ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.01.17

CRP新年会でした。


 昨夜は我らがオヤジロックバンド「CRP」の新年会でした。
 CRPは、改めてご紹介しますと、群馬大時代の軽音楽部の先輩後輩を軸に
近隣の開業医4人が結成した「ロック・バンド」で
名前の由来は「Clinical Rock’n’roll Project」と、血液検査の「炎症反応=CRP」をかけたものです。
 ストレス発散 と 運動不足解消 と ボケ防止 に役立ってる、このバンドも
はや結成6年になりました。
 いろいろ過去にバンドやりましたが、
今じゃ、私の生涯バンド歴としてはもっとも長いバンドになっており、
開業医なので、卒業も転勤もないので、
誰かがくたばるまで 続きそうな勢いだ。
(最年長はオレなんだが・・・・)
 ドラムの皮膚科野口先生と、ベースの耳鼻科前原先生が太田在住なので
太田の居酒屋でまず1次会。
ちなみにギターの産婦人科土井先生は館林です。
 しかし、飲むんだわ、このメンバー。
 最初は、前回のライブの反省から始まり、今後の活動計画、
さらには診療の問題、自身の健康に関する話題、最後にはロック談義で盛り上がる。
 そうか、あそこ、てっきりオレが間違ったのかと思ったが、
ベースが回数間違ったのね。
 コンテストにはどの曲出す?
 「フェイザー」と「コーラス」と「フランジャー」の違いはさ・・・。
 いや、老眼になったら手術は顕微鏡が欠かせないよ。
 
 そうだなー、プログレで、押さえておきたいアルバムはなんといってもクリムゾンのファーストと・・・。
 
 そして、2次会へ。
 スナックではまた、ガンガン飲みながら、お店の女の子そっちのけで、ひたすら洋楽を歌いまくる。
ツェッペリン、パープル、クイーン、やかましいお客だ。
 カラオケは自分で演奏しなくていいので楽だ。
 じゃあ、次、「天国への階段」ね。
 そう、こっから12弦ギターなんだよ、ダブルネックの上の部分。
P1160004_ks.jpg
 なんかこの写真の土井先生、色っぽいですね。
別にそーゆー関係ではないので。
 で、やっぱ、シメにはギョーザとラーメンで、またビール飲んだりして。
 最後は半分意識を失いながら足利まで帰ってきました。
 
 ヤバイ、飲みすぎで、天国への階段を上らないようにしなくては・・・・。
人気ブログランキングへ

↑ランキングに参加しています。1個ずつ応援のクリックをよろしくお願いいたします。
1日1回で筆者の励みになりますので。

2件のコメント
2010.01.15

院長の仕事


 「先生、灯油を入れる電動ポンプが動かないのでお願いします。」
 「へーい、後で見ときます。」
 ってんで、寒い中、外でシコシコ修理をする。
 一体、この手の「雑用」はみな「院長の仕事」だ。
 その灯油を、ガソリンスタンドでいっぺんにタンク12本も買ってくるのも、
 待合室の電球が切れたら取り替えるのも、
 その電球を「Y電機」に行って注文して、またとってくるのも
(設計の人が凝った電球にしたのでそこらへんにおいてない)、
 外れた戸だなの戸を直すのも
(ドライバーセットは院長のユニットに入ってます)、
 みーんな「院長の仕事」なわけだ。
 病院に勤務してれば「医者」の仕事は「医療行為」が殆どだが
診療所の院長ともなれば、それだけでは済まされない。
 それにしても、小学校の用務員さんみたいだなー。
 まあ、もともと、モノを直してまた使えるようにする、
のは、昔から得意なので、あまり苦になりませんが。
(人間を治すより得意かも)
 苦手なのは、やはり事務処理。
 請求書や振込み票を集めて税理士さんにわたすとか、
給与計算をしてその帳簿を社会保険労務士さんにわたすとか、
医師会かなんかの調査票に記入して期日までに提出するとか、
 そういう、事務処理や書類整理が極めて苦手、かつ嫌いである。
 レセプトチェックなんてのは最初のうちやってたが、
今はもうみんな事務員任せで手も触れない。
 多い月は2000枚を軽く越える、レセプトの処置と病名あわせなんか考えただけでも気が遠くなる。
 まあ、優秀な事務員のおかげで、なんとかやってます。
 やれやれ。
 さてと・・・。
「はーい、ポンプ、直りましたよー。」
人気ブログランキングへ

