ロスタイムに失点し、絶体絶命に・・・・
最初にお断りしておきますが、日本聴覚医学会に出席決めたほうが先です。
学会会場は下関か、そういえばその日にサガン鳥栖とのアウェイゲームがあるなあ。
下関と鳥栖ってどれくらい離れてるんだろ、
と、思いつきでグーグルマップにちょいちょい入力してみると・・・
な、な、なんとたった1時間20分!
これは、行ける!
そんなわけで、学会終わった土曜日、
東京に帰るのにどうせ博多経由なのでちょっとだけ寄り道して・・・・
きちまったぜ、ベストアメニティスタジアム。
博多から急行でわずか20分、
しかもスタジアムが駅に直結してるという抜群のアクセスを誇る。
もう博多から駅構内で「赤い人」を数多く見かけ、急行はほぼレッズサポのみ。
体調も回復したし、さあ、行くぜー。
観戦を思い立って発売直後に買ったのでまだチケットはあったが、
その後すぐ全席完売したらしい。
先ほどの駅のポスターといい歓迎ムードいっぱいだが、
この手のダンマクはどのチームにも出るんだろうか。
やはり、アウェイまで詰めかけるサポの多いレッズとかだけなのだろうか。
噂には聞いていたが、なるほど素晴らしいスタジアムである。
スタンドの傾斜がきつく、ピッチが近く、簡素な作りは
本場イングランドのスタジアムを思い起こさせ非常にいいムードだ。
試合前に途中の車内で買った九州を代表する定番駅弁、折尾の「かしわめし」で腹ごしらえ。
以前にも九州に来たとき食べたことあるが、相変わらずチョーうまかった。
2位ガンバとの勝ち点差は「2」で、相手サガン鳥栖は現在4位の強豪、
そしてレッズはこのスタジアムではいまだ勝った事がないという「鬼門」である。
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2014年J1第33節
サガン鳥栖 1-1 浦和レッズ (ベストアメニティスタジアム)
(前半 0-0)
(後半 1-1)
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前節、負けたがまだ首位のレッズ、
残り2試合連勝すれば相手にかかわらず自力優勝が可能である。
優勝のためにはこの試合はなんとしても勝ちたい。
一方、わずかに優勝の可能性もあり、またACL出場の3位以内も狙いたいサガン鳥栖。
こちらも勝ちが必須である。
緊迫の大一番は幕を開けた。
レッズは立ち上がりから積極的に攻め、相手ゴールに迫る。
一方、FW豊田をターゲットにロングボールからチャンスを作るサガン鳥栖。
前半は譲らず0-0で折り返す。
そして、後半。
一進一退の展開が続くが、後半23分、
後方からのフィードに抜け出した李忠成がエリア内で倒されPKゲット。
倒した相手選手は一発レッドで退場になる。
このPKをキャプテン阿部が決めてレッズ先制!
歓喜の雄叫びを上げるレッズサポ!!
相手がひとり少なくなり、試合のペースをつかみ、
その後もチャンスを何回かつくるが追加点は奪えず。
(この時一点でも決めていれば・・・・)
そして、ロスタイムに入る。
その、長い、長い4分も終わろうかという時間帯のラストプレー、
相手にコーナーキックを与える。
まさかの、失点!!!!
なんなの、何が起こったの、夢なの、現実なの????
そして、すぐ試合終了、倒れ込む選手たち・・・・。
呆然とするサポーター・・・・・・。
やはりこのスタジアムは鬼門であった。
縁側将棋なら、あ、今の待った、ちょっとなしにして、
といえるがサッカーの時計の針は戻らない。
前節の後半43分、そして今回の後半45分+4分、
試合がビデオテープのように逆回転できるなら
そこまで巻き戻してからやり直したい。
今日の結果、勝ち点は同じだが
得失点差で大きく浦和を上回るガンバ大阪がレッズに変わって首位に立った。
そして、最終戦、レッズの相手は名古屋だが、
ガンバの相手は早々と降格が決まりここのところ勝ち星のない最下位徳島。
レッズが名古屋に勝ち、ガンバが引き分け以下なら再逆転が可能だが、
今のガンバが今の徳島に引き分け以下は、
フツーではまず考えられないなあ・・・・・(゜´Д`゜)
その後、福岡空港から羽田まで帰る東京行きの搭乗口、
同じ便に傷心のレッズサポを多く見かけた。
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