ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2015.07.11

名は体を表すか

 

 土曜日午前中の診察中、あいついで2人の女の子の親御さんから

「ブログ楽しみに見てますよ。」というお言葉をいただいた。

 

 

 

 

 

 S.R.ちゃんちのお母さんとK.R.ちゃんのお父さん。

 

 

 

 

 

 そういえば、2人の女の子、何となくタイプにてるね、と職員にいうと

 「どちらも発散型女子ですね。」との答え。

 

 

 

 

 

 なるほど、2人とも診察前からかなり大泣き、大騒ぎをするが、

 終わっちゃうとけっこうケロッとしてバイバイなんかしてくれたりする可愛い女の子である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 常々思うのだが外来で診てる子は確かに何パターかのタイプに分類できる。

 

 

 

 

 

 

 

 S.R.ちゃんとK.R.ちゃんは名前のイニシャルは同じだが、違う名前である。

 

 

 

 

 

 

 

 実は、いろんな名前の中に、名前を見ただけでタイプ分類できる場合がある。

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシはひそかに「虎之助型」と呼んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 名前に「虎」とか「龍」がつく男の子。

 

 

 

 

 

 

 

 これはかなりの確率で「超ビビリ」である。

 

 

 

 

 

 

 

 大きくなれば理性や社会性が性格をコントロールするので目立たなくなるが、

 この種の名前の男子は2~4歳のころはともかくめちゃくちゃ怖がり、臆病である。

 

 

 

 

 

 

 

 実例を集めて学会報告したいくらいである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この手の性質は持って生まれたもので本人の責任や親のしつけの問題ではないし

 モノを怖がるのは知性の高い証拠であるから、むしろ頭良い証拠かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっと前に大暴れする「しずかちゃん」という女の子が、何人も

 通院していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 名前が勇ましいから男らしくしなさいとか、

 名前がしとやかだから女らしくしなさいという周りの考えが

 本能的に反面的に働くのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 親がかつての自分の臆病な性格を自覚して

 意識的あるいは無意識的的にそのような勇ましい名前をつけるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、それだけとも言えず本質は不明であり、エビデンスのない経験則に過ぎない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも、かなりの確率でそんな感じなので

 虎ナントカなんて名前のちょっとイキがった若いあんちゃんや

 龍ナントカなんていう名前のコワモテのおっさんを見ると

 ついニヤッとしちゃうのである。

 

 

 

 

 

 

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