↑ランキングに参加しています。応援のクリックをよろしくお願いいたします。
 

2件のコメント
2010.01.14

筋肉痛の恐怖


 スキーツアーが終わって、いつ来るか、いつ来るかと怖れてたものがある。
 そう、筋肉痛です。
 若いときは、筋肉痛はその晩か翌朝に来る。
 ところが、年をとると、二日目以降に筋肉痛が起こるといわれています。
 これは実際に経験するところですが、その原因はあまりよく分かってないみたいです。
 「筋肉痛」は急激な筋の収縮によって筋繊維を包んでる結合組織が炎症を起こすためとか、
疲労物質が蓄積して血行を妨げるためとか言われてますが
詳しいことはわからないみたいですね。
 そもそも「疲労物質」といえばかつては「乳酸」だといわれてましたが、
「乳酸は疲労物質ではない。」ということは、最近はほぼ定説となっているようです。
 まあ、私は整形外科医ではないので詳しいことは知りません。
 そんなわけで、当院のスタッフを含め、スキーにいった人はみんな多かれ少なかれ
翌日筋肉痛の人が多かったみたいで。
 一方私は、翌日ちょっと体痛かったような気もしたが、
殆ど自覚なかったので、いつ来るかびくびくしてました。
 まるで、太平洋の反対側で地震があって、いつ津波が来るかと心配するように。
 しかし、今日で3日目。
 今だ、なんともないぞ。
 これは、日ごろの鍛錬がモノをいったか。
 最近は、老化防止と、メタボ予防のため、
毎日、朝起きると腹筋運動をやり、
犬の散歩では石段を駆け上がり
週3回はスイミング・プールで泳ぐようにしている。
 フフフ、どうだ、やったぜ。
 でも、ひょっとしたら、二日酔いに紛れて 気づかなかっただけだったりして・・・・。
いや、さらに遅く、明日来るってことも・・・・。
(そ、そんなー。)
人気ブログランキングへ

↑ランキングに参加しています。応援のクリックをよろしくお願いいたします。

コメントはまだありません
2010.01.13

白い変人たち~小倉耳鼻咽喉科スキーツアー第2日目


 とゆーことで、昨夜は遅くまで飲んで、
「明日があるから(実はもうとっくに今日でした)そろそろ寝よう。」
といって、寝たのだが、
1人だけ明日のない男がいた。
 朝、おはようと広間にはいっていくといきなり
「オグラ、オレはもうだめだ。」
「ダメだって、二日酔いか?筋肉痛か?」
「いや、・・・飲んじゃった。」
P1110054_ks.jpg
 なんとショーグンは自ら「核のボタン」を押してしまっていた。
朝鮮半島の非核化は遠い。
(私が飲んでるのはコーヒーです。)
 一方、対照的に、朝食前に今日のスキーに備えてそろいのパジャマで準備運動をする
さわやかな「ブラックジャック亀井」と「こども店長コガメ」。
「はるはる、しっかり体伸ばすんだよ。」
「うん、わかった、しゅうちん。」
P1110051_convert_20100112221011.jpg
・・・「しゅうちん」て呼ばれてるのか。
 そんなわけで、ほぼ想定内の脱落者数名を山荘に残して、
2日目のスキーが始まった。
(ただし、想定外の1人、川上氏は不覚にも被爆してしまい、核の尊い犠牲となった。)
 2日目は山荘近くの「しらかば2in1スキー場」へ。
 1日目のスキーと、夜のバスケット、卓球、スカッシュ、そして大量のアルコールで
体はボロボロだが、2日目は恨めしいくらいの快晴!
 雪はバッチリ、ゲレンデもすいてる。
 こりゃ、行くっかねっしょ。
 重い体もあっという間に元気になり、ビュンビュンとばす。
「気持ちイー!」
 P1110069_ks.jpg
 そして山頂は360度の大パノラマ。
P1110064_ks.jpg
 みんなで記念写真を。
P1110062_ks.jpg
 右は、当院のスタッフ3人娘(といっても2人は新妻だが)。
こども店長も上級者コースにチャレンジです。
 午前中一杯滑って、最後に今度は全員で山頂に。
今度は、ガッツ添野、コーワ吉居、ヘリコ堀越の初級者組も一緒。
「景色いいぞー、降り方は上ってから考えればいいから。」
とリフトに乗っけて山頂へ。
「えー、マジすかー、センセー、ここ降りるんすかー。」
「大丈夫、春になったら骨は拾ってやる。」
「あかーん。」
ヘリコ堀越は完全に泣きが入ってる。
 結局、彼は安藤美姫ちゃんもびっくりの4回転をしながら雪まみれで無事降りて(落ちて?)きた。
 
