花火はサイタマで
8月の第1土曜日は恒例の足利花火大会。
足利を代表するお祭りだが、もっと大事なお祭りがあるのだ。
夕暮れ時、風雲急を告げる埼玉スタジアム。
今日は首位を走るサンフレッチェ広島との大一番、
優勝を狙うレッズにとっては真夏の天王山といえる。
2013ねJ1第19節
浦和レッズ 3-1 サンフレッチェ広島 (埼玉スタジアム2002)
(前半 2-0)
(後半 1-1)
大一番なので、ビールを買うにも長蛇の列。
着席直前に試合が始まってしまう。
と、そのビールを飲みきるかどうかの前半5分、
柏木から興梠に緩やかなループを描くきれいなクロス、
それをやや下がりながらの難しいヘディングで相手ゴールに流し込む。
先制点!
それにしても、あのヘッド、難しいっすよ、
まるで往時のクライファートを彷彿とさせるような
ビューティフルゴールであった。
そして、2点目は28分にゴール前のこぼれ球を
原口が、見事にゲット!
レッズは普段のポゼッションを保って押し込む戦法から
やや引き気味で素早く前線につなぐサッカーを選んだようだ。
ともかく佐藤寿人に裏を突かれたくない、
高萩に前を向かせたくない、という考えが徹底していた。
それにしても、怪我から復帰した鈴木啓太の素晴らしさはどうだ。
ワンタッチツータッチでリズムをつくりながら
緩急のあるパスを縦横超短に繰り出し
まさにボランチ(=かじ取り、ハンドルの意味)のお手本といったプレーだ。
そんな気持ちよい前半が終わり、ハーフタイム。
場内に朝井夏海さんのアナウンスで花火打ち上げが告げられる。
おー、ここで花火がみられるとは。
足利の花火を振ってきてもダイジョウブ。
・・・・って、バックスタンドからは全然見えねー。(泣)
見えない方はオーロラビジョンでご覧下さい、って言っても・・・・
なんか、ショボイなあ。
(100発だったようだ、足利は2万発だっけ。)
まあ、花火はどうでもヨイ。
それにしても、この前半のスタッツ、おかしくねえか?
何で、シュート数0、枠内シュート0で、
得点が2点入ってるわけ?
てな感じで、実は後半、このオーロラビジョンが問題になるのである。
後半、30分過ぎいつものように本日の入場者数を表示。
おお、4万2千入ったか。
と、その直後突然、オーロラビジョンと、場内の照明の一部が消えちゃったのである。
べつに雷なんかもなかったのだが・・・・。
ピッチの照明はそのままなので、何事もなく試合は続行。
そのうち、半分だけついた。
メズラシイ。
するとまた消えて真っ黒に。
試合終了が迫って、時計が気になりだした頃
時計だけついた(笑)。
まあ、ワタシは試合観戦時は毎回キックオフの笛と同時に
ストップウォッチ回してるので困らないけど。
選手は気になりますかね。
インドかどっかで試合してるみたいだ。
試合の方は、後半、興梠のこれまた難しいシュートが決まり、
その後1点を許したものの3-1で快勝。
首位、広島との勝ち点差を2にまで詰めた。
花火はしょぼかったけど、
興梠2発、原口1発の大玉が見られて良かった。
興梠2ゴールは上手かったなあ。
そういえば、バルサ時代のクライファートも
やたら難しいゴールを決めるのだが、
これ絶対イタダキだろというようなビッグ・チャンスは
けっこう外してたなあ。
興梠のスタイルはクライファートだったのか・・・・。
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