ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.09.23

松山で禁煙学会(その2:道後温泉編)


 昨夜は、旅館の温泉に入ったのだが、
やはりここ道後温泉に来たからには、
ここを訪れなければいけない。
 「道後温泉本館」である。
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 1890年に100年後にも通用するような立派な建物を
ということで建造した当時としては破格の建造物だったが、
120年たった今でもすばらしい。
(アニメのモチーフにもなったらしいが、
私、ナゼカ、例の宮崎アニメが大の苦手で見てません。)

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 なんてったって夏目漱石や正岡子規、伊藤博文や昭和天皇、
そして古くは聖徳太子や額田王(ぬかたのおおきみ)山部赤人も入浴したという、
由緒正しい、日本最古の温泉だ。
 額田王といえば、高校だかの古文の教科書の最初に
載ってたのが万葉集の額田王の歌だった。
「熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば、潮もかないぬ、今は漕ぎ出でな。」
 この「にきたつ」こそ、今の松山のことらしい。
 古文は大の苦手だったが、毎年、学年の初めには
「よしっ、今年こそ古文もがんばるぞ。」
と張り切るので、教科書の初めの章だけは、今でもいくつか暗記してる。
 結局、古文はダメだったなあ。
 また、勉強しなおしたいです。
 さて、本館の入浴には4つのコースがあるが、神の湯2階席コースで行ってみた。
 入浴後、2階の広間でくつろげる。
浴衣の貸し出しとお茶とお茶菓子のサービス付き。
ビールは売っていません。
(いや、まだ朝の9時半だから売ってても飲まないけど。でも、けっこう飲みたかった。)
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 やっぱり、気分がいい。
このレトロな感じがたまりませんね。
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 で、風呂上りに、そこら辺を歩くと「坊っちゃん時計」なるものがある。
 いわゆるからくり時計で、時間になると坊っちゃんの登場人物の人形なんかが出てくるのだ。
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 せっかくなので、そこでガイドをしてる「マドンナさん」に一緒に写真を撮らせてもらう。
(なんかまだ風呂上がりだなあ、オレ。)
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 まあ、ついでに一緒にガイドしてる「坊っちゃん」も1枚。
(ちょっとおなか出すぎですぞ。)
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 その後路面電車で、市内へ戻ります。
 実は、同じ路線を走る、「坊っちゃん列車」なるものがある。
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 混んでてやめたのだが、あとで知ったが料金が一般電車の倍で、
しかも冷房がないので、こっちで良かったかなあ。
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 そいで、午後は再び学会場に行き13時からの「禁煙セミナー」に。
やっぱ、一緒に撮るのは禁煙キャラよりマドンナさんの方がいいなあ。
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 セミナーのテーマは「未成年者の喫煙」。
いろいろ勉強になりました。
 夕方のヒコーキで、帰ってきました。
 いやあ、松山、いいところでした。
 古い歴史と、文学の香りと、また、気取らない感じも好印象。
 妻と、是非また訪れたい街だ、と意見が一致しました。
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