P1110076_ks.jpg
 午前券のメイッパイ12時半まですべり、その後バスに乗り「すずらんの湯」へ。
 ここで、居残り組みと合流し、着替え、入浴、食事をとる。
スキーのあとの温泉は極楽じゃ!
あー、早く飲みてー。
キリンさんが首を長くして待っている。
 風呂場を査察する怪しいヒト。
 P1110078_ks.jpg
 
 スキーサイコー、ウドンはもっとサイコー。
P1110081_ks.jpg
 エリリン余裕こいてるが、今回女性独身最年長だぞ。
(背景に核の犠牲になった川上氏の霊が写っている。)
 で、帰りのバスでもまた「キリンさん」な院長。
(さっき風呂上りにジョッキ3杯飲んだのに)
P1110086_ks.jpg
 そんなわけで、なぜか鼻血を出した人が5人いたが
(オレが止めなくても勝手に止まった)
他はケガも無く今年のスキーツアーは無事終了しました。
 また来年も行きましょう。
 次回はどんなドラマが待っているのか。
人気ブログランキングへ

↑ランキングに参加しています。1日1回応援のクリックをよろしくお願いいたします。

2件のコメント
2010.01.12

白い変人たち~小倉耳鼻咽喉科スキーツアー第1日目

 
 1月の連休は恒例の「小倉耳鼻咽喉科スキーツアー」でした。
 今年で4回目。
 朝7時に小倉医院を出て今年は、信州、蓼科を目指します。
 大型バスをチャーター、朝からおにぎりとビールで気合を入れます。
P1100005_ks.jpg
 今年は初参加の外科の亀井先生とそのご子息「こども店長」こと「ハルト」君。
P1100006_ks.jpg
 他にも初参加の、アルフ大内、コーワ吉居などのほか、おぐじびスタッフや
担当代わったくせに寂しくて来てしまったモンチ金盛など25人の大所帯だ。
 関越道の渋滞を横目に順調に上信越道から、蓼科へ。
 昼前に「車山高原スキー場」に到着。
 まずは、腹ごしらえ、ということで私は
今年の「打倒アントラーズ」の願いをこめて「鹿カレー丼」を注文。
P1100023_ks.jpg
 さて、車山高原は広い開放的なゲレンデのおしゃれなスキー場。
しかし、リフトは混んでましたね。
最近めずらしい。
 このスキー場、50歳以上はシニア券でリフト券が割引になる。
 リフト券売り場のお姉さんに
「シニア券ください」
といって、購入。
「何か証明書とかいらないんですか。」
の問いに
「大丈夫です。」
と、即答され、内心ちょっとさびしいのだった。
 さあ、滑るぞー。
 高橋さん、はやる気持ちはわかるがまずは並んでください。
このヒトは私より1歳だけ年上だが、見た目バリバリシニアスキーヤーでしょ。
P1100031_ks.jpg
 2年ぶり参加のヘリコ堀越の久々のヘリコプター・スキーも見られた。
 この技は本人の意思と関係なくくるくる回ってしまうため、いつ出るかわからない。
 さて、夕方までバッチリ滑ったあとは楽しい晩御飯。
 今回宿泊は、薬局の関係で「サンドラッグ」の保養所「たてしな山荘」が利用できることになった。
 格安だが貸し別荘みたいなので料理は自前なのだ。
 ところがここに強い味方が。
 薬局の小峰君の長男「ジョンナム」こと「ソータ」君はすし屋で修行中のプロの料理人なのだ。
 和洋中なんでもこなす名人でいわば「お抱えシェフ」。
見よ、この厨房の勇姿。
P1100038_ks_20100112132429.jpg
 
