2016.11.10
寒い寒いと思ったら、昨日は12月下旬並みとか。
赤城山は冠雪するし、関越道はチェーン規制。
インフルエンザも拡散しつつあるようだ。
そんな中、アメリカ大統領選挙でまさかのトランプ氏当選。
これは、道路が陥没したどころの騒ぎではなく、
全世界の運命を左右しかねないビッグニュースである。
全世界のロック・ミュージシャンも次々にSNS等でツィートしてますね。
これはグリーンディのフェイスブックから。
ミック・ジャガーのツイッター。
「Just was watching the news…
maybe they’ll ask me to sing
‘You Can’t Always Get What You Want’ at the inauguration, ha!」
つくづく民主主義の怖さを見た。
ヒトラーも選挙で選ばれたんだよな・・・・・。
では、就任式で歌っていただきましょう。
2016.11.09
さて、今週末は日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会のため
11日(金)午後と、12日(土)は臨時休診になります。
金曜日の午前中は通常診療です。
ポスターでは紅葉の宮島なんか写ってますが、
むろん、そんなとこに行く時間の余裕はありません。(T_T)
また、あの、厳しい行列が繰り返されるのか。
今回予約制になって、状況は改善するのか。
その受講予約も大変でなんとか当選できたけど、
実際の進行がスムーズにいくのかどうかまだ分かりません。
ガンバって行ってまいります。
2016.11.08
本日未明に博多駅前で突然道路が陥没。
陥没の動画などもニュースで報道され、なかなかにショッキング。
原因は地下鉄工事らしく、
現場の工事関係者の迅速な対応で陥没前に交通規制が行われ、
都会の真ん中だったがケガ人出なかったというのは素晴らしいが、
ワタシなどはこんな画像をみると、すわ、怪獣出現かとつい思ってしまう。
レポーターの後ろから突然巨大生物が姿を現すとか。。。
ちなみにかつて博多を襲ったのは
「ラドン(1956年)」なので空から来る怪獣であるが・・・・。
そういえば、この間、阿蘇山も噴火したが、ラドンの出身地は阿蘇山。
映画「空の大怪獣ラドン」の最初の登場は炭鉱の落盤だった。
ちなみに、他に九州を襲った怪獣としては1964年の「宇宙怪獣ドゴラ」があり、
これは北九州市を襲撃している。
だが、テレビ見てて思い出したのはコレ。
オープニングはビル街のアスファルトに亀裂が入るシーンだったし。
まったく、かつて怪獣少年だった怪獣中年(いやすでに怪獣老人か)の妄想は、
朝から、しょーもない。
2016.11.07
昨日は、夕刻太田のお店へ。
ワタシの友人、柳田ナオちゃんのライブに行ってきました。
以前も行った、ギルドというお店、開演直前に到着。
ギッシリ満員(◎_◎;)
前半部はピアノとボーカル。
歌、上手い!
ピアノの方とは幼なじみ同級生とのことである。
実は、彼女とワタシも同級生。ただしワタシは男子高、彼女は女子高だが、
別にお付き合いしてたわけではなく、共通の友人がいたので知り合いなわけです。
ハーフタイムは前回も登場したリコーダーの先生。
リコーダーを教えているわけではなく、学校の先生です。
リコーダーの音色は深まりゆく秋の夕暮時にピッタリです。
そして、後半はギターの名手、新井先生登場。
この方の「先生」は予備校の「先生」です。
まずはソロでインスト曲を披露。
このギターがスゴイ。まさに「名人芸」!
