コンカツしてきました。科博昆虫展2018
科博の昆虫展。
開催の発表があった時から
当然行くことは決定していたが、問題はいつ行くか、でした。
開催期間は7月13日から10月8日まで。
開幕直後は混むだろうし、夏休み期間中は当然大混雑であろうということで、
時期をうかがっていましたが・・・・、
夏休みも終わって、今だ、ということで、
昨日、急に行くことにしました。
台風一過で、風は強いがイイ天気。
だが、暑い!
事前に公式ツイッターで調べて、混雑状況は確認済みだが、やはりチケット購入の列はない。
すんなり入場できました。
ラッキー、中もかなり空いています。
入ってすぐの巨大昆虫模型が目を引きます。
このお互いに撮った写真の構図を比べてみると、
どうも妻はいまひとつ美術的センスがないような気がします。
まずは昆虫の歴史から。
メガニューラは古代のトンボ。
映画「ラドン」に出てくる「メガヌロン」のモデルです。
コハクの中の昆虫というと、
映画「ジュラシック・パーク」を思い出しますね。
怪獣映画ばっかりや。
今回はフラッシュ焚かなければほぼ撮影可です。
館内空いていて、じっくり近くで見られるのが助かります。
それにしても小さい標本、よく作りますねー。
アマゾンまで行って、こんな小さい虫捕まえてきたわけですか。
自然の造形とは、スゴイですね。
カナブン~コガネムシの仲間、好きなんです。
コガネも積もれば大金に
この写真、すばやくスクロールすると、虫の行進のように見えます。
プラチナコガネの仲間は、まさに貴金属。プラチナ+黄金なのだ。
こんなコーナーが・・・
「G」といっても「ゴジラ」ではないようだ。
閲覧注意 (゚Д゚;)
だが、こうしてみるとそうでもないぞ。
でも、ケースがなかったらやっぱイヤかも。
こんなのが、家にいたら絶対イヤだ。
しかし、中にはニコニコゴキブリなんてのもいるんですね。
日本人の昆虫学者がギアナで見つけたらしい。
好蟻性なんて言葉は初めて知りましたが、
このコーナーの4コママンガは秀逸でした。
知れば知るほど興味深い昆虫の生態。
そういやムカシはよく虫取りしましたなあ。
夏休みの夜、2階の障子の後ろに電気スタンド置いて、
カブトムシやクワガタが飛んでくるかと思って期待したら、
大小の「蛾」が山ほどとれた。(^^;)
最後のコーナーは有名な昆虫学者の方々の標本コーナー。
どれもこれもプロというかマニアの仕事は、シロートの常識をはるかに超えています。
たぶん、これでもホンの「一部」なんでしょうね。
天井までそびえたつ「昆虫の壁」。
そんなわけで、かつて虫捕り少年少女だったワレワレ世代には、
なかなかストライクな楽しい企画展でした。
ところで、最後にこんな一角がありました。
1970年発売というので
ワタシの子供のころはなかったのですが、この学習帳ベストセラーでした。
ウチの子たちは使っていました。
なんといってもこの表紙の写真がスバラシイ。
右下、ジンメンカメムシだー。
ところが、いまは虫の写真は使われないそうです。
それにはこんな経緯があるということは、
ちょっと噂に聞いてはいましたが・・・・。
たしかに「趣味・嗜好」は理屈では割り切れないものではあるし、
イヤなものを強制することは良くないことなのですが、
「親や教師が不快」って・・・・・。(-_-;)
こういった小さな命に興味を向けさせたり、
自然に対して正しく接することを教えるのが
親や教師の役目だと思いますけどねー。
何せ、地球は「虫の惑星」なので。
そんなわけで、お土産に復刻版学習帳買っちゃいました。
学会のノート取りに使おう。
そして、科博特別展の図譜は毎回充実の内容です。
これで、夏休みの自由研究できちゃいますね。
そして、もう一つゲットしたのがこのTシャツ。
「完全変態」はチョウや甲虫類のように「サナギ」を作る虫の成長法、
バッタやトンボのようにサナギにならない昆虫類は「不完全変態」といいます。
これけっこう気に入ってます。
あー、楽しかった。
やはり昆虫の話になると、どこへ行くにも昆虫図鑑を持ち歩いた
小学生のころの気持ちに戻ってしまいますね。
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