 カニとサンマは昨日、金盛とアヤちゃんが茨城は那珂湊市場まで買い出しにいってきた。
 さて、広間に全員そろって、イタダキマス。
P1100040_ks.jpg
 メニューはすき焼き、トリなべ、おでん、サンマのなんかイタリア風のやつ、カニ等々盛りだくさん。
しかもプロの味。
 そして、食後、隣接した本館で、バスケット、卓球、スカッシュ大会だ。
北朝鮮の秘密兵器、ジョンナム、ジョンウン兄弟。
P1100045_ks.jpg
 後ろに見えるのがバスケット、スカッシュのコート。
 いやー、酒が入ってたこともあって疲れた疲れた。
呼吸困難になって死ぬかと思った。
スキーではコケなかったけど、バスケで両膝にあざを作りました。
スカッシュでも、相当走らされ、きつかった。
 しかし、その後もまた戻って飲み始める。
 一人減り、二人倒れ、三人つぶれして、夜が更けていく。
 寝たの何時だったけ?
まだ、明日があるのだ。
  ~後編に続く
人気ブログランキングへ

↑ランキングに参加しています。1日1回応援のクリックをよろしくお願いいたします。

コメントはまだありません
2010.01.09

にゃんにゃん物語


 さて、我が小倉家で犬を飼ってる事は
皆さんよくご存知と思います。
 柴犬ですが、我が家は庭がなく室内でヌクヌクと暮らしている。
そのおバカぶりはしばしばこのブログでもご紹介しました。
(右のカテゴリの「犬」をクリックしてみてください)
 ウチの家族はみな動物好きで、猫も犬も大好きなのですが、
私と娘がひどい猫アレルギーで、猫さわると顔中かゆくなり腫れちゃうので、
猫が飼えず、室内犬を飼ってるわけだ。
 私は子供の頃から猫を飼っていて、おそらく猫を可愛がりすぎたため、
感作されアレルギーになっちゃったと思われるが、
娘は猫を飼った経験がないので、もともと持った体質(すなわち父の遺伝)が強かったとこに
学校帰りに野良猫さわりまくってたせいだろう。
 ところが、我が家の裏庭に昨年夏前から猫が住み着いた。
 我が家はきれいな庭はないが、トナリの家との間にちょっとした空き地がある。
 ここに、春に子供を生んだ野良猫一家が住み着くようになった。
 これが、母猫、我々は「かーちゃん」と呼んでいる。
PB060056_ks.jpg
 用心深くしっかりモノで、気が強いがナカナカの美形である。
 そしてこれが、上の子の通称「トラ」。
P1090053_ks.jpg
 甘えんぼで、ちょっとトロイところがある。
前足がふわふわで大きめのところがホンモノのトラの赤ちゃんみたいで可愛い。
 で、これが下の子の「シャム」。
PB060055_ks.jpg
 夏前は「かーちゃん」のおっぱい飲んでたホントに赤ちゃんだったが、
最近、すっかり大きくなった。
というより、やや太りすぎか。
シャム猫の模様だが、足が短く、尾が短く、体がまん丸で体形はシャムネコとは全然違う。
 こいつはこの体形のため、トナリの2階のモノ干しに飛び移れず、
塀の上で日向ぼっこしてる。
その姿はまるで「ミニ雪だるま」か「鏡もち」。
 実は最初は、赤ちゃんがもう一匹「ミケ」がいたのだが、
じきに姿を見せなくなった。
事故にでもあったか、誰かに拾われたかは定かでない。
 「トラ」はその大きさや態度からすると父親ではなく「シャム」より半年から1年上の兄弟のようだ。
 さて、こいつらがあまりに可愛いので、ウチの家族は「餌付け」を始めてしまった。
 毎日、掃き出し窓を開けると、それだけで全員集合する。
 写ってる3輪車は遊び道具(「トラ」が倒しちゃった)、赤いのは昼寝用ベッドだ。
「シャム」ちゃんの「丸さ」がよく分かる。
P1090051_ks.jpg
 そして、冬に備えてついにインターネットで犬小屋(猫小屋)まで買ってしまった。
全く、なんてことでしょう。
P1090060_ks.jpg
 そして、室内では、ソファでボーっとしてる「レディア」。
やっぱ、オマエには「野生」がないわ。
P1090062_ks.jpg
 そんなわけで、最近はスーパーに行くと
ドッグフードとキャットフードの両方をかごに入れるのであった。
人気ブログランキングへ

