ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2013.07.08

サウスバウンド


 もう先月になりますが6月28日の金曜日、
東京六本木のビルボードライブ東京で
ディッキー・ベッツ&グレート・サザーンのライブを観てまいりました。
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 今回は、いつもの佐野君だけではなく、
双方の奥方も同伴で、という趣向。
 ライブ開演9:30なので、7:05の特急に乗れば楽勝、
という目論見であった。
 そんなわけで、いつもより早い受け付け終了で
患者さまにはご迷惑おかけしましたが、
なんとか予定の電車に乗れた。
 現地待ち合わせの佐野君にメール。
ギリギリ予定の急行に乗れたので事故が無ければ9時に行けます。
 などと送信してホッと座席など倒して一休み。
 うつらうつらしていると、なんかある駅で止まったまま発車しない?
 しばらくして車内アナウンスで
この電車はこの先で起きた踏切内での車両脱輪事故のため
ここ加須駅で運転を見合わせております。

 なにー、事故!?マジかよー!
 あんな、冗談半分なメール打ったばっかりに現実になってしまった・・・。
 ライブに間に合わない、ヤバい。
 そのうち、車内アナウンスで
 ただいま隣のホームの普通列車の方が先に久喜まで参ります。
 あわてて荷物をとり、隣の電車に。
 まずは、前進せねば。
 そう、 Southbound (南へ) !
 途中、ケータイで経路検索をし
久喜から湘南新宿ラインで大宮に行き、
そこで乗り換えで恵比寿まで、
さらにそこから地下鉄で六本木に向かうのがベストと思われた。
 とりあえず、
開演には多少遅れます
とメールを送信。
 佐野君から返信が来た。
 大変ですが、頑張ってください。
 あと、ジェシカとランブリンマンとステイツボロは先にやらないよう頼んでおきます。

 それは、助かる、
  ・・・・って誰に頼むんじゃあ。
 皆さんご存知のとおり(?)ディッキー・ベッツは
あの有名なオールマン・ブラザース・バンドのギタリストであり、
その3曲は、もっとも今回聴きたい代表曲なのだ。
 とくに「ジェシカ」と「ステイツボロ・ブルース」は
バンドで演奏したこともある。
 ともかく、六本木の駅から急ぎ足で我々が現地についたのは
9時半を数分まわった頃であった。
 演奏はすでに1曲目が始まっており、
指定席なので係員に佐野夫妻が待つ席に案内され、
席に着いて、間もなく1曲目が終わり、簡単なトークのあとすぐ2曲目が始まった。
 何と、 「ステイツボロ・ブルース」!
 驚きのガッツポーズを佐野君とかわす。
 いやー、間に合ってよかった。
 バンドはオールマン・ブラザース・バンドを彷彿とさせる趣で、
本家と同じツイン・ドラム。
 マーシャルを4台も並べて、ギター3人はすべてギブソン、
しかもピックアップはほぼ3人ともフロント・ピックアップ。
(近くなのでギターの切り替えスイッチが見えるのだ。)
 おまけにキーボードは声もルックスもグレッグ・オールマンによく似ている。
 曲はほとんどオールマン・ブラザースの有名曲で、
ジェシカとランブリンマンの時は思わず席を立って踊ってしまった。
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 ところで、こののっぽのやや若いギタリスト、
あとで知ったがディッキー・ベッツの息子さんだそうだ。
 ビックリしたのは、名前が「デュアン・ベッツ」!
 ううう、泣ける話や・・・。
(なぜ泣けるか、わかんないヒトは下の方の「続きを読む」をクリックしてください。)
 佐野君は、ディッキーベッツにサインをもらいご満悦。
(良く、LP持ってきたな。)
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 ワタシもディッキー・ベッツのピックを2枚もゲットして超ラッキー。
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 いきなり、ロック好きのガキに戻っちまった旦那衆にあきれる奥様達。
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 スタッフもサービス良く、演奏後ディッキー・ベッツのギブソンSGを
みんなに見せてくれた。
すかさずカメラを持って前方へ。
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 このSG、バイオリン奏法をしやすくするため、ピックガード部に
ボリュームノブが増設してあるのが特徴。
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 ともかく、ディープサウスなブルース・ロックを
とことん堪能した一夜でやんした。
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 ところで、これもあとで知ったことだが、
ディッキー・ベッツは大阪、東京で
4夜にわたり計8回のライブパフォーマンスを行ったわけだが、
なんと「ジェシカ」を演奏したのは我々の聴いた回と、
最終公演の2回だけだったらしい。

 おおお、なんてラッキー♪
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2013.07.07

今が旬


 関東甲信越、梅雨明けですって?
 なんか、あっけなく明けてしまい
「梅雨好き」のワタシとしてはやや物足りないが
夏はもっと好きなので、まあ、いいか。
 梅雨明けの夏空1号、
神宮外苑上空には墜落するUFO?
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 梅雨も明けたが、Jリーグも中断を終え「梅雨明け」。
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 久方ぶりのナショナル・スタジアム。
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 J1復帰で盛り上がろうという甲府は
ホームゲームをホームからはるか離れた国立に持ってきた。
 なんか、地元出身の歌手のミニライブなんかもあったり
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 桃の宣伝したり(ブドウじゃないの?)
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 よくわからないキャラクター出てきたり
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 看板のスポンサー名といい、
 なんか、ここが東京と思えない「ほのぼの感」がいいなあ・・・・。
 それにしても暑い、暑すぎる!
(このフレーズは埼玉ローカル)
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 梅雨明けの西日の当りまくりに、
ここんとこ日陰で充電不足だったワタシの
ソーラーバッテリー浦和レッズスペシャルG-shockは
あっという間に充電が満タンに。
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 2013年J1第14節
  ヴァンフォーレ甲府    0-1    浦和レッズ    (国立霞ヶ丘競技場)
            (前半 0-0)
            (後半 0-1)


