ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.04.21

“Not” Too Old To Rock’n’Roll~ロック・オヤジの熱い夜。


 「今日は赤ペケ病院と合コンなんだ。」
 「えー、センセイ、まじっすかー。」
 「ただし、ナースじゃないよ、オヤジだ。」
 実は、前回の「CRPライブ」を見に来た、赤ペケ病院のオヤジから、
「是非、女子高生バンドみたいに前座やらせて欲しい。」
とのオファーがあり、一緒にライブすることになった。
 その打ち合わせで、「飲み会」をすることになったのだ。
 キーボードのアヤちゃんと指定の居酒屋に。
 「ええと、赤ペケのY田さんで予約はいってますか?」
「Y田様ですか・・・、ええと無いですね。赤ペケの○○様で7名さまがはいってますが・・・」
「それかもなー。」
 なんせ、こっちは相手の顔も知らないのだ。
 「こちらです。」
 と案内されて入っていくと、
「おおー、センセイ、こちらはアヤちゃんですね。」
 と、いきなり挨拶される。
 こちらは相手のことはぜんぜん知らないが、
ブログやライブでこっちのことは逆に良く知られてるわけだ。
 なんか、芸能人になったみたいだ。
 「Y田さん」は赤ペケ病院の事務で、私と同じ50歳。
 メールのやり取りで、きちっとした文章を書くので
「学校の先生みたいな人かなー」と予想していたが、
ガタイが良く、どっちかというと
「宅配便の人」 みたいな感じだった。
 そして、当ブログにもたびたびコメントをいただいている、kazuさんと、
バンドのギタリスト、軽音楽部の部長であるW林さんが向こうのメンバー。
 kazuさんはお会いしたことがあるがW林さんも初対面。
 ちょっと「モヤシメガネ」な感じだがヨーロピアンHR/HM系の人だという。
(HR/HMとは「ハード・ロック/ヘビー・メタルのことです)
 ドラムの野口先生も合流し、みんなでビールをがんがん。
 なんせ、趣味も年代も同じなので、盛り上がる盛り上がる。
 そして、おもむろにY田さんがある写真を取り出した。
「これ、誰だか分ります?」
 写真には何やら「ロックな感じ」の外人と東洋人。
「どっちが?」
「いやこっちは若いころの私で、こっちの外人はコージー・パウエルですよ。」
 おお、コージー!
 コージー・パウエルといえば第2期ジェフ・べック・グループのドラマーで、
レインボーに加入、その後数々のバンドでパワフルなドラムを叩きまくった
「ハード・ロックなら何でも叩くぜ、ドッスンバッタン系元祖ダブルバスドラマー」だ。
「ラフ・アンド・レディー」のジャケットで、
どっちがジェフ・べックよ、というほどべックに似てたあの顔だ。
 しかし、もっとびっくりしたのは、その横の東洋人。
 
 山本恭二もビックリのロン毛パーマのその男が
目の前の、Y田さんとは・・・・。
 思わず、
「ヅラですか?」
「・・・いえ、地毛、でした。」
 熱帯雨林の砂漠化は我々の想像よりもはるかに急速に進行しているようだ。
 なんとY田さんはかつてロック雑誌の仕事をしていたという。
「ロッキン・f」という、オレもたまに買ってた「ファッキン」な雑誌だ。
 コージーにインタビューしたときの写真だという。
「ギョーカイ君だったんですかー、へー、で、今は宅急便で・・・」
 いや、違うって。
 その後もロック談義、バンド談義で盛り上がり、
2次会ではロックを歌いまくって
ロック・オヤジの夜は熱くふけていったのだった。
 そんなわけで、次回「CRP」ライブは7月10日(土)太田の「ミュージック・アシスト」です。
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