↑ランキングに参加しています。応援のクリックをよろしくお願いいたします。
両方とも一日一回ずつ押してね。

コメントはまだありません
2010.01.08

正義の戦い


 日本の調査捕鯨船が「シー・シェパード」とかいう反捕鯨団体に
しばしば妨害されていたのは、知ってました。
 先日、衝突があったみたいで、またニュースになってましたね。
 私としては、「調査捕鯨をジャマするテロリストのような悪の組織」、
というイメージがずっとあったんですが、
昨日、BSでオーストラリアのニュースを見てビックリしました。
 オーストラリアのメディアでは、
「調査捕鯨なんていうわけのわからん名目で鯨を殺戮する悪の日本船に
敢然と立ち向かう正義のシー・シェパード」
なんていう雰囲気で報道されてるのです。
 ううむ。
 正直、ショックでしたね。
 古来、ケンカ、紛争、戦争の類は必ず双方が
「自分たちが正義だ」と思うから起きているわけです。
 そしてその根本には、自分たちが正しい、という「世論」があるわけで、
その世論はしばしば故意に、あるいは偶然に「誘導される」わけです。
 日本が太平洋戦争したのも、ドイツ国民がナチを支持したのも、
アルカイダがテロを行ったのも、アメリカが中東に介入したのも、
北朝鮮がミサイルをとばすのも、
みんな「誘導された正義」のもとに行われたわけです。
 トップにいる人はともかく、集団は「自分たちが正義だ」と思っている。
 だから日本にいる我々はひょっとすると知らず知らずのうちに
「シー・シェパード=悪」の考えがすりこまれてるし、
オーストラリアのヒトは「捕鯨船=悪」になってるわけです。
 難しい問題ですね。
 私は、だから、今はどちらがどうとは言えません。
手元に判断を下すだけの公正な資料がありませんから。
(しかし、捕鯨に抗議するのに直接船出してくる、ってのは
どう見ても向こうがケンカ腰のような気がしますが。)
 ただ、オーストラリアのニュース番組がそのまま報道されたり、
ブッシュ大統領に対する戦争反対のロック・アルバム「ロック・アゲインスト・ブッシュ」が出たりする国は、
まだいいですね。
 この問題も、冷静な話し合いによって解決できるといいんですが・・・。
くれぐれも感情的にならないで欲しい。
 しかし、少なくともこの船、見た目の印象は「悪の秘密兵器」なんだけど・・・・。
 20100107k0000m030018000p_size5.jpg
人気ブログランキングへ

