今日は「風邪に抗生物質を使わないように」の日
今日、11月18日は「EUROPIAN ANTIBIOTIC AWARENESS DAY」です。
「抗生物質に意識を持つ」ということは「風邪などで抗生剤を安易に使わない」
というキャンペーンで2008年から行われています。
抗生物質の多用により急激に増えた「耐性菌」に対する警告キャンペーンです。
マスコットキャラクターもあるみたいです。
風邪だろうがインフルエンザだろうが抗生物質を使わなくても良くなるよ、
ということです。
こっちは、風邪もインフルエンザも抗生物質飲まずに安静に、ということです。
このキャンペーンはヨーロッパだけでなく
アメリカCDCも同時期にキャンペーンをやっています。
11月14日から20日まで「Get Smart About Antibitics Week」です。
女の子のおでこに
「抗生物質、はたしてホントに必要な時にちゃんと働いてくれるでしょうか?」
と、書いてあります。
抗生物質の無用の風邪やインフルエンザなどの
ウイルス疾患で抗生物質を使っていると
本当に抗生物質が必要なときに効かなくなってしまう、
ということを警告しています。
カナダでも同様のキャンペーンを展開しているそうです。
日本ではこんな動きが無くいまだに
「風邪で熱があるから」
という不可解な理由で安易に抗生物質を処方するお医者さんがいるのは
誠に残念なことです。
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