コンサート会場もしばしば出禁になった存在。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、ほぼ洋楽ロックしか聞かないオレが

アルバムほぼ全部持ってる数少ない国内アーチストなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定刻に開演。

オープニングSEは「ツァトゥストラはかく語りき」、

言わずと知れたスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」の主題曲である。

バンド名の「HAL」は、この映画に出てくる有名なコンピューター「HAL9000」からとったはず。

ちなみに「HAL9000」は、コンピュータ会社の「IBM」の

それぞれアルファベットのひとつ後の文字から来ているという説は

キューブリック自身が否定したというが、ホントはやっぱりそうだったんじゃないかなあと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はPANTA&HAL EXTENDEDとして、過去のメンバーと

新たな若手のミュージシャンが加わったバンド。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PANTA氏は、けっこう太っていて、椅子に座って歌ったのが意外だったが、

演奏はタイトで一発目の「トゥ・シューズ」からヤラレテしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このアルバムの発売当時、ワタシは大学生。

勉強そっちのけでいつもバンドやロックのことを考えていたあの時代が蘇る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時のメンバーであった平井光一氏、ドラマーの浜田文夫氏を次々ゲストに迎えて、

おなじみのナンバーを演奏していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2枚のアルバムをプロデュースしたあのムーンライダースの鈴木慶一氏が

今回もバンド・ディレクターであり、ステージにも登場。

また、ギタリストの今剛氏がゼンゼン変わっていないのにビックリ。

今回のライブのMCでパンタが鈴木氏と話していたが、

「頭脳警察はスポーツだったが、HALでは音楽をやろうと思った」

というバンドの構造がよくわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もっとも聞きたかったのが「ルイーズ」。

やっぱ、カッコイイ、腰骨に来るなあ。

このルイーズは歌詞は直接関係ないが

1978年世界で初めて体外受精で生まれた女の子の名前にちなんでいる。

当時は「試験管ベビー」と呼ばれ、物議をかもしたりもしたが、

その後、体外受精は世界中の不妊に悩む人々に大きな福音を与えた。

そして2010年にこの人工授精を成功させたロバート・エドワーズ教授は

ノーベル医学・生理学賞を受賞するのだ。

ちなみに現在40歳のルイーズさんは今年日本で講演を行ったそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、アンコールで「マラッカ」と「ステファンの6つ子」も聴けて、

涙が出そうになるほど感動した・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼間の悪いニュースを補てんして余りある、素晴らしいライブでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、帰りは最終かなとも思ったのですが、

六本木から日比谷線、これはそのまま北千住に行くのですが、

途中、日比谷で降りて千代田線に乗り換えると3分ほど早く北千住に着きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この裏ワザを活用して、ギリギリで21時53分発のりょうもう51号に間に合い、

足利市までの直行で無事帰宅しました。

北千住のホームに着いたのこの時間ですから、日比谷線では間に合わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

さて、来年頭脳警察の復活ライブはあるのだろうか。

 

 

ステファンの6つ子についての参考。

 

ちなみに「ステファンの五つ子」とは1877年にエデュアール・ステファン氏によって発見された

ペガサス座の方向に見える近接した5つの銀河のことです。

 

 

 

 

 

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