 ↑応援クリックお願いします。

1件のコメント
2010.01.07

坂の上のポニョ

 昨年末、NHKで放映していたドラマ「坂の上の雲」、面白かったですね。
 もともとこの原作は10年以上前に私、読んで大変感動したもので、
今回のドラマ化は、アナウンスがあってからずっと期待していました。
 ご存じない方のためにご説明すると、
松山出身で陸軍で活躍した「秋山好古」とその弟で海軍の「秋山真之」、
そして同じ松山出身の明治を代表する俳人、「正岡子規」を通して
日清日露の戦争を体験する明治の日本の国家としての成長を描いた話です。
 原作は司馬遼太郎氏で文庫版全8巻の大作です。
 私の好きな本ベスト10に入りますかね。
 しかし、司馬遼太郎氏は大作家なのだが、文章が上手くない。
この話、もともと新聞連載だったこともあって
通して読むとけっこう読みにくい文章です。
 しかし、徹底した取材と構成力で大作に仕上げています。
 この辺、ロックでいうと「ピンク・フロイド」的です。
 ピンク・フロイドは楽器演奏のテクニックもたいしたことないし、
メロディ・メーカーとしてもいまいちですが、
その構成力のすばらしさで、プログレッシブ・ロックの最高峰といわれています。
 その観点で行くと、今度のNHKドラマ「蒼穹の昴」の原作浅田次郎氏は
構成力もさることながら、文章めちゃめちゃ上手いので
プログレでいうとテクニック抜群の「イエス」みたいな感じだろうか。
(蒼穹の昴はつい昨年読んだ本で、これも面白かったのでドラマに期待してます。)
 話がマニアックな方向にそれてしまった。
 ともかく、「坂の上の雲」が読んでいて気持ちいいのは、
明治時代の日本の舵取りをしてる人たちが、
本気でこの国を何とか世界に肩を並べる国にしたい、
もっというと、何とか欧米列強の植民地にされたくない、
という、高邁な理想と真剣な危機感を持って生きていくところです。
 一方現在に立ち返って、今年の年頭の各党の代表の話を聞いてると、
何とか、相手の党の、弱みや不正を暴露してつぶしてやろう、
という話しか出てこないので、大変情けなく思います。
 日本は今、けっこうヤバイ事になってると思うのですが、
今の政治家はみんな、
自分の党の利益や、自分が次回当選することしか考えてないように見えます。
 もっと協力して高い目標に向かってできないもんかね。
 さてドラマ「坂の上の雲」を一家で毎回見てて、
第5回が終わったところで、
「次回、第2部は平成22年12月からです。」
とのテロップが出て
家族そろって「えーーー!」とショック。
(誰もチェックしてなかった。)
 続きは1年も先なのか。
 うーん、まあスター・ウォーズは3年ごとだったけど・・・。
(ちなみに今回、タイトルに落ちはありません。ただのダジャレです。)
↓ランキングへの応援クリック、よろしくお願いしますね。
人気ブログランキングへ

コメントはまだありません
2010.01.06

医者バカにはなりたくない


 最近ブログランキングなんちゅうモノに登録して、
しかもけっこう順位も上がるもんで、
他のヒトはどんなブログ書いてるんだろうと、
あちこち覗いてみたりする。
 医院、病院、医学関係のカテゴリーで調べてみると、
いやーいろいろありますねー。
 