そして第2部はそのギター新井氏とのユニット。
これがまたまたスバラシイ。
いやー、ワンマンショーっつうか。
楽しませてもらいました。
そして、その後、フリータイム、実はなんとワタクシがステージへ。
ライブ後みんなでセッションしましょう的なお誘いを受け、
あつかましくもギターをもって参上。
ギターの新井氏とコラボですが、先週のBBCと、メールでやり取りしただけで
練習は無論、打ち合わせもほぼブッツケでしたが・・・。
3曲ほどやっちまいました。(^-^;
ギターを持ち込んでの飛び入り。
思えばこれはちょうど40年前のあのパターン。季節もほぼ同じ。
かつて、ロックな高校生とロックな女子高生だった我々は
40年の歳月を経てまた、同じようなことをやってます。
これは、なかなかに面白い、かつスバラシイ。
音楽のチカラに感謝。
また、音楽を通じた新しき友に感謝。
また楽しい時間を過ごすことができました。
あとから、写真見て気づいた。
ラムハイ、飲めばよかったww
2016.11.06
土曜日は、さらにインフルエンザ2人出ました。
果たして、このまま突入か?まさかね。
というところで、今日は休日。
今月16日にある足利市の健康の日、医師講演会の原稿スライドづくり。
職業がら、医療関係の講演の依頼を受けることがおおい。
ただ、内容は
「花粉症及びアルギー性鼻炎の話」
「子供の風邪や、中耳炎関係の話」
「たばこの害や禁煙治療に関する話」
の3つがダントツに多い。
今回はこのような話題で話してくださいと頼まれた。
ちなみに、タイトルが秀逸であるが、
これはワタシではなく足利市の健康増進課の方が考えたものです。
やるなあ。
依頼状には「高齢者に多い耳の病気や補聴器について」お話しくださいとのこと。
対象は地区の住民でカッコして(60歳以上の参加者が多い傾向です)とある。
なるほど、お年寄り向けの話ですね。
と、解釈していたが、はっと気づくとワタシはよく考えたら57歳。
ほぼ、同グループじゃん・・・・・・。
2016.11.05
実は11月2日(水)、当院で今シーズン初のインフルエンザ陽性を確認しました。
A型、強陽性でした。
足利市内在住、大人の男性で、ここ1週間は足利市外への移動はなし。
前日11月1日に39度台の発熱あり、耳鼻科領域に高熱の原因となる明らかな所見なく
当日は解熱傾向でしたが、全身症状も強いことから検査をしました。
おそらくこういった状態で
市販の風邪薬程度で出勤されちゃう人もいると思いますので、
今後、インフルエンザの拡大には注意を払う必要があります。
皆様もご用心ください。
まだ、予防接種は1回目やってる途中なんですけど・・・。
2016.11.04
11月3日文化の日、祝日。
Jリーグセカンドステージ最終節である。
途中、最近「ゲン」のいい「かつや」で昼メシ。
今日は定番「カツ丼」と「とん汁」で。
実は昨夜から風邪で体調は最悪。
ロキソニンのんでのドーピング参戦である。
11月3日は「晴れの特異日」。
今日も素晴らしい晴天だが、やや風強し。
「本日天気晴朗なれど風強し」、決戦の日である。
すでにセカンドステージ優勝は決めたが、肝心なのは年間勝ち点。
年間勝ち点首位であれば、チャンピオンシップをいきなり決勝から戦えるが、
ステージ優勝のみでは準決勝を戦わねばならない。
この大事な一戦に埼玉スタジアムのチケットは「完売」。
入場ゲートにも普段はみられない長い行列ができていた。
今年もついにここまで来たか。
今日は珍しく、メインアッパーでの観戦。
「513」はオレの誕生日だからラッキーナンバーだな。
ところがここはメインアッパーの一番北側の最上段。
後ろこんな感じでビュービュー北風が吹き付け、サムイ。
年間勝ち点はレッズが首位だが、2位川崎フロンターレとの勝ち点差はわずかに「1」。
ということは、勝てば問題ないが、
引き分け以下の場合、川崎が最終戦に勝てば年間順位がひっくり返る。
前節、前々節は新潟、磐田と降格圏争いの下位チームだったが、
今回の相手は横浜Fマリノス、そう簡単に勝たせてくれる相手ではない。
大一番にはからきし弱いレッズであるが、はたして今日は「大一番」なのか。
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2016年J1セカンドステージ最終節
浦和レッズ 1-1 横浜Fマリノス (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 1-1)
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今日はタイトルのかかった試合ではない。
勝って年間首位になることにより、タイトル奪取にはかなり優位になるが
ここで、タイトルが決まるわけでもない。
逆に年間首位を逃したところで、タイトルの可能性が消えるわけではない。
ということなのか、レッズの選手たちの動きはまあまあであった。
気になる他会場の結果だが、トナリのオジサンがスマホみて
ありゃ、もう川崎点とったで、と会話しているのを小耳にはさむ。
ということは、ここは引き分けではダメだ。
だが、マリノスの堅守にはばまれゴールわることができずハーフタイム。
ハーフタイムの他会場、気になる等々力競技場は
川崎フロンターレがガンバ大阪に対し2-0とリード。
ああ、やっぱり・・・・。
しかし、レッズの選手は落ち着いていた。
波状攻撃を繰り返し、ついに後半21分。
関根のシュートのこぼれを柏木がゲット!