 この暑さではさぞかし選手はきついでしょう。
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 試合はレッズがポゼッションするが、
甲府は引いた中から時折効果的なカウンターを見せるという
予想通りの展開。
 レッズのペースのようで、実は甲府のペースのようである。
 余裕のあるはずがゴールが生まれないために
次第にイライラがたまってくる。
 必死で後押しするサポーターの人数、声量は完全にホームチームを上回る。
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 その一方、得点機はむしろ甲府の方が多かったり。
 しかし、そのたび相手のシュートミスで救われる。
 ワタシの後方のヒトが
「ネイマールなら、決められていた・・・。」
と、何度かつぶやいていたが。
 甲府にネイマールいなくて良かった・・・。
(いてたまるか。)
 なんか、このままでは、ヤバいなあ、
と思った後半38分、
ついにレッズのゴールが生まれる。
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 梅崎のクロスをヘッドで合わせたのは誰?
 何、那須だーーー!
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 何で、センターバックの那須がそこにいるんだー(嬉)
 思えばこの試合、最もモチベーションが高かったのは那須かもしれない。
 移籍後しばらくベンチだったが、センターバック永田の怪我により
代わって先発メンバーとなる。
 その後の大活躍は知っての通りだが、
この試合、怪我から復帰のその永田が初めてベンチ入り。
 レギュラー争いの生き残りにかけて
相当気合入ってた様で、
ゲームの最初から鋭い読みと的確なカバーで
相手の攻撃の芽を摘み取っており、
ワタシとしてはこのまま0-0なら今日の殊勲者は那須かな、と思っていた。
 試合後のインタビューで梅崎のクロスが再三興梠の頭上を通過するので
あそこに飛び込めばチャンスがあると思った、と語った那須選手。
 難しい状況で冷静に試合を「読んでいた」ベテランは、
数々のチームを渡り歩いた彼の選手キャリアの中で
現在、過去最高のパフォーマンスをしてるように見える。
 正直、今期の補強の中では地味な印象だったのだが。
 ナスは、今が旬です。
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2013.07.05

ビフィズス犬


 基本的にしつけとしてわが家では室内犬に食卓からえさを与えることは禁じられている。
 しかし、妻はしばしばその禁を破り、
レディアにモノを与えている。
 人気取りのためのヒキョーな行為といえる。
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 本人はカラになったヨーグルトだから、と弁解するが。
 それにしてもコイツはなんでヨーグルトなんか好きなんだろうか。
 耳までたたんで真剣である。
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 それにしてもちょっと、入れ過ぎではないですかい?
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 いくらなんでも・・・・。
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 手をはなしてもこの通り。
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 マッタク、もう。
 そのままカップの中に入り込んでしまいそうな
「ビフィズス犬」のレディアなのであった。
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2013.07.03

メンタルの天秤


 札幌のセミナーに行ってたため
帰宅後、録画で観戦。
 どうせ、第1戦がアウェイで2-0だったので
まあ、大丈夫、と余裕だったが・・・・。


 2013年ヤマザキナビスコ杯 準々決勝第2戦
 浦和レッズ      1-1     セレッソ大阪  (埼玉スタジアム2002)
       (前半   1-1)
       (後半   0-0)


 第1戦2-0で勝ってるので、引き分けならもちろん、
0-1で負けても勝ちぬけるという、第2戦。
 この「~でも、大丈夫。」ってのが、
全く曲者なのだなあ。
 2-0以上でなきゃダメ、のセレッソはともかく攻めるしかない、
早い時間帯に1点入れば、その後の展開はわからない、
 ・・・・といってたら あっさり1点取られた(泣)。
 ええ、ウソだろー。
 そういえば、再生の時、番組録画時間が3時間15分になってたけど、
それって、この試合、延長になったってこと?
 このあと1点取られ0-2になった場合のみ、
試合が延長になるのだ。
 ああ、余計なとこ見なきゃよかった・・・・。
 確かにこの1点で、心理的にはセレッソの方がぐっと有利に、
一方、レッズに焦りが出てくる。
(オレも焦りが出てきた・・・・。)
 ますます、攻め込むセレッソ。
 しかし、気持ちにゆとりが出たセレッソはゆとりが出すぎたか、
ガツガツした攻撃がやや一息ついてしまう。
 残り時間でたっぷり料理できるだろう、なんて気持ちが芽生えたのかもしれず。
 動きの悪いレッズをなぶるような攻撃だが、
なかなかとどめを刺さない(刺せない?)。
 そして、組織が機能しないレッズは、
我慢の中から、
今日キレキレの梅崎の個人技でなんと1点を返しちゃうのだ。
 これで、さっきまでは1点取れば延長に持ち込めたセレッソは、
90分以内に2点をとらねばならなくなった。
 メンタルの天秤は瞬時にその平衡を変えた。
 時間経過とともにそのプレッシャーはセレッソの選手から
モチベーションを奪っていく。
 天秤の傾きが徐々に増していくのが手に取るように分かる。
 そして、終了のホイッスル。
 げに、サッカーは何とメンタルなスポーツか。
 あの梅崎のゴールが無かったら、ひょっとしたら全く別の展開になっていたかも。
 録画時間は最初から延長、PKまでの場合に備えて
テレビ局が確保していた時間に過ぎなかったわけでした。
 やはり、あれこれ余計なことを考えないためにも
試合はなるべくリアルタイムで見るべきなのだ。
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医療系をまとめました。
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