 鍼・灸、整体や、調剤薬局のほか
宗教がかったものや、自己啓発セミナーとか、なんとかセラピーなんていう怪しいものまで、
実にさまざま。
 宇宙からの啓示とか、前世の導きとか、心の師とか、
けっこうイッちゃってるのも多いんですねー。
 ただ、開業医の先生が実名で書いてるとこはそんなに多くないですね。
みんな、そんな、ヒマじゃないのかしら。
 歯科の先生はワリと多いですね。
けっこう面白いのもある。
 いつも思うのだが、歯医者さんはみんな若くて、趣味が広くて
なんとなく生活に余裕が感じられていいです。
 それに比べ、どうも医者は年寄りで、いわゆる「医者バカ」が多いような。
あ、「バカ医者」じゃないですよ。
(まあ、「バカ医者」もそりゃ多いけど。)
 よく言えば、真面目なんだが、悪く言うと世界が狭い。
 ブロガーの中でなく「世間一般に」ということです。
 以前、医学部の学生の時、5月の連休に軽井沢に遊びに行きました。
 同級生、男4人(みんな彼女なし)。
同じ勉強会のグループで、国家試験対策の輪読や問題集をやっていた仲間です。
 (ゴールデン・ウィークに男4人で軽井沢とは、というツッコミはとりあえずおいといて。)
 そのとき、あるオープンカフェで、食事してた時、
近くのテーブルにいる若者グループの話が耳に入りました。
 話の内容から、どうも医学生か、研修医であることがわかりました。
 その時に、こんな連休にリゾート地まで来て
医学の話をするなんて、なんてつまらないことだ、
もっと楽しい話題が他にあるだろうが、と我々は思い、
また自分たちもそういうことがあったかもと思って、大変反省したのでした。
 俺たちは決して「医者バカ」にはなりたくない、
仕事以外に話題がないなんてナサケナイじゃないか。
 仕事とゴルフの話しかできない医者には絶対ならないぞ、と。
 と言うわけで、我が勉強会グループは、国家試験勉強会のあと
「雑学勉強会」と称して、なるべく医学に関係ない各々の興味ある得意分野を
さらに調べてきて出題と解説をすることにしました。
 いわゆる「へー」と言う類の雑学。
内容は、歴史、経済、文学からアイドル、グルメ、エッチ関係まで多岐にわたりました。
 その勉強が役立ったかどうかはわからないけど、
まあ、こんな「ロックな耳鼻科」やってます。
↓てなわけでブログランキング、もう一個追加しました。こちらは「FC2」以外の会社のブログもあります。
応援クリック、お願いしますね。拍手もねー。

人気ブログランキングへ

1件のコメント
2010.01.05

今日から仕事始め


 さて、今日からいよいよ仕事です。
 患者さんの子供さんにも、ひとりひとりに
「あけましておめでとうございます。」
と挨拶しますが、やはり小さい子にはちょっと長い。
「マス。」しか言わない子や、ニヤニヤしてる子がほとんどだ。
 中には
「それ、もう終わったよ。」
と言う子もいた。
 ムズカシイなー。
 お父さん、お母さんに対してはもう終わったんだけど、
今年初めて会ったおじさんには、まだ言ってもいいんだぞ。
 年明けの診察は、年末に比べて具合の良くなってる子が多いのが助かる。
 特に、保育園や幼稚園に行ってる子供たちが、
1週間休むと、状態はホント良くなることが多い。
 その徴候は小さい子ほど顕著で、やはり集団保育ってのは
小さい子にとってはかなり負担なのだ。
 もっともウチの子も、特に2人目は4,5ヶ月から保育園にお世話になり、
母よりも保母さんになついてた、ということもあるくらいなので、
患者さんのお母さん方に大きなことは言えないわけですが。
 まあ「じゃあ、この耳は、年越しだね。」
といってた子の中耳炎が良くなってるのを見るとうれしいです。
 中には「やっぱ、ダメだー。」
と、鼓室チューブ留置のオペ予定になっちゃった子もいましたが。
 
 何だかんだで、新しい1年が始まりました。
 今年も、患者さんの側に立った視線で、より良い医療を常に心がけたいと思います。
 さあ、今年もがんばるぞー、と診察室の机の上の卓上「レッズカレンダー」を見ると
1月は・・・「闘莉王」かよー。
いきなり気分が萎えるなー。
(注:ご存知の方も多いと思いますが闘莉王は2010年シーズンから名古屋に移籍になりました)

↑ランキングのクリック、よろしければお願いします。

コメントはまだありません
医療系をまとめました。
2010年1月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
最近の投稿 最近のコメントカテゴリー アーカイブ