ついに相手ゴールをこじ開けた。
コレで、年間首位、いただき。
70分ミシャ監督は青木を入れ、柏木を一枚あげる。
今日の入場者数。5万6千人がレッズの勝利を確信しかけた。
ところが、残り5分、失点。
相手外人フォワードにかっさわれて、持ち込まれてのゴール、3回目だ。
ほどなくロスタイムへ。
早く、早く、攻めなければ。
しかし、意外なことにGK西川は、時間をたっぷり使ってボールを裁きはじめた。
柏木も相手コーナーフラッグの近くでボールをキープし、時間を使っている。
え、もしかして・・・・・
試合終了のホイッスル。
スタジアムは、その後の成り行きを見極めようと、不思議な沈黙に包まれた。
お、レッズの選手が喜んでいる?
その直後、スタジアムMCの朝井夏海さんから
「レッズ、年間勝ち点首位を獲得しました」
の、アナウンスがありスタジアムは一気に歓喜に沸き立った。
マジかー、何が起こったんだ?
となりのオジサンが携帯みて、ガンバ勝った、フロンターレ逆転負けだ、と。
思わず斜め後ろの席の知らないオバサンとハイタッチをしたワタシ。
おお、ホントだ、信じられないことが起こっていた。
年間勝ち点首位はワンステージ制なら年間優勝なのだが、
現行のレギュレーションではチャンピオンシップを勝たねば
リーグタイトルを取ることができない。
今度こそ、正真正銘の大一番。
レッズはあと残された最後の一段をのぼってチャンピオンのシャーレをかかげることができるだろうか。
いつもの最終節とは全く違ったホーム最終戦であった。
2016.11.03
なんかこの話題、シツコイっすけどいろいろ思いつくので。
そのバリバリの理系人間、ってやっぱりいるわけで、ワタシの友人にもいる。
ワタシの小学校時代からの友人Hくんは、バリバリ理系人間の典型であろう。
ともかく数学とか、理科とか計算にめっぽう強い。
勉強家、というわけではなくて、すーっとできちゃうのである。
おそらく、コレは天賦の才であろう。
芸術やスポーツの分野にもそういったことはよく見られるわけで、
生まれつき足が速いやつとか、音感の優れたヒトはいるものだ。
映画「アマデウス」で宮廷音楽家のサリエリが、
天才少年モーツァルトの才能に驚嘆し、嫉妬する場面とか。
どうみてもマラドーナがたゆまぬ努力からあの超絶的な技術を勝ち得たとは思えない。
つまり、ある一定のレベルから上の人は努力や訓練や
そしてまた性格とは関係ない「神の子」の才があるということだ。
HくんはO文社の全国模試で数学で満点を取って、
京都大学の理学部に現役合格し、
大阪大学の物理の教授やってるが、
こいつ数学は天才的なんだけど、
国語はからきしであった。
この間あった時は、
一緒にサッカー部だった中学時代のことなんか、ほとんど覚えてなくて
やっぱ、コイツはフツーの人間ではないな、と思ったものだ。
あちこち招かれて世界中で講演してるらしいが、空港と講演会場しか行かないらしい。
天才的な頭脳も運動神経も音楽的センスもないワタシは、
下手くそなオヤジバンドやりながら、
サッカーはもっぱら見る方で浦和レッズにうつつをぬかす
一介の町医者だったりするわけである。
2016.11.02
前回偉そうなことを書きましたが、
決してワタシはバリバリの理系人間ではありません。
むしろ、算数に関しては苦手中の苦手でした。
ともかく、計算問題が大キライ。
今でも鮮明に覚えてるのですが、
小学校2年生の時、授業中「足し算」の問題が20問くらい出て、
全部解けたら先生のところにもって行って採点してもらう、
ということがありました。
できた順に持って行くわけですが、
ワタシが持って行くと担任の女の先生は本当に不思議そうな顔をして
「小倉くん、ずいぶん遅いのね。」
と言いました。
最後の方ではなかったですが、
自分で言うのもなんですが学校の勉強は良くできたので、
先生はワタシなどは真っ先に仕上げて持ってくると思ったのだろうと思います。
その瞬間、ああ、自分は算数は苦手なのだ、と初めて自覚したのです。
それは、その後高校生まで、ワタシのコンプレックスとなって重くのしかかりました。
