耳鼻咽喉科臨床学会に行ってきました
かねてからお伝えした通り
7月2日(金)3日(土)は休診にさせていただき
「耳鼻咽喉科臨床学会」に行ってきました。
今回の開催地は倉敷。
通常、東京、大阪などの大都市で開催されることが多い学会、
広島や仙台、横浜、福岡あたりは多いが倉敷は珍しい。
まあ、個人的には倉敷は別に興味もなく、
たぶんこの学会が無かったら、一生訪れる事は無かったでしょうが。
実は今回のテーマが
「臨床医が知らなければならない最新医学」
というもので、聴きたい講演がいっぱいありましたので
妻と一緒に勉強してきました。
突発性難聴、耳管開放症、人工内耳、埋め込み補聴器などいろいろな分野で、
もちろん教科書や成書などには載っていなく、
まだ学会的にも意見の定まってない、最新の話をきいて来ました。
特に、ちょっと前、医学新聞で見た、
メニエール病の病因についての話は、今回最も興味あったところです。
1861年の最初の報告以来、
長きにわたり「原因不明」といわれてきたメニエール病の原因に迫る話で、
なかなかエキサイティングでした。
メニエール病の原因は良性発作性頭位めまいと同じく、
耳石にあるという。
まだ、この説はコンセンサスが得られてませんが、
個人的には「あり」だと思いました。
夜はホテルでワールドカップ観戦。
11時キックオフの試合の方だけでさすがに3時半の方は見ませんでしたが。
その前のオランダのブラジル相手に逆転、も凄かったですが、
ドイツまさかの大差でマラドーナのアルゼンチンを下す。
メルケル首相の喜びようが良かったです。
(ミック・ジャガーもまた来てたけど、やっぱドイツに勝つ予定でチケット手配してたわけね。)
通常、学会は、土、日開催の専門医講習会をのぞいて、ほとんどが木、金開催。
ただ今回は金、土の開催なので学会終了後、
土曜の晩は近くの温泉に一泊しちゃいました。
瀬戸大橋を間近にみられる展望露天風呂、気持ち良かったです。
いろいろ勉強して、また明日から、仕事頑張りまっす。
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