ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.10.27

ストーミー・チューズデイ(バッド・カンパニー日本公演)


 行ってきましたバッドカンパニー。
 7時からの開演に備えてまずは腹ごしらえ。
 会場が東京国際フォーラムなので、
銀座3丁目の「煉瓦亭」に行ってみました。
 創業115年の老舗の「洋食屋さん」です。
 定番ポークカツレツで気合を入れる。
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 うっしゃあ、行くぜ。
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 東京国際フォーラムは、学会で何回か来たことがあるが、
ホールでコンサートは初めてだ。
あと、デビット・カッパーフィールドのイリュージョンで来たことあるなあ。
 持ち込み禁止のカメラでステージを隠し撮り。
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 東京ドームやさいたまスーパーアリーナが多いので、
何となくこれからロックコンサートが始まる、という感じではないなあ。
 やがて、徐々に客席が埋まっていく。
 やはり予想通り、年齢層が高っ。
平均年齢は50代半ばとみた。
 もともと、クイーンなどに比べて、圧倒的に男性ファンが多いと思われるバドカン。
 しかも、ファッショナブル、イケイケのヒトはほぼなしで、
平日火曜日とあって、スーツ姿の男性が多い。
 後ろから見ると、白髪率は高く、ハゲ率はさらに高い。
 開演まで皆さん、日本経済新聞などを読んで静かにお待ちになってる。
 しかし、開演と同時に総立ち。
 オープニング・チューンは「キャント・ゲット・イナフ」。
 会場中がオヤジたちの野太い歌声で覆われる。
 ああ、みんな、35年前はこの曲を、
ソニーのスカイセンサーで、
  ナショナルのマックで、
     テクニクスのステレオコンポで、
聴いてたロック小僧だったんだよ。
(ちなみに私のラジカセはスタジオ1700でした。)
 次々におなじみの曲が披露され、
手拍子でステップを踏む。
 これだ、これ、これ。
一昨年、クイーンとのコンサートでバドカンの曲を聴いた時とは違うぜ。
 そして、昔、日本のテレビドラマでちょっとやったんだよねー、
などというコメントがあって
(英語で多分そんな意味のことを言ったと思う)
 なんと、この間ちょっとブログのコメント欄で触れた「夜明けの刑事」の挿入歌が披露された。
 「夜明けの刑事」は当時大ヒットしていた日テレのテレビドラマ「太陽にほえろ」にあやかって、
ウチも一発とTBSが制作した2番煎じ的ドラマで、
バドカンのポール・ロジャースの奥さん(日本人です)
と番組プロデューサーが知り合いという関係から、
ポール・ロジャースの好意で生ギター1本で録音した歌です。
 当然海外発売は無く、日本でもレコード出たのかなあ、くらいのレアな曲です。
 ひょっとして、ライブでは世界初公開?
 バドカンも刑事ドラマも大好きだった私は、
毎週この曲が流れるのを楽しみにしていました。
 歌詞は英語なんだけどサビが唐突に、
「ヨ~ア~ケ~ノ~、ケ~イジ~、ケ~イジ~」
という、味わい深い曲なのだ。
 もちろん「名曲」シューティング・スターは、会場中で大合唱。
 夢のような夜は瞬く間に過ぎて行く。
 アンコールに3回も応じてくれ、
アンコールではフリーの「ビー・マイ・フレンド」(渋っ!)
(ふつーフリーなら「オール・ライト・ナウ」か「ウイッシング・ウェル」かと思いきや)
 そして最後は、な、なーんと「ストーミー・マンデー」だあ!
(ストーミーマンデーはTボーン・ウォーカーのブルースのスタンダード、
オールマン・ブラザースのフィルモア・ライブでの演奏が超有名)
 やっぱり、ブルース、好きなんだなあ。
 いやあ、昨夜は、ホントに35年前の忘れ物、いや、宝物を再び手にしたようで、
しばらくは余韻に浸ってます。
 最後に、終演時間が遅くて足利行きが無くなり、
館林から各駅停車に乗り換えになっちゃう時間までの
コンサートに付き合ってくれた妻に感謝です。
 
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~今回はつい、アツくなっているので、
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