ともかく、数字に弱い、計算が苦手。
小中学校の算数、数学はおよそ前半がいわゆる計算モノで、
後期が「幾何」に類する図形モノであったため、
早く「図形」にならないかと、いつも思っていた。
図形の証明問題なんかは超得意だったので。
とくにこの先、医学部行くなら「理系」なので、ワタシは「理系」に勧めるのかが悩みであった。
ところが、中学の途中から光が見えてくる。
「文字」の登場である。
それまで「数字」だったものが、a、b、c やx、y、z といった「文字」に変わった。
数字の計算が減って、文字式になればなるほど数学の成績は上がった。
ホント助かったっす。
だから、高校でも物理は大丈夫だったが、化学の計算でつまづいた。
アボガドロ数とかボイル―シャルルの法則とか、反応の原理はわかっても
計算した生成物のグラム数が全く合わない。(T_T)
だから、化学では有機化学が一番得意だった。
計算は今でも苦手、大キライ。
飲み会などの割り勘計算も絶対人任せである。
おつりが即座に分かる店員さんをみるとマジで尊敬する。
「チャート式」などの高校の数学参考書なんかは
時間があったらもう一回チャレンジしてみてもいいかなと思うが、
小学校時代の「計算ドリル」だけは絶対に二度とやりたくないです。
2016.11.01
最近見たfacebookのネタにこういうものがあった。
「理系と文系」
300円もって買い物に行き170円の買い物をしました。おつりはいくらでしょう。
理系の答え「130円」
文系の答え「30円」
ちょっとなるほどと思う反面、やっぱりそうじゃないだろ、
と理系の身としては反論したくなる。
文系「30円」はいいとして、
理系は「0円または30円」と答えるのではなかろうか。
300円というと一般に100円玉3枚を連想するが、1円5円10円50円玉が混じっていて
ピッタリ払えたかもしれない。
または、現金300円とはいってないので、お釣りのもらえる商品券かなんかだったら
130円ということもある。
300円持っていてもカードで払えばおつりは0円だ。
ひょっとしたら、これに消費税が加わり
さらに複雑な計算になるかもしれない。
そういった、メンドクサイことをいちいち場合分けして考えるのが「理系」なような気がする。
ワタシの好きな有名なジョークがある。
スコットランドの郊外を鉄道で旅行中の3人の科学者がいた。
一人は天文学者、一人は物理学者、そしてもう一人は数学者。
車窓から一匹の黒い羊が草をはむ様子が見えた。
天文学者が言う。
「スコットランドの羊は黒いんだ。」
物理学者が答える。
「いや、スコットランドには少なくとも一頭の黒い羊がいるということだよ。」
それに対する数学者のコメントは
「いやいや、スコットランドには少なくとも一頭の羊がいて、その少なくとも片側が黒い、というべきだよ。」
ここに出てくる人たちはみな「理系」だが一般にいわゆる「理系度」は
天文学者<物理学者<数学者ということだろう。
一般には高校に入ってのち、進路選択に当たって「文系」クラスと「理系」クラスに分かれる。
そして、理系コースを選んだものは、この「理系的思考」をたたきこまれるのだ。
とくに「数ⅡB」は面白かった。
問題を解くに当たって、いわゆる「場合分け」がイヤになるほど出てくる。
たとえば分母にくる x が x≠0 の場合と x=0 で分ける類のやつである。
最初は「解けた」と思っても場合分けを見逃して部分点しかもらえなかったりで、
えー、何だよー、ずりー、などといっていたが、
次第にこの「あまり普通は考えないけど、ありうる選択肢さがし」
というゲームにはまっていくのだ。
高校数学が日常の生活に直接役立つ、ということはまずないが、
医者をやっていくうえで、考えられるあらゆる可能性を想定し、
その中から有効な答えを探していく、という数学的思考法は日常的に非常に役立っていると思う。
その上で、さらに割り切れないのが人間の体なのであるが、
理系思考の我々は、まだなお、そこにも
何かまだ知らない場合分け、
付加すべき未知の係数きっとあるんだろうなあ
などと思いながら診療